FUTURE

著者 : 鶴田謙二

• 東京創元社 (2011年11月30日発売)

作品紹介・あらすじ

描き下ろし漫画・スケッチを含めた「キャプテン・フューチャー」全仕事。

感想・レビュー・書評

[魚雷屋阿須倫さんの感想 · 2019年10月20日]

鶴田氏の表紙イラストに惹かれ、文庫全部買ってしまった。

[GMNTさんの感想 · 2016年8月20日]

鶴田謙二さん、漫画はあんまり読む気がしないけど絵は大好き。2011年に出たこのキャプテンフューチャーの画集、出たときからめちゃくちゃ気になってたんだけどようやく購入。
というのは、『フェッセンデンの宇宙』に同時にたどり着いたからで、パズルのピースがぴったりハマった感じ。

スペースオペラという単語を、一番最初に知ったきっかけは何だったかなと記憶を遡ると、リアル厨の頃に読んでた伊東岳彦の『宇宙英雄物語』で、キャプテンフューチャーのオマージュでした。
もうひとつ、レトロフューチャーバカ漫画としてはトニたけセンセの『岸和田博士の科学的愛情』をむさぼり読んでたことなど。

表紙を見てわかるように、鶴田版グラッグは一周回ってC-3POに近づいている（ハミルトン夫妻がSWやアメコミ界に与えた影響はすごく大きいと思う）。
それと、鶴田版エズラガーニーはどう見てもリーヴァンクリーフがモデルじゃないかなー。

[chicismさんの感想 · 2011年12月31日]

鶴田謙二さんの描く女性は、素朴でありながら美しい。

著者プロフィール

鶴田謙二（つるた けんじ）
1961年静岡県生まれ。1986年に『広くて素敵な宇宙じゃないか』が「週刊コミックモーニング」に掲載されデビュー。代表作に『The Sprit of Wonder』『Forget-me-not』がある。
イラストレーターとしても活躍しており、2000年、2001年、2013年に星雲賞のアート部門を受賞、2000年にはSFマガジン読者賞を受賞している。現在は漫画作品『モモ艦長の秘密基地』『冒険エレキテ島』を手がけている。

「2022年 『鶴田謙二画集 つぶあん』 で使われていた紹介文から引用しています。」