アイデアのつくり方

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制作 : 竹内 均  今井 茂雄 
  • CCCメディアハウス (1988年4月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484881041

アイデアのつくり方の感想・レビュー・書評

  • 内容:アイデアは今あるものを組み合わせることで出来上がる。組み合わせはひらめきに近いものがあるが、多くの事柄を知っていれば自然とアイデアも増える。

  • 原本はかなり古い、アメリカの広告業界の著者が書いた広告のためのアイデアの作り方。ただ広告以外にも共通する内容とする。まぁ薄いし、すぐ読めて、エッセンスが詰まってるといえばいいのか。

    以下の一文に尽きる。「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない。」

    あとは組み合わせを思いつくかどうか。

    第1 資料集め-諸君の当面のための資料と一般知識の貯蔵をたえず豊富にすることから生まれる資料と。

    第2 諸君の心の中でこれらの資料に手を加えこと
    第3 孵化段階。そこでは諸君は意識の外で何かが自分で組み合わせの仕事をやるのにまかせる
    第4 アイデアの実際上の誕生。
    第5 現実の有用性に合致させるために最終的にアイデアを具体化し、展開させる段階

  • newspickで誰かが勧めたので買った800円の本だが値千金の本。「心理と社会」の中でパレートは言う。この世に人間は2種類いて革新的で新しい組み合わせに夢中な人とそうでない人。この本は前者に捧げる本である。この著者であるジェームズWヤングもさる事ながら、この内容に「びっくりした」という竹内均氏の解説も素晴らしいの一言につきる。

    ヤングによればアイデアとは「既存の要素の組み合わせ」であるとの事。
    ①資料を集める事(意識)
    ②咀嚼する、組み合わせを錯乱状態になるまで考え抜く(意識)
    ③消化する(無意識)
    ④誕生、ユレイカ!(無意識)
    ⑤アイデアを具現化し展開する(意識)

    注意事項&留意点
    ①特殊資料(製品と消費者)と一般資料(世の中の様々な事)を集めまくる。決してデータを退けない事
    ③④は無意識の力。つまり無意識とは創造には欠かせない。その辺はted talk 「創造性を育むには」エリザベス・ギルバートを参照するべし
    ※KJ法やパレートの法則は天才の美的直感を凡人の為に数値化したもの
    ※中庸とはパレートの法則の応用である(by 竹内均)

  • 帯の煽りに偽りなし!

    まさしく60分で読めて一生手放せない本だ。

    こういった本こそ本棚に並べるべきだと思った。
    綺麗に並べておく本ではない。

    この手の本をたくさん読んでいるなら目新しさはないかもしれない。

    アイデアにおける原則が余分なく簡潔に説明されている。
    名著は時間を経て余計なものが削ぎ落ちて洗練されていくが、この本は最初から洗練されている。

    本となって洗練される前に著者のジェームス・W・ヤングの人生の中で洗練されていった経験の結晶なのだろう。


    人生の節目節目で実践とセットで読み返したい本。

    とても良い本でした。

  • 1時間程度で読める。
    アイデアは、知識と知識の組み合わせ。常に知識を入れなければ、アイデアは生まれない。芸術や演劇などに触れて刺激を受ける事も、潜在意識の中で組み合わせを思いつくきっかけになる。

  • アイディア作りのバイブル。バイブルと言われるに相応しい内容。本編は1時間で読める量。だが、内容はまるで不足なく、体系立ってアイディアの産み方が書かれている。発想力が乏しいなーと思うので、原理に沿って様々な事象を関連付けることを実践することからやっていきたい。趣味や出会いに何一つムダがないことも教えてくれる。キャッチコピー通り、何度も読み返したい。

