魔使いの弟子 (sogen bookland)

  • 東京創元社
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488019525

作品紹介・あらすじ

ぼくはトム、七番目の息子である父さんの七番目の息子だ。手に職をつけてひとりだちするために、ぼくが弟子入りすることになったのは魔使い。恐ろしいボガートや魔女から人々を守る危険で孤独な仕事だ。母さんは、ぼくには特別な能力があるのだから、立派な魔使いになれるって言うけど、なんだか自信がない。ぼくが魔使いに弟子入りするための最初の試験は、さびれた炭鉱町ホーショーにある幽霊屋敷でひと晩過ごすこと。ひとりっきりで残されて、変に目がさえて眠れずにいると、地下室で物音がした。だれもいないはずの地下室で、だれかが地面を掘っている…こわがりの少年トムは、無事に魔使いになることができるのか?どきどき恐くて面白い。"魔使いシリーズ"第一弾。

感想・レビュー・書評

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  • 久々に児童書のファンタジー。
    談話室でオススメされたので
    図書館で借りてきました。

    暗い雰囲気が良い。
    でもこの一冊だけでは物足りない!
    いろいろ途中なので
    シリーズ通して読みたくなる作品でした。

    やっぱり主人公の素質やお母さんのこと、
    アリスの今後が気になるなぁ。

  • イギリス、ランカシャー地方のフォークロア・ファンタジー。魔女、ゴースト、精霊などが出てくるが、主人公トムが弟子入りする「魔使い」には超常的な力はない。初期の「スーパーナチュラル」みたいです。

  • このシリーズは5巻くらいまで読んだ。最初はミステリアスでドキドキしたが、何というか暗い。やめてしまった。
    Wikiでみても、カテゴリが「ダークファンタジー」だった。 
     原題: The Spook’s Apprentice (英, 2004) 魔法使いSorcerer'sではなく、魔使い。暗いわけだ。

  • 「本へのとびら」に 面白いと紹介されていたシリーズの第一弾。

    2012/2/26 予約 3/6 借りて読み始める。
    6/14 面白くないわけじゃないけれど途中でやめる。

    内容 :
    トムが弟子入りしたのは魔使い。
    最初の試験は、さびれた炭鉱町ホーショーにある幽霊屋敷でひと晩過ごすこと。
    こわがりの少年トムは、無事に魔使いになれるのか? 
    どきどき恐くて面白い「魔使いシリーズ」第1弾。

    著者 :
    1945年イングランド生まれ。ランカシャー大学卒業。
    ブラックプール・シックスス・フォーラム・カレッジでメディア及び映像関連について教えるかたわら、大人向けの小説を書いている。

  • ぼくはトム、七番目の息子である父さんの七番目の息子だ。手に職をつけてひとりだちするために、ぼくが弟子入りすることになったのは魔使い。恐ろしいボガートや魔女から人々を守る危険で孤独な仕事だ。母さんは、ぼくには特別な能力があるのだから、立派な魔使いになれるって言うけど、なんだか自信がない。ぼくが魔使いに弟子入りするための最初の試験は、さびれた炭鉱町ホーショーにある幽霊屋敷でひと晩過ごすこと。ひとりっきりで残されて、変に目がさえて眠れずにいると、地下室で物音がした。だれもいないはずの地下室で、だれかが地面を掘っている…こわがりの少年トムは、無事に魔使いになることができるのか?どきどき恐くて面白い。“魔使いシリーズ”第一弾。

  • 書評でみなさんが書かれているように私も『魔法使い」と『魔使い』を軽く間違えておりました。 これから多くの試練が待ち構えていると思うