就活の新常識!学生のうちに知っておきたい会計

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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484102085

作品紹介・あらすじ

会計を知れば「会社研究」でライバルに差をつけられる!エントリーシートの書き方・面接への対応力が変わる。

感想・レビュー・書評

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  • 就活生向け。
    部分的に社会人向け、CSR、SRIの話題に脱線もするが、
    TSUTAYA、電通VS博報堂、三菱商事VS三井物産などの事例を用いた分析は有意義。

  • 公認会計士が書いた、会計の基本書。
    学生のみならず、社会人が読んでも十分に役立つ逸書。
    もっと早くにこの本に出会いたかった。

    大学での漠然とした見えないものを研究する経済学よりも、実際の企業分析をして経済の動きを知ろうという著者の眼のつけどころに関心。

  • 大学時代に一度読んだ本を社会人になり再読した。当時より書かれている内容に触れるようになっていて大分理解が進んだ。
    数字に強い人は数字をイメージできている。例えば、営業利益率20%という言葉を聞いて、5,000万円のマンションを1戸売ると1,000万円儲るのかと、5万人という数字から東京ドームが満員になるといった具合に変換している。
    また、数字は単独では意味を成さないことも多く、時系列で比較したり競合と比較することで初めて活かせることも少ないくない。

  • 営業利益・経常利益だとか、資産・純資産だとか、そういう基本的な会計の知識すら持ってなかったため、大学の生協で手にとって購入。
    別に就活のために買ったわけではないが、来年から社会人になるというのに、自分の会社の決算書くらい読めたほうがいいだろうと思って読み始めたが、結構わかりやすかった。わかりやすかったし、有価証券報告書とかをちゃんと見てみようという興味を持つことができた点が大きいと思う。

    就活のために、会社研究の勉強として読んでもいいとは思うけど、あくまで+αかな。
    この本の中で紹介されてたUlletっていうサイトはすごく便利だから、そのサイトで自分の興味のある企業の純利益とかCFのグラフ見ながら、この本で書かれてる分析をすれば、企業の会計についてもっと興味をもつことができると思う。

  • 学生が「会計」を学ぶ意義や、効率のよい学び方が丁寧に書かれており、非常に理解しやすい。

    ただ、「就活」に対する考え方は若干偏っている部分もあると思われる。

    会計の、「企業や社会を読み解くツール」としての側面を学生が理解するために十分な一冊。

  • この本は公認会計士の方が、会社を研究し、会社へのアピール力のあるエントリーシートを書くことを目的とした本です。
    ですが、内容的には、決算書から会社を分析してみたいと思うビジネスマンも読むといい本だと思います。
    たとえば「財務3表とセグメント情報」では、損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書の説明があります。基本的なことですが決算書を分析するにあたり、専門家でもない限りこの程度で十分ではないかと思います。
    損益計算書の5つの利益の売上高に占める割合を比較することによって、その会社が薄利多売で儲けているのか、販売コストをかけることによりでブランド力を維持しているのか、製造コストに比重をかけ販売コストを極力おさえているのかなどがわかることが書かれています。
    貸借対照表では、自己資本比率(自己資本÷負債・純資産合計)を見ると企業経営の安定度がわかることが書かれています。
    キャッシュフロー計算書では、営業活動によるキャッシュルフローに着目することにより、その企業の活動段階(成長、安定、衰退、壊滅)がわかることが書かれています。
    具体的な、TUTAYA、電通、博報堂、三菱商事、三井物産などの分析事例もあります。
    また、「社会人に必要な3つの数字力」の章は、ビジネスマンには使える章だと思います。
    「原油価格の上昇によりどのようなことが起こるか」「次の2つの数字はJALとJR東日本のどちらか」「カフェの売り上げを次年度2倍にするにはどのような方法が考えられるか」など問題をもとに考えるようになっています。この問題を解いてみるだけでも、会計を考えるよいきっかけになると思います。

  • 就活の新常識!学生のうちに知っておきたい会計 こういうの活用できる企業ってどうしても競争率の高い上場企業ばかりになっちゃうんだよなあ。上場してない中小企業でも優良企業なところはあると思うのだけど。 http://amzn.to/dHwsN7

  • 就職というより、簿記に興味があって手に取った。

    損益計算書や貸借対照表の他、IR情報や新聞、webの情報をを用いて企業のビジネスモデルや特性を読む手段の解説が主な内容。

    会計、財務の言葉の違いも分からない私でも、数字に興味を抱くことができた点で★4つ。数字の入門として読むにはオススメ。
    経理に関係のない方でも、数字に基づいたビジネスモデルの解説があるので、損はないと思います。

    学生のみならず、社会人にとっても以下の点で有用だと思った。
    1. ビジネスモデルを掴む練習
      (数社のビジネスについて、実際の決算書を基に理解を深める)
    2. 数字を読む練習。
      (生きた数字を読む面白みを感じられる。会計初歩の初歩について大まかな知識が得られる)
    3. 数字に興味を持った人向けに、各分野でのオススメ図書が示されている。

  • 《4コマ図解・読書録゛(ログ)》No.116
    http://archive.mag2.com/0000255083/20100422233000000.html
    望月実&花房幸範【著】
    『学生のうちに知っておきたい会計』

  • 「学生のうち」にとありますが、社会人になっても役立つ非常にいい本でした。

    とくにうれしいのが、どこを見ればいいだとか、詳しく分析するにはこの本だとか、しっかりと補足されていますし、どのサイトをみれば良いだとかも書かれています。  非常に丁寧に作られていると思います。

    企業の分析のところでは、セグメント分析や、企業の比較もあり、良い一冊でした。 財務分析をして投資しようと思われている方にも良い一冊だと思います。

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