  • アイディアつくりの大書と言わるだけあって、アイディアを出す上での本質を非常にシンプルな5ステップにまとめた一冊。

    ①アイディアを集めよ!専門分野はもちろんだが、専門分野以外も、えり好みせず広く、興味をもって。

    ②アイディアを咀嚼せよ!集めたアイディア1つ1つの持つ意味を多面的に考えよ。

    ③アイディアを掛け合わせよ!新しいアイディアとは、既存の知見の掛け合わせて新しい価値を発掘することに他ならない。

    ④アイディアを醸成させよ!考えに考えつくしたその先の、リラックスしているふとした瞬間に突如アイディアは降ってくる。

    ⑤アイディアをチェックせよ!そのアイディアは実現するための施策を考えよう。具体化することで立ち消えるアイディはごまんとあるが、諦めてはいけない。

    5ステップのシンプルさもさることながら、こんな秘訣を世に広めて大丈夫なのか?という問いにたいして、ステップを知っても、実際にこのことを突き詰めて実施する人はどれだけいるか、ほとんどいない、だから問題はなにもない!という言葉印象深い。仰る通り!ハウツー本は読んだことで満足せず、実践してアウトプットしてナンボ!

  • 非常にコンパクトでありながら実用的・実践的で、広告業界以外の人間でも大いに参考になることだろう。

  • 下調べが1番大事!

  • 非常にシンプルで 言いたいことを キッチリ言う 
    という スタイルで 読み継がれている。

    『アイデアを売ろうと思うのです』
    『アイデアを手に入れるか』と質問されて、啓発された。

    最初に 前提をおく
    ①この公式は、説明すれば簡単なので、
    これを聞いたところで
    実際に信用する人は少ない。
    ②説明は簡単だが、
    実際に実行するとなると最も困難な種類の
    知的労働が必要となる。

    竹内均は以下のようにまとめる。
    アイデアのつくり方
    ①データ(資料)集め
    ②データの咀嚼
    ③データの組み合わせ
    ④発見した瞬間
    ⑤アイデアのチェック。

    ①、②、⑤が 意識活動
    ③、④が 無意識活動 インスピレーション。

    たった、このようなことを わかりやすく示している。
    すくなくとも、③と④が必要であり、
    これを実行することが 難しいのである。
    シンプルすぎて モノたらない という感じだ。
    でも、これだけ 絞り込むチカラは 重要かもしれない。

  • 1988年に初版にも関わらず、
    2016年に第69版が出ているというロングセラー。
    わずか110ページで、小一時間あれば読めるが、
    "アイデア"づくりの本質が書かれている良書。

    アイデアは、先天的なセンスではなくて、
    既存のものx既存のもの、その組み合わせで作られる。
    要は"その既存のもの"をどれだけ知っているか、
    調べられるか。自分の業界+世の中の一般的なこと、分け隔てなく調べることが重要。

    日常を無意識に生きるのではなくて、
    意識的に生きれば、その分、ワクワクが生まれるというのを
    読んでいて感じました。

    自分の中で”人生で大事にしたい本棚”入り決定。

    ★KEY POINT:
    ・事実と事実の間の関連性を探ろうとする心の習性がアイデア作成に最も大事。
    ・心の習性を鍛える5つの段階
    1)資料を収集すること
    *集めてくる資料は2種類:特殊資料・一般的資料
    例(広告業界):特殊資料 - 製品およびそれを売りたいと想定する人々についての資料
    一般的資料:人生とこの世の種々様々な出来事についての一般的知識
    *カード索引法:3inch x 5 inch の罫線の入った白いカードを用意、特殊な知識を項目ごとにこのカードに記入する。
    2)資料を咀嚼する段階
    ・調べた資料を1つ1つ読み取る
    ・2つの事実を一緒に並べる→関連性を探す
    *資料に手を加える段階
    3)部分的なアイデアがぼんやりと生まれ始める段階
    ・ぼんやりしたものでも、紙に記入する。
    ・一旦無意識状態に心を移す段階
    ・自分を刺激してくれる全く違う何かに心を移す。
    (映画に行くなど)
    *ただ、常にそれを考えること。
    4)アイデアが生まれる段階
    ・無意識化でアイデアが生まれる
    5)アイデアの具現化
    ・現実と合致させ、最終的にアイデアを具体化して、展開する段階

