折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)

著者 :
  • 東京創元社
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感想 : 505
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488017651

感想・レビュー・書評

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  • 初、読了せずに返却かーーっと思ったのですが。

    10年以上前にやったファイナルファンタジータクティクス。
    大好きなゲームだったんですが、これを思いだしてしょうがなかった。
    このゲームに、魔法剣士ってジョブがあって、私は重用してたんですが。

    この魔法剣士が主要なキャストになる、そんな物語。
    魔導士と騎士と兼ね備えている。
    いいねぇ。重装備も可能な魔法使い。最強。

    実際、強いキャラクターでしたが。
    これに、アイテム使いか盗賊っぽい、ややHP劣るけど素早い従者がいて。
    姫もいて。異民族もいて。領主もいて。
    呪われた民や誰かが幽閉されてる高い塔とか。
    もう、まんまRPGですかってかんじですが。

    ミステリの要素もしっかりしてて。密室ものの一種で、特殊設定のミステリですが、
    謎解き部分は特殊でなく、ガッチリしてたので無問題。

    おすすめです。

  • 面白かった!!
    最後まで全然わからなかった~。

    ファンタジーなんだけど、そこまで非現実的でなく、とても入り込みやすかった。
    ミステリー要素が多くて楽しい!!

    この先の話も読んでみたいなー。

  • 私は推理小説はクリスティくらいしか読んだことがないが、これは「犯人には自覚も、記憶も、動機もない」ということが目新しく感じた。おもしろかったが、推理に必要な条件はすべてだされているのだろうが、魔法や知らない風俗に惑わされごまかされたような印象がのこった。

  • 2018/01/20

  • 評価が高いので期待したが、自分には合わなかった。この設定はトリックのためなのか、と後になって気づく。なかなか読みづらかった。

  • 結末が悲しいけど綺麗

  • ファンタジー。読みやすかった。

  • 剣と魔法とミステリー、という触れ込みに興味を持ち手に取りました。本当にしっかりと筋の通ったミステリー。よんねいてとてもワクワクしました。
    ファンタジーも推理小説も好きなので、この手のジャンルはもっと増えてくれると嬉しいなぁと思います。

  • ばれるなあ。
    密室からの脱出は、高木彬光に近いのがある
    「操り人形」のなぞ解きは露骨な伏線があり
    ひっかけ?と思ったらそれで正解だった

    絞り込みのロジックはなるほど。

  • 時代背景が良い。ただ後半はうっすら結末が見えてるのが残念。

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著者プロフィール

1978年岐阜県生まれ。2001年『氷菓』で「角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞」(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞し、デビュー。11年『折れた竜骨』で「日本推理作家協会賞」(長編及び連作短編集部門)、14年『満願』で「山本周五郎賞」を受賞。21年『黒牢城』で「山田風太郎賞」、22年に「直木賞」を受賞する。23年『可燃物』で、「ミステリが読みたい!」「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!」でそれぞれ国内部門1位を獲得し、ミステリーランキング三冠を達成する。

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