舛添のどうなる日本どうする日本: 国民で考えるエネルギー問題

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  • 東京書籍
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487796830

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  • 4-487-79683-0  197p 2001・6・21 1刷

  • 数少ない政治の観点で見たエネルギーの本, 2004/10/27


    海外では、原子力の利用、廃止の判断、自然エネルギーへの移行は、政治問題として扱われている。しかし、日本では、エネルギー議論そのものが少ない。
    その中で、政治の観点でエネルギーの政策提言を行っている本著は非常に参考になるものだと思う。
    著者のスタンスも結構同意する部分が多かった。自然エネルギーが注目されているが、それに依存するにはそれなりの覚悟が必要なこと、省エネを非常に重視している点、特に省エネにはスーツなどの服装を根本的に変える提言は非常に賛同できた(蒸し暑い日本でスーツほど、不都合なものはないと思う)
    原子力に対する姿勢も同意する部分が多かった。原子力を単に否定するのではなく、長所、短所を見極めて、国民の判断の上で決めるべき。必ずしも原子力は単に否定すべきものでは無いかも知れない。
    本の内容も読みやすいので、環境問題とエネルギー問題に興味を持ったら、一読する価値はあると思う

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著者プロフィール

舛添要一(ますぞえ・よういち)

 1948年、福岡県に生まれる。1971年、東京大学法学部政治学科を卒業し、同学科助手。パリ大学現代国際関係史研究所客員研究員、ジュネーブ高等国際政治研究所客員研究員などを歴任。1989年、舛添政治経済研究所を設立。2001年、参議院議員選挙に出馬し、168万票を得て当選。 2005年の自民党「新憲法草案」のとりまとめに際しては中心的な役割を務め、2006年からは参議院自民党の「ナンバー3」政策審議会長を、2007年からは厚生労働大臣をつとめる。2014年、東京都知事に選出される。
 著書には、『母に襁褓をあてるとき―介護闘い日々』(中公文庫)、『内閣総理大臣―その力量と資質の見極め方』(角川oneテーマ21)、『永田町vs.霞が関』『日本新生計画』『日本政府のメルトダウン』『憲法改正のオモテとウラ』(講談社)などがある。

「2014年 『母と子は必ず、わかり合える 遠距離介護5年間の真実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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