  • 100ページくらいしかない作品ですが、
    読み終わった後の、なるほど~感がすごいです。

    アイディアの作り方は5個のステップで
    できるというコピーライターとしての経験をまとめています。

    この作り方は広告向けのコピーだけでなく、
    技術的な内容のアイディアの出し方や、
    本を場合のアイディアの出し方など何にでも
    応用できるようです。

    集めて(①)、整理(②)まではできるような気がしますが、
    その情報をどう組み合わせる(③)か、
    それがアイディアだと気づくか(④)という点が
    難しいような気もしました。

    でもそれがアイディアの作る際のコツであるのは
    間違いなさそうです。

  • アイデアの作られる過程
    1.資料集め
    当面の課題のための資料と一般的知識の貯蔵をたえず豊富にすることから生まれる資料。(特殊知識と一般的知識)
    カードに集めてきた特殊な知識を項目ごとに記入すると整理される。
    2.資料を咀嚼する。
    3.孵化段階。意識の外で何かが起こる。データの組み合わせ。
    4.アイデアの誕生。
    5.アイデアを具体化し展開させる。

    1.2.5は意識的活動。3.4は無意識的活動。
    2までにすべきことをやり遂げる。
    3では問題を放棄し心の外に放り出す。
    この段階では感情を刺激することをやる。音楽を聴いたり映画を見たり。小説を読んだり。
    4で最も期待していない時にアイデアが湧いてくる。
    ヒゲを剃っている時、風呂に入っている時。

    この本の内容のことは結構よく言われることですね。
    元はこの本から来ているのかもしれません。

  • アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ

    既存の要素を新しい一つの組み合わせに導く才能は、事物の関連性を見つけ出す才能に依存することが大きい

    資料集め(課題のための資料、一般的知識)→資料に手を加える→意識の外に置く→アイデア誕生→有用性を踏まえ、具体化し展開させる。

  •  アイデアの作成はフォード車の製造と同じように一定の明確な過程であるということ、アイデアの製造過程も一つの流れ作業であること、その作成に当って私たちの心理は、習得したり制御したりできる操作技術によってはたらくものであること、、そして、なんであれ道具を効果的に使う場合と同じように、この技術を修練することがこれを有効に使いこなす秘訣であるということである。(p.18)

     知っておくべき一番大切なことは、ある特定のアイデアをどこから探し出してくるかということではなく、すべてのアイデアが作り出される方法に心を訓練する仕方であり、すべてのアイデアの源泉にある原理を把握する方法なのである。(p.27)

     事実と事実の間の関連性を探ろうとする心の習性がアイデア作成には最も大切なものとなるのである。(p.31)

     私がこれまでに知り合った真にすぐれた創造的広告マンはみんなきまって二つの顕著な特徴をもっている、第一は、例えばエジプトの埋葬習慣からモダン・アートに至るまで、彼らが容易に興味を感じることのできないテーマはこの太陽の下には一つも存在しないということ。人生のすべての面が彼には魅力的なのである。第二に彼らはあらゆる方面のどんな知識でもむさぼり食う人間であったこと。広告マンはその点、牛と同じである。食べなければミルクは出ない。(中略)広告のアイデアは、製品と消費者に関する特殊知識と、人生とこの世の種々様々な出来事についての一般的知識との新しい組み合わせから生まれてくるものなのである。(pp.37-38)

    第一 資料集めー諸君の当面の課題のための資料と一般的知識の貯槽をたえず豊富にする事から生まれる資料と。
    第二 諸君の心の中でこれらの資料に手を加える事。
    第三 孵化段階。そこでは諸侯んは意識の外で何かが自分で組み合わせの仕事をやるのにまかせる。
    第四 アイデアの実際上の誕生。<ユーレカ!分かった!見つけた!>という段階。そして
    第五 現実の有用性に合致させるために最終的にアイデアを具体化し、展開させる段階。
    (pp.54-55)

