くらべる時代 昭和と平成

  • 東京書籍
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本棚登録 : 411
感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487810574

作品紹介・あらすじ

「寿司」「日傘」から「ポスト」「トンネル」まで、
34の昭和と平成の「変化」を取った!

くらべれば時代の変化が一目瞭然!
「昭和・平成」あるあるの決定版!

感想・レビュー・書評

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  • 表紙は、昭和と平成のオムライスで、このように見開きに並べ、次の2ページで解説を書いている。「目でみるシリーズ」はたくさん見たが、今回はあんまりインパクトがないように感じる。どっちのものも知ってるし、あんまり大きな変化のないものもあるからだろう。ネタのせい?
    「いす」確かに4本足から5ほんあしになったねえ。
    「車のミラー」フェンダーミラーは昭和前半という感じかな。
    「すし」平成のしゃりは3分の1になったそうだ。
    「信号」確かにLEDになったね。
    「プリン」平成のは、なめらかで柔らかくなったそうな。
    「トンネルのライト」オレンジから白になった。白でも遠くまで見えるようになったとか。ふーん。
    「ポスト」丸型から角形へ。
    「弁当」何の変哲もないおかずがアルマイトに入っているのが昭和で、キャラ弁が平成。うーん、うちの女房は子どものためにキャラ弁なんぞやらんかったけどなあ。確かに話題にはなっていた。
    全34+コラム7他。

    • ハイジさん
      こんにちは
      私もオムライスは昭和版が好きです!
      自分で作るとうまく包めませんが…(笑)
      プリンもかためがいいです!
      なめらかプリンはプリンじ...
      こんにちは
      私もオムライスは昭和版が好きです!
      自分で作るとうまく包めませんが…(笑)
      プリンもかためがいいです!
      なめらかプリンはプリンじゃない!
      …と
      完全に昭和の人間でした…

      ちなみにアルマイトってなんですか⁇
      2020/10/09
    • goya626さん
      アルミニュームを表面加工して侵食しづらくしたもののようです。アルミは酸に溶けますからね。昔の給食の器って、アルマイトじゃなかったですか。ぶつ...
      アルミニュームを表面加工して侵食しづらくしたもののようです。アルミは酸に溶けますからね。昔の給食の器って、アルマイトじゃなかったですか。ぶつけるとすぐボコボコになるやつです。
      2020/10/09
    • ハイジさん
      なるほどです!
      ありがとうございます(^ ^)
      なるほどです!
      ありがとうございます(^ ^)
      2020/10/09
  • 平成も終わろうとしている。そんな時代に、そんな時代だからこそ、昭和と平成を比べてみたい。昔は良かった、を昔も良かった、と言えるように。

    食いしん坊の私はオムライス、寿司、ギムレットの違いが印象に残った。オムライスはたいめいけんのもの。なんと2つとも同店で食べられるとのこと!できれば二人で行ってシェアしたい。一人で食べられるなら、それも良いが。この平成のふんわりオムライス、私の腕では、再現できないのだ。
    寿司は昭和は一人前が6カンと巻物、平成はおよそ10カンと巻物だそうだ。どちらが良いか…私はマグロとサーモンとエンガワが入ってさえいれば、なんでもいい!
    ギムレットも、やや濁っているものが普通だと思っていたから、目から鱗だった。昭和の頃はまだ未成年、というか赤ん坊だったため。でも…これもどっちでも良いぞ!飲めれば!
    なんだか繊細さに欠ける感想だ。

    意外だったのが携帯電話。昭和はショルダーホン(平野ノラさんが肩に担いでいるアレだ)なのは納得、しかし平成はiPhoneが来るかと思いきや、ドコモのこれかー!といった感じ。iモードサービスが開始された頃の電話だそうだ。平成でも、この30年の間にものすごく変わったものの1つで、単純にこれこそ平成と言えないのが平成のモノである。

    ほかにもくらべることで見えてくるさまざまな物が面白い。どちらがより優れている、という比べ方でないのが、本書の一番良いところで、老若男女が楽しめる構成である。

  • 昭和が60年以上と思うと年数のバランスはちょっと違うなぁと思うけれど
    平成に入ってからの電子機器の発達は目を見張るものがあるから
    やっぱりバランスとれてるのかなぁ。

    子どもが小学生になった時に驚いたのは教科書。
    色が綺麗で大きなサイズで見やすい。
    「なんだこりゃ!!」と思ったものです。
    今のランドセルはA4のファイルが入るように
    大きくなってますね。
    でも、きっと次の時代の小学生が
    学校に持っていくお勉強道具は
    タブレットだけ、になるんじゃないかしら。
    と予想したりしました。
    昭和のころのデザインは全体的に丸っこかったり、ごつごつしたりしている
    無駄の多い感じがとても懐かしくて、
    お洒落に見えたりして。楽しかったです。

