不完全な魔法使い 上

  • 東京創元社
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本棚登録 : 106
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488010133

作品紹介・あらすじ

ホード王国の王位をめぐる三人の王子の争い。王の魔法使いとなった先住民族の子孫ヘリオットは、王子たちの争いに巻きこまれる。国際アンデルセン賞受賞作家のファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • 自分にだけは嘘はつけない。

  • くどい感じが殆ど無く、読み易い。
    描写が頭に浮かびやすくて綺麗。
    迷っている方は是非、読んでください。

  • “王”と“英雄”が並びたつ王国ホード。その片田舎に住む、古い民の末裔ヘリオットは、ある日頭の奥にかくれていた分身が目覚めたのを知った。その分身がもつ不思議な力がヘリオットを王都ダイヤモンドへ導くが…。

  • 常に人からこづきまわされていると感じる少年の望みは自分自身を持つことだった。魔法が成立する世界、ホード王国とその周辺所領で育つ5年の歳月の中、少年から青年へと変化する主人公ヘリオットが見る世界と人々の在り様が描かれる。果たしてヘリオットは望む自分になれるのか...。

  • とある王国に住まう、平凡な農民が王の魔法使いになる話。
     主に人々の意識に干渉するので今のところ派手なドンパチはなし。
     表現が比喩的で多少「ん?」と思うところもあるけど
    読み応えがあってよかった。

    http://www.lib.miyakyo-u.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=328536

  • スピーディな展開で読むのをやめられない。

  • 表紙が綺麗だったので、とりあえずどんなもんか読んでみようっと上巻手に取る。
    プロローグ、で、あ、私これ、好きだわ、と確信。
    ファンタジー感まんさいだわ~。
    そしてその確信は正しかった。
    自分の中のなにか、に不安を抱きつつも、いつかは
    普通の、兄のようになりたい、と思っていた少年。
    だが、不安は現実となり、温かな場所からは引き離される。そして新しい出会い。
    魔法使いになるにしても、そこまでの過程があるのかと
    思いきや、城に上がったら、なんかいつの間にか実力者になっていて、そこはちょっと拍子抜けだったが、
    まあ、もともともってた力、とゆーことなんでしょう。
    終盤に出会った少年が下巻にむけてのキーマンか。
    王子と領主の娘、との今後も楽しみなところ。

  • ええと、最近の中では一番ツボなファンタジー作品でした。
    表紙の絵を見ると、脇役ぽい外見で新鮮。
    物語が静かに進んでいくところが素敵、且つたまらなくもえる。

  • 2014.05.07

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著者プロフィール

マーガレット・マーヒー

「1984年 『魔法使いのチョコレート・ケーキ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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