- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784487797950
感想・レビュー・書評
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あの自転車ツーキニスト疋田さんの本。面白いよー。もちろん買ったのではなく県立図書館からの借り物^^。
図書館の蔵書を「自転車」で検索すると出るわ出るわ本・本・本。街中の人気とはあまり比例しないのね、蔵書の割合。
さて本の中身は口上通り種々雑多。共通点は自転車に乗りながら考え付いたという一点のみ。いわく「ウンコで運は掴めるか?」「ダムを見に行く」「オカマを買い換えた」、、、。
失礼ながら著者の思想が特別深いというわけでなく(ほんとに失礼)、自転車乗りの視点からの考察が従来どれほど少なかったかと知らされるのが、第4章「自転車的なる日常から一言申したい」第5章「自転車と社会は今後どうなっていくんだろう」あたりか。
最後には編集者のことも書いてあり、息抜きにはピッタリの本。また再読したいと思わせる。
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この装丁かっこいいな。
第一章と三章の「サドルの上で考える」はかなりくっだらね〜エッセイ(笑)最初にうんこのとぐろの話が来た時はもう読むのをやめようかと思いました。
ただ第二章の輪行話と四章、五章の自転車の現状、未来について語った部分はとてもよかった。
今の日本は自転車乗りには生きにくい社会なんだけども、その中でどうやって自動車・歩行者と共生していけばいいのか?読んでなるほどなぁと納得しました。
ぜひこの四章・五章を国土交通省あたりに読んでもらいたいよね。
どれだけスポーツ自転車がいいものかって力説されているので、乗りたくもなります。本気で自転車を愛してるんだな〜っていうことが感じられます。
あとGIANTが台湾のメーカーだってことを初めて知りました。やるなぁ台湾!