  • 「昭和」と「平成」の違いを明確に区切るのはなかなか難しいですが、時代の変化とともに様子を変えたものたちが身の回りにもあるのは、誰でも一度は実感したことがあるのではないでしょうか。どこか昔懐かしい雰囲気を感じたり、令和となった今、昭和や平成の時代を改めて振り返るきっかけとなったりするのではないかと思います。また著者の記述にもあるように、前から順番に読むのではなく、気になったところから自由にページをめくって読むという楽しみ方もできます。
    (生命理工学コース M2)

  • 2020.02.01


    昭和と平成のあらゆる違い
    といっても、昭和も平成も時代は多少長いので
    変化も期間も異なってくるわけなのだが
    昭和は不便やデメリットはあれど、情熱や心にぐっとくるものはあるし
    平成はコスト面で良いもの、のっぺりとしたイメージを抱いてしまうけど…。
    どちらも良し悪しはある
    見ていて楽しい本でした。令和になるとまた変わってくるのかな

  • 昭和より平成の方が生きてきた時が長くなっているのに、何故か昭和に親しみを覚える(*´ー`*)そして時代コラムに共感♪これを読んで、職場にいつの間にか平成生まれが中堅で活躍している事に初めて気づいた( ̄□ ̄;)!!違和感を感じないけれど、昭和生まれに合わせてくれているのかな?(^^;)

  • 昭和と平成の時代を写真で比べるビジュアル本。時代の変遷と共に、より実用的に効率化されたり、健康面で合成着色料を避ける風潮が生まれたりする中で、やはり昭和の姿を贔屓にしてしまう。
    そこには確実に幼少期を過ごした思い出があるから覆すことが出来ないのだ。硬めで「す」が入ったプリンや、ガラス製のポット、屋上観覧車、瓶のラムネは目まぐるしく変わる時代の一部分かもしれないが、生活に根差して頑張っていたのだ。
    平成も令和と比べると技術的に向上しているので、いつか三世代で比べた本が読みたいなと思った。

  • 「昭和」と「平成」。
    これを見ていると、
    「平成」って過去なんだなーと感慨深い。
    オムライスの形でさえも、「昭和」と「平成」に分別できてしまうなんて、ものの見方は面白い。

    「昭和」の赤チェックの水筒が自分には激ウケでした。

  • [墨田区図書館]

    「くらべることば」で知ったおかべたかしさんのくらべるシリーズが知らない間に数冊増えてる!?少しづつまた見てみようと思って図書館で借りて来た。

    説明を受けないと分からない飴や椅子、さほど違って見えないプリンなど、元々接点がなかったりピンとこないものもあったけれど、実際に実家にあったわけでもない魔法瓶とかやかんとか、"昭和な自分"を自覚する写真などが出てくると本のコンセプトに踊らされて面白い!

    平成っ子の息子に見せると逆に昭和のオムライスの方が知っている!?!?(馴染みがある)などとエセ平成っ子かなどの楽しい突込みも。どうせ6年生にもなっていると一目で本のつくり(昭和×平成)を分かってしまうので知ってる意見の信ぴょう性は半減してしまうとはいえ、平成モノでさえ知らないモノがあったり、各自の中ではウソのつけない共感が湧きおこったり(笑)。

    そうそう、寿司の写真を見た時、丸桶?の寿司って最近見ないよなと思ったけれどここで見せられるまでさほど"昭和"と"平成"の違いと思っていなかったのでこの本のコンセプトとしてはインパクトが小さかったけれど、知っている丸桶すら変化途中のものでもっと初期は違っていたんだなとかいう豆知識?は面白かった。

    ただ、欲を言うともう少しわかり易く身近な例(といいつつ具体的に位は思いつかないけれど、ギムレットとかはそもそも別にいらないなと思ってしまったり)ばかりだと良かったけれど、それでもやっぱりこの本楽しいな。

  • 昭和は懐かしむには近すぎるようだが、平成の末頃との比較では〈シンプル〉〈個性重視〉〈高齢向け〉になった潮流がうかがえる/寿司はだんだん小さく/鉄腕アトム像は力強くから可愛く/公園遊具は健康器具に/時代考証もDNA分析などが発達したり新たな遺跡が発見されて精密になり“弥生時代にすでに戦争があった”ことで教科書の村落想像図に周辺柵が加わった/500円硬貨がでるや、隣国韓国は同材質同径で少量削れば自販機を通る500ウォン貨を日本の抗議に関わらず発行した。被害は数百億円を下らない。やむなく材質とデザインを変更した

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著者プロフィール

1972 年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒。出版社勤務後、作家・ライターとして活動。
著書に『目でみることば』『似ていることば』『似ている英語』『目でみる漢字』(東京書籍)、『基礎教養 日本史の英雄』(扶桑社)、『風雲児たちガイドブック解体新書』(リイド社)などがある。個人ブログ「おかべたかしの編集記」。

「2018年 『くらべる世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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