焼酎手帳

  • 東京書籍
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487804221

作品紹介・あらすじ

自分好みの焼酎銘柄を選ぶときに,出張先や旅行先で地酒を楽しむための参考書として,また焼酎の基本を知る入門書として使える手帳型ポータブル焼酎図鑑。芋・麦・米・黒糖など原料で大きく分け,さらに都道府県別に分類して有名銘柄の特長とそのラインナップを紹介するとともに,味わいがひと目でわかるように,各原料別でテイストとフレーバーのマトリックス表示がついています。見やすい産地マップとや味わいから銘柄を選ぶためのマトリックスもつき,あらゆる角度からの検索が可能です。

感想・レビュー・書評

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  • 読書録「焼酎手帳」4

    監修 「焼酎アドバイザー」認定、SSI
    出版 東京書籍

    p164より引用
    “さつまいも、麦、米、黒糖、タイ米(泡盛)
    を除く、それ以外の原料で造られた本格焼酎
    を、本書ではこの項で紹介する。”

    目次から抜粋引用
    “御神火芋
     森伊蔵
     百年の孤独
     天心
     八重泉”

     日本の酒文化・日本食文化を研究し継承発
    展させることを目的とした団体監修による、
    日本の焼酎を紹介する一冊。
     焼酎の基礎知識から各銘柄の紹介まで、
    原料別にオールカラーで紹介されています。

     上記の引用は、焼酎の原料についての一文。
    穀物や糖質を含む植物があれば、どんなもの
    からでも作ることが出来るようです。
    日本酒、酒粕、じゃがいも、栗、胡麻、シソ、
    ナツメヤシ、人参、大根とあらゆるものでも
    作れるようです。
    こうまでしてアルコールを作るのは、もう本
    能からくる欲求と思わざるを得ません。
    私も含めて、お酒を普段から飲まない人のほ
    うが、少数派なのでしょう。
     しかし本能の赴くままに飲んでいると、
    あっという間に身体を壊してしまうでしょう
    から、自分の体調と相談しながら、長い間楽
    しめるように飲んでほしいものです。

    ーーーーー

  • 焼酎好きは手元に置いておきたい一冊。焼酎に関する基礎知識と各銘柄の解説。


    酒は醸造酒、蒸留酒、混成酒の3種類に大別される。原料をアルコール発酵させただけのものが醸造酒で、ビール、日本酒、ワインなどが該当する。蒸留酒は醸造酒のアルコール分を気化させ、冷却して液体に戻したもので、焼酎、ウイスキー、ウォッカなどがこれに当たる。混成酒はリキュールと呼ばれ、醸造酒や蒸留酒に果実、香草などを混ぜたり浸出させたりしたものである。

    蒸留酒の中でも焼酎は、原料の多さで群を抜く存在である。芋、麦、米に加え、黒糖、タイ米、更には、そば、胡麻、栗、人参などありとあらゆる原料が焼酎になる。

    また焼酎は麹菌の種類を使い分けるのが特徴で、黒麹菌、白麹菌、黄麹菌の3種類が主に使われている。
    麹とは、麹カビ菌を米などに繁殖させ、原料の穀物のデンプンを糖化させるものである。これに酵母(糖分をアルコールに変化させる微生物)を加え、アルコール発酵を行う。

    黒麹菌を使用した焼酎は、しっかりした香味になる傾向がある。白麹菌を使用した焼酎は黒麹菌に比べ穏やかな香味を生む。黄麹は甘味を感じやすく、まろやかな香味を生み出すと言われる。

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