インディゴの夜 チョコレートビースト (ミステリ・フロンティア)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 277
感想 : 68
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488017248

作品紹介・あらすじ

深く蒼い夜の似合う街・渋谷。近頃女の子たちの話題を集めているのは、一風変わったホストクラブ"club indigo"。スタイリッシュで魅力的なホストが揃うこの店には、今日も厄介な事件が持ち込まれる-。連続ホスト襲撃事件、失踪した編集者、飲食店強盗、ホストコンテストを巡る陰謀…ストリートで起こるさまざまな事件に、indigoのホスト探偵団が挑む!『インディゴの夜』でおなじみの個性豊かなホストたちが、夜の街を軽やかに駆けめぐる新世代探偵小説。

感想・レビュー・書評

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  • なぎさママは好きだ。

  • インディゴシリーズ2作目。
    1作目と同様に連続短編集。
    笑いどころあり、しんみりする場面もあり、ハラハラする場面も。
    一話一話の終わり方もスッキリしていて、やっぱり読みやすいです。
    ホストと言われると嫌なイメージが浮かんでしまうんですが、club indigoの男の子達は良い子が多いですね。

  • シリーズその2。
    今回もサクサク読めて楽しかった!
    なんだか空也がいい人っぽくて気になるぞ(笑)

    ゆえに「マイノリティ/マジョリティ」が結構好きでした。

    次作も楽しみながら読む!

  • 何か読んだような話だなと思っていたら読んだことある本だった。印象の薄い話だとこうなる。このシリーズ自体、悪くないけどあるラインを越えられていないという印象。

  • 人気ホスト襲撃に、ホストコンテストを巡る陰謀。ストリートの事件は、「club indigo」におまかせ!
    ホスト探偵団が今夜も狂騒の街を駆け抜ける。
    「インディゴの夜」に続く、スピード感あふれる連作短編集第2弾。

  • 図書館にて。
    安心して読めるこのシリーズ。
    ここの登場人物にはいつも励まされる。
    「真夜中のダーリン」最高。晶さんはみんなに愛されてるね。

  • 前作からの雰囲気で来ている二作目。
    ちょっと驚くような展開が欲しかったけれど面白かった。
    憂夜さんは相変わらず謎な方。
    なぎさママが今回ご乱心(笑)

  •  仲間意識の強さや正義感は読んでいて、楽しいです。そして彼らの兄キ分で、店のマネージャーを務めるバリトン声の憂也さんも、頼りになるけれど謎過ぎてて、なんか怪しくて笑いまで出て来てしまう。

     今回は、塩谷さんの変人振りも随所に現れ、そこも面白く感じながら読みましたが、このシリーズは何と言っても、唯一の女性で主人公・晶のぼやきが光ります。
     今時の若者のおしゃれ感や話し方にぼやき、その生き方にぼやき、登場して来る大人たちにぼやきまくる。口に出してしまう事もあるが、心にしまっておくことの方が多いぼやき。
     これがとっても納得する内容で「同感だよ…」と思いながら読んでました。
     ホストたちや塩谷さんからも「おばさん」と言われ、ムッとする晶ですが いざという時の思い切りの良さはスカッとして気持ちいい。

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。2003年「インディゴの夜」で第10回創元推理短編賞を受賞しデビュー。同作は書籍化され大人気シリーズとなり、ドラマ化、舞台化、コミック化された。他著に「モップガール」シリーズ、「アー・ユー・テディ?」シリーズ、『チャンネルファンタズモ』『ご依頼は真昼のバーへBarホロウの事件帳』『風が吹けば』『桜田門のさくらちゃん』『学スクール園王キングダム国』『ゴールデンコンビ 婚活刑事& シンママ警察通訳人』「メゾン・ド・ポリス」シリーズ、『警視庁レッドリスト』などがある。

「2023年 『警視庁アウトサイダー The second act 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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