     石鹸についての“特殊資料”は、石鹸のもつ洗浄作用という一義的な効用について語られているが、今日ではむしろ、<その製品に付加された情報勝ち越そが品質となりつつある>。(p.98)

  • アイデアを生み出すにはどうすればよいか、を簡潔に説明しています。1時間足らずで読み終えられます。アイデア発生過程をいくつかの段階に分けています。情報の収集、情報の咀嚼、情報の複合、情報を寝かせる、閃き、アイデアの可否判断といった具合。割りと既に知っていそうな内容ですが、こうやって改めて明文化されたものを読むと妙に納得させられます。

  • 以前に読んだ「思考の整理学」と内容がほとんど重複している。これは本書の内容が広告業界だけにとどまらず全ての思考に汎用的に使えるという事でもあり、世界中で同じような発見をされている事の実証でもある。
    しかし本書の冒頭で述べている、アイデアマンと実務家は異なる、という点に関しては突っ込んだ論理展開がなされていない。仕事に関連して特許を書く経験が多い為に分かるのは、確かに二種類の人間はいるという事である。それはアイデアというものに魅力や興味を持っているかどうかとも言える。そこまで因数分解した所で、ヒトの趣向は異なる事の意味を追求する事は本書のテーマではないので突き詰めなかったのかもしれない。

  • 作り方は、分かった気がする。けど、それを実践するのは難しい。いや、この方法を信じて、自分を信じることこそが難しいと感じる要因か。
    行き詰まった時に、参考にしたい。

  • アイディア創出方法の基本を示している本

  • アイデアの出し方について書いた本。
    アイデアって、頭の良い一種の天才のような人にしか、
    作り上げられないものではないということを言ってます。

    良いアイデアを作るにはどういう過程でアイデアが
    生まれるかを理解することが大事で、
     ・成し遂げたいことを課題として挙げる。
     ・課題に関連しそうな出来事・事実を、
      まずは出来るだけたくさんのインプットを得る
     ・インプットを定期的に整理して振り返られるようにする
     ・まとまったインプットから新しい組み合わせはないか?
      を考えてみる。
     ・考えた内容が具体性がないなら、足りない情報を整理し、
      再度情報を集めてみる
     ・繰り返した結果、新しいアイデアが生まれる
    という流れになるんだそう。

    情報社会になって集めることは簡単にできているが、
    それを整理するという行為を逆にしなくなってるのかな
    だから、良いアイデアが生まれにくくなっているのかな
    と自分自身を振り返っても改めて感じました。

    【勉強になったこと】
    ・どんな技術を習得する場合でも大切なことは、
     第一に原理であり第二に方法である。

    ・色んなアイデアは、対象に特化した特殊知識と
     世間のニーズといった一般的知識の組み合わせで生まれる。

    ・意外と言葉を正しく知っていることは大事。
     言葉の組み合わせからアイデアが生まれたりもする。

    ・アイデアのつくり方5段階
     ①データ集め
     ②データ咀嚼
     ③データ組み合わせ
     ④ユーレカ(発見した!)の瞬間
     ⑤アイデアのチェック
     ⑤までをやって、残ったのが良いアイデア

    ・パレートの法則は数値が重要なのではなく、
     大事なことをやっていくことで残りが解消される
     という根本原因を見つけることの重要性を説いている。

  • 60分で読めるけれど一生あなたを離さない本。《アイデアをどうやって手に入れるか》という質問への解答がここにある。

    本書は、アメリカで「創造的思考に関する古典」と称されているらしい、非常にコンパクトなアイデアづくりの参考書です。もともと広告コピーライターであった筆者が、「アイデアをどのように手に入れたら良いか?」というイシューに対して答えるために書かれたものです。
     本書が提示している「つくり方」の柱は、
    1.データ収集
    2.データの咀嚼
    3.データの組み合わせ
    4.ユーレカ(発見)の瞬間
    5.アイデアのチェック
    という5段階の、単純明快で誰でも理解できるプロセスです。

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