田舎の刑事の闘病記 (ミステリ・フロンティア) (ミステリ・フロンティア 57)
- 東京創元社 (2009年11月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488017545
感想・レビュー・書評
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今回もとっても面白かった。前回同様、刑事課の面々の掛け合いはプッと笑いが漏れるくらい面白い。推理の内容は、私の好きな相棒と同じくらいしっかりとしたもの。
白石くんのような若者が職場にいたら、黒川さんのように異がネジ切れそうだと思うが、反面、あまりの破天荒さに憎めない?…かな。やっぱり胃炎で入院するかも…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
情けないところも多いけれど、黒川さんの推理が鮮やかで、でも大袈裟な推理ショーでもないところがいい。
白石さんのキャラがいい味出してるのかもしれないけど、私にとってはそこまでの魅力もなかった。
嫌いなわけではないけど。 -
田舎の刑事の趣味とお仕事の続編です。
今回も白石くんと奥さんにいじめられ、振り回されている黒川さん。
なんだか黒川さんが泣いてるシーンにたいして、
可哀想ではなく、可愛いと思ってしまう自分がいます。
ギャップですかね? -
刑事黒川鈴木の第二弾。白石は憎めないキャラだなあ。
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刑事・黒川鈴木シリーズ第2弾。
少し残念な部下の白石さんをはじめ、登場人物たちがパワーアップ。
相変わらず黒川さんの奥さんがステキです。
文庫版は「田舎の刑事の動物記」になっているので注意。
収録作品:田舎の刑事の夏休みの絵日記 田舎の刑事の昆虫記 田舎の刑事の台湾旅行記 田舎の刑事の闘病記 田舎の刑事の動物記 田舎の刑事の冬休みの絵日記 -
前クールで、ドラマ化されていましたね。(主演:板尾 創路)
ドラマもよかったですが、原作のほうが、深みがあって
楽しめました。(^^)/~~ -
前作を読んだときには、黒川刑事は優秀なのに、職場ではアホな部下の白石に苦しめられ、家庭ではちょっと変わった奥さんにいじめられて可哀想でなりませんでした。ところが今回は、「もっとやれ!」と思ってしまう自分にびっくり。彼にはいじめられオーラがあるのでしょうか?ユーモアとミステリのバランスが、ユーモアに傾いてきた感があります。
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ドラマを見て原作を読みたくなった。
シリーズ第2弾の短編集。(第1弾は未読)
ミツバチの巣箱の盗難や、人里に出没する猿の変死事件など、田舎ならではの変わった事件が満載で面白い。
主人公の黒川鈴木刑事は切れ者で真面目なのにコミカルで、部下の二人や黒川の妻もキャラが立っていてインパクトが強い。ミステリとしては地味なので、どちらかというと登場人物たちのブラックな会話などの方が印象に残ってしまったが、この脱力系コメディな感じはけっこう好きかも。