アイデアのつくり方

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制作 : 竹内 均  今井 茂雄 
  • CCCメディアハウス (1988年4月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484881041

アイデアのつくり方の感想・レビュー・書評

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  •  アイデアの作り方に関する、基本にして奥義。
     本文は、わずか51頁分しかない。しかも、アイデアの作られる全過程ないし方法はたったこれだけ。

    《第一 資料集め――諸君の当面の課題のための資料と一般的知識の貯蔵をたえず豊富にすることから生まれる資料と。
    第二 諸君の心の中でこれらの資料に手を加えること。
    第三 孵化段階。そこでは諸君は意識の外で何かが自分で組み合わせの仕事をやるのにまかせる。
    第四 アイデアの実際上の誕生。<ユーレカ! 分かった! 見つけた!>という段階。そして
    第五 現実の有用性に合致させるために最終的にアイデアを具体化し、展開させる段階。》(54-55頁)

     資料を収集し、分析と検討を加えた後、一度「寝かせる」ために忘れ、あるときひらめいたらそれを形にする。シンプルすぎるくらいシンプルな定式である。
     だが、あらゆる分野でのひらめき・発想というのはほとんどこの過程を経る。言われればその通りなんだけど、これをキッチリできない人も多いのは確か。その意味で「基本にして奥義」。

     すぐ読める本だが、その内容は骨太で本質を突いている。発想法本では引用や言及されることが多い「古典」なので、一読しておくことをオススメする。

  • 数年前に職場で受講した企画発想力研修でも紹介されたし、アイディアや発想力養成のための本でもよく名前を目にする本書。
    序文や解説を除いたら50ページ程度、しかしその中に「アイデアのつくり方」が簡潔明瞭に記されています。
    まさに秘伝の書のような趣。

    よく引用されるのは「アイデアは既存の要素の新しい組み合わせである」という文章ですが、それを生み出すための5ステップもとても重要。
    資料を読んだり材料を集めたあと、自分の中で材料を咀嚼し、こねくりまわしてみる。
    そのあと一旦考えるのをやめて、自分の中で材料たちが化学反応を起こすのを待つ。
    この一旦寝かせるというのが重要なのですね。
    自分の中でいろんなものと交じり合い、いい具合に発酵したアイディアは、意識していないときに突如としておりてくる。
    「ユーリカ!」は待ってるだけではダメ。
    ちゃんと材料は集めておくべし。
    それから、最後にさらりと書かれている「言葉」が大切というのも忘れないようにせねば。

    本書を読んだら、これまで読んだお仕事関係の本に書かれていたことがつながったように感じました。
    それだけ本書の内容がベーシックかつ核心を捉えているということなのだろうな、と思いつつ読了。

  • 人生の50冊 ベスト3

    短い本が秘めている大きな可能性。
    発想法に関する本はたくさんあるが、
    この本の焼き直しか、
    二番煎じだと言えるほどパワフル。

    アイディア=既存 + 既存 の組み合わせ
    組み合わせの多様性がアイディアのオリジナリティを生み出す。
    メッセージはシンプル。

    ただし、これも実践の書であり、
    読んだ後に実行しなければ、読まなかったのと同じ。

    パソコンやネットのパワーを手に入れた人類ならば、
    この本の指摘するアイディア倉庫は
    この当時よりも簡単に創れるはずだが、どうだろうか?

    実践したものだけが、アイディアを生み出すことができる。

  • アイデア考案法をシンプルにまとめた書籍。
    少し翻訳がわかりにくい部分はあるが、ポイントだけがまとめられているので、すぐに読める。

  • タイトルの通り、アイデアの作り方。
    同じ方面の名著系まとめででもよくおすすめ1位や、
    必読書に指定されていたりする。
    昨日、古本屋で買ってそのまま車の中で読了。

    新書サイズで、ハードカバーがついてちょっとそれより大きめ。
    解説・訳者あとがきを抜いたら本編が62ページ、
    新品で買っても800円でそれから半額、
    思っていたよりだいぶコンパクトな本だったので、
    この手の本はちょっと食傷気味だったけど、
    つまみ程度でいけるかなと購入。

    中身だけど、個人的には
    スペキュラトゥール(投機的・思索的)のくだり(P21)と
    翌朝の冷えびえとした夜明けのくだり(P52)が好きだ。

  • この本は、今まで読んだ本の中で最も衝撃的で、一生手元に置いておきたい本の一冊となった。

  • 分かっているようで分かっていなかったアイデアの作り方。
    この本に書いてあるとおり、普段なにか新しいものを考え出そうとする時に資料の収集は怠りがちである。
    大切なことを改めて気づかせてくれる一冊。

  • 知り合いから頂いた本。
    書店に置いてあったら、見落としてしまいそうなほど小さな本で、こうやって手渡しで頂けなかったら出会うのはずいぶん先だったかもしれません。

    「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」と、始まって、アイデアが作られる過程を非常にコンパクトに要約しています。

    アイディアという言葉はどこか魔法の産物のようですが、よくよく分解してみると、実は、2つの何かの組み合わせ。
    この言葉に、どこか気持ちが軽くなりました。新しいものを作ることに、ちょうど疲れていた時だったからです。
    その関連性を見たり、書きとめたり、その一連の流れは、私が大学でやってきた社会学ととても似たところがあります。

    私なりにちょっと頑張れるかもしれない、そんな期待を後押ししてくれました。
    また困ったときに開いてみようと思います。

  • 一時間もあれば読んでしまえるが、渉外あなたの心を捉えて離さない本。
    全人間はスペキュラトゥール(新しい組み合わせの可能性につねに夢中になっている)とランチエ(鴨にされる人)の2タイプに分けられるとのこと。今の自分は型にはまった、着実にものごとをやる、想像力に乏しい、保守的な人間で、先にいった投機的な人々によって操られる側の人やなぁ笑でも投機的になりたいとはおもう。
    アイデア作成の基礎となる一般的原理について大切なこと二つ。1つはアイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外のなにものでもないということ。2つは既存の要素を新しい一つの組み合わせに導く才能は、事物の関連性をみつけ出す才能に依存するところが大きいということ。これは単純に自分が好きになったり尊敬したりする人ってそういうのが上手いから気になった。いわゆる例えがうまいってこれやとおもう。具体を抽象化してまた具体化せんと例えれんとおもうんよねー。はー、社会科学勉強して鍛えよ!笑
    特殊資料の概念は大変興味深い!一人のタクシー運転手を独自の人物にするまで研究ってそんなことしてたら1日ずっとおもろいやん笑 一般的資料はまさに好奇心どころか好奇体かな、歩く好奇心レベルの人間なりたいなー、ならなくちゃー。それらがアイデアを産み出す新しい組み合わせにつながるんやってとこを忘れずにね。
    五つの技術は実践には骨が折れそうやからまた必要を感じたときに読み直そうかな。

  • すごく簡潔に、でも必要なことはすべて書かれてある。
    超ロングセラーなのもうなずける、良書。

    アイデアとは、既存のものの組み合わせである。
    この考え方はもうばっちり刷り込まれました。

    手元に置いておいて何度でも読み返したくなる、
    教科書のような本です。

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