- Amazon.co.jp ・本 (507ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488012274
感想・レビュー・書評
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シリーズ4作目。
過去の事件とリンクする。
宗教がらみの事件。
限定されたコミュニティでの鎖国的な雰囲気。
それだけでもう怖いイメージ。
個人的に久しぶりの有栖川作品だったので、
関西弁に少し戸惑ってしまった(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
長い。読み応えは充分!でも、ここはカットしてもいいんじゃない?と感じるところがチラホラ。
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久々の学生アリス。舞台がバブル崩壊直前というところに驚く。そうだった。
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長い。
長いよ。
でも、離脱する要素もなく最後まで読みきったよ。
舞台はだいぶとぶっ飛んでるけど、それが逆にこの状況を受け入れられる世界観を作ってた。
2019.8.17
121 -
シリーズ4作目。
江神さーん。
EMCの面々がそれぞれ大活躍でよかった。信長かっこいいっす。
長編はあと一作、どうなるんだろう。 -
学生アリスシリーズ4作目です。前作から15年7ヶ月後に発刊されていますが、そんな空白など感じさせない内容でした。前作のマリアと被る江神先輩の行動にはちょっと辟易というか、また?感が拭えませんでした。物語の進行に直接関わらない宇宙論やUFO論、漫画の感想や映画の感想。大筋が長いのにそんなのにまで付き合えず、かなり飛ばしました。全体的には面白いのに、ラストが拍子抜け。計画的に進めて来たのにすんなり帰すってアリ?量が半端なかったので、読後の達成感も半端なかったです(笑)
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キャー!信長さん、格好良いー!(笑)
絆創膏コンビ(爆)の掛け合いが好き。
そして読んだ本人は上下2段の500頁越え…。
読み終わった!という達成感でいっぱい。
「神倉」という山深い地域に本拠を置く宗教団体「人類協会」・「城」で起こった3件の殺人・11年前に起こった殺人事件・消えた拳銃・カフカの「城」・予言・すれ違った恋…。江神さんの推理はいつも自分の心身を削ってる様で、辛そうに推理を進めるのでなんとなく切ない。江神さん自身の心の安心というのは来ないのか?そして私は相変わらず「読者への挑戦」は惨敗…。もっか4連敗。あと1作…。多分全敗の予感。 -
舞台は、急成長の途上にある宗教団体〈人類協会〉の聖地、神倉。大学に顔を見せない部長を案じて、推理小説研究会の後輩アリスは江神二郎の下宿を訪れる。室内には神倉へ向かったとして思しき痕跡。様子を見に行こうと考えたアリスにマリアが、そして就職活動中の望月、織田も同調、四人はレンタカーを駆って木曽路をひた走る。〈城〉と呼ばれる総本部で江神の安否は確認したものの、思いがけず殺人事件に直面。下界との接触を阻まれ囚われの身となった一行は決死の脱出と真相究明を試みるが、その間にも事件は続発し……。
いやー面白かった。大立ち回りがあったり部長の秘密がちらっと見えたりアリスとマリアにニヤニヤしたりと青春感マシマシで大変よろしい。真相が明らかになるまでは長くてしんどかったけど、真相が明らかになるとあれもこれもちゃんと繋がってすっきり。還暦を迎える前には最終巻が出て欲しいような、それも寂しいような。 -
江神シリーズはそういえば初めてでした。
読者への挑戦状もあり、とオーソドックスなミステリミステリしていて読んでいて楽しい。
ところで、宗教団体“人類協会”の本部で殺人が起こり、そこで外界との接触を阻まれ囚われの身となって・・・みたいな流れなんですが。。。宗教団体=怪しいといった先入観はあるにせよ少なくとも読んでいてみんな善良に思えた。そこでの事件なのである程度はみんな斟酌してあげてもよさそうなのに無遠慮に暴れまわってる大学生みたいな印象。いやそこまでひどいことしてないだろと思うのに妙に喧嘩腰なんですよ。登場人物が人類協会の人たちに対して。
いや別に自分がなんかの宗教団体に属していてそちら側からの見方をついしてしまうとかそういうことではないんですけどね。