くらべる東西

  • 東京書籍
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487810338

感想・レビュー・書評

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  • 写真で比べるシリーズ。

    最初の見開きで、東西の違いの写真を。
    次の見開きで、その解説を。

    桜餅と道明寺、落語のように有名なものもあれば、まったく知らなかったものも。

    ずっと関東暮らしなので、西のいろいろが新鮮。

    特に驚いたのが、金封、線香花火、座布団、銭湯だった。

  • 【内容紹介】
    関東と関西の文化、食べ物、日常生活、習慣、風景…日頃感じるなんか違う…というもやもや感。
    「桜餅」「湯船」「タクシー」から「座布団」「縄文土器」まで、そんな34の違いを写真で比べました。東西あるあるの決定版!

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    一番印象に残ったのは「銭湯」のページです。表紙にも使われていますが、西スタイルの銭湯は浴場のど真ん中に湯船があるんですね。近頃は減っているみたいですが…。今まで西スタイルの銭湯に出会ったことがなかったので、新鮮でした。
    あと、「関東」「関西」という呼び方の由来が「関所の東」「関所の西」であることも初めて知りました。元々は日本は逢坂の関で東西に分かれていた(=現在の名古屋も北陸も関東だった)のですが、時代とともに人口が増えたため新たに箱根に関所ができ、その後は「逢坂の関より西が関西」「箱根の関より東が関東」となったそうな。じゃあ間にある愛知・静岡は?…という話はさておき、普段特に気にせず当たり前に使ってる言葉にもちゃんとした由来があるんだなぁと感心しました。

  • 同じ名称のものでも西と東で違うものを写真と解説で分かりやすく説明をしてくれる本でした。
    東と西の中間エリアに住んでいる自分の周囲では線香花火は東タイプでぜんざいは西タイプだったりと見事に混ざっておりました。
    消防の紋章は全国統一だと思っていたので違いがあったなんて驚きです。

  • こういう地域の特性を比べるヤツ、好き。
    自分のとこのはどっちなのかとか、つい見ちゃう。

  • 古今東西と言うけれど東と西の比較は面白い。それぞれの背景があって考えさせられる。

  • 東西の違いは結構知っていると思っていましたが、案外知らないことが多かったです。勉強になりました。

  • 関西と関東は、いろんなものが違っている。全部は読んでいないけど、面白い本。“えほんのひろば”では、子ども達も面白がる本。

  • 「目でみることば」シリーズ。同じ名称の表すモノの東西による違いを集めた本で、全34種+コラム11編が掲載されています。まず見開きで2枚の写真があり、次の見開きで詳しく説明してくれます。

  • 関西で銭湯に行ったことがなくて関東の銭湯しか知らなかったので、湯船の位置の違いを認識する。絵面的にもキャッチー。落語ってまったく知識がなく、見台とひざ隠しの有無は、言われてみればどちらも目にしたことがあるような気がする。

  • いろんなものが
    こんなにちがう

著者プロフィール

1972 年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒。出版社勤務後、作家・ライターとして活動。
著書に『目でみることば』『似ていることば』『似ている英語』『目でみる漢字』(東京書籍)、『基礎教養 日本史の英雄』(扶桑社)、『風雲児たちガイドブック解体新書』(リイド社)などがある。個人ブログ「おかべたかしの編集記」。

「2018年 『くらべる世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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