青年よ理学をめざせ:東京理科大学物語 (東京理科大学坊っちゃん科学シリーズ (5))
- 東京書籍 (2013年8月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784487806959
作品紹介・あらすじ
本書は、東京理科大学の誕生物語である。
明治14年、日本で唯一の大学であった東京大学を卒業したばかりの若き学徒たちが、高い理想に燃えて設立した我が国最初の私立理学学校。
当初は「物理学校」と称された。
日清・日露戦争時代をくぐりぬけ、大正時代、関東大震災をへて、第二次世界大戦へと時代はうつる。
それら激動の時代時代にあって、物理学校はいかなる使命を負い、いかなる教育を施してきたのか。
やがて、戦後の学制改革を迎えて、物理学校は東京理科大学となる。
その波乱万丈の歴史と理科教育者、理科学生の群像を描く物語。
感想・レビュー・書評
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東京理科大学は物理学校で有名だった。凄く優秀な学校。卒業するのも大変な学校だったそうだ。
物理学校は日本で初めて日本語で物理学の講義をした学校なので、日本語で物理学の教科書をつくった。
学問の成果は活字にしてこそ価値がある。西欧では古来、どのように優れた学問の成果であっても、口頭だけの演説では価値が認められず、印刷物として発表しない限り認められない。
算術は学問(サイエンス)であり、人がどのように呼ぼうとも術(アーツ)ではない。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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