- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488013639
作品紹介・あらすじ
ジェヴレンに乗り込んだハント博士らは、ある日突然全人格が他者のものとすり変わってしまう人物が、ジェヴレン社会に頻出していることを知った。アヤトラと名づけられた彼らは、人格変換のために狂ってしまうこともあったが、たいていは新興宗教の活動家となっている。その人格変換の正体を探るうち、ハントは新しい人格がストレスのせいで異常をきたした精神のもたらすものではなく、まったく別の宇宙から、コンピュータ・ネットワークを通じて送り込まれてきていることを発見した。われわれの想像を超えた新しい宇宙がどこかに存在している。その宇宙の正体とは何か?新しい宇宙からの侵略を、ハントたちは止めることができるのだろうか?
感想・レビュー・書評
-
星を継ぐものシリーズ前3作読んでの4作目です。今作はとても難解でなかなか想像が追いつかないところがありましたが、後半の盛り上がりがよかったです。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「星を継ぐもの」シリーズの最終巻。3作目で反乱を起こした別の惑星のその後の社会の話。
初期の純粋なSFから雰囲気が変わって、社会構造や人類の精神の話がかなり多くなっている。そしてSF部分は難しくなっているので、システムの話はなんとなく理解しながら全体のストーリーを追う感じになる。
-
これでシリーズ読み終わり。
個人的にはハント先生よりダンチェッカー先生の方が好きだ。 -
SF。サイバースペース。宗教。社会派。サスペンス。
3作目『巨人たちの星』から感じていたが、シリーズ初期のハードSFから方向性は変わっている。
随所に興味深い真相があり、十分に楽しめる作品ではあるが、なかなかストーリーに入り込めなかった。
『星を継ぐもの』『ガニメデの優しい巨人』のドキドキ感には劣るか。 -
難しい!
けと頑張って読んだ甲斐があるSFファンタジー。
ゾラックやヴィザーが地球人に感化されすぎてお茶目になっている。(ジェロニモ!には笑ってしまった。)
でももしかしたら、その進化するシステムは伏線だったのかも。
システム内のデータの突然変異?
現代の技術を考えると、ないとは言い切れない?
今、巷に出回り始めている接客ロボットにもエントヴァースが?((((;゚Д゚))))))) -
えらく哲学的な内容だった
自分とは何か的な
「哲学的な何か、あと科学とか」っていうサイトの
ドラえもんのどこでもドアの話思い出した
http://www.h5.dion.ne.jp/~terun/
あと映画のマトリクスとか -
秀逸ですな。古さを感じさせないですな。
-
完了したはずの 3 部作から 10 年後に書かれた 4 作目。
あまり期待をせずに読み始めた。
それが結構面白かった。
サイバーパンクでファンタジーなハード SF と
方向性が変わちゃってはいるが。
3 部作のイメージが素晴らしすぎるのだが、
あくまで + 1 的別物、ボーナストラックとして
十分に楽しめる。
1994 年 第 25 回星雲賞海外長編賞受賞作品。 -
001.初、並、カバ小スレ、ヤケ、小口汚れ
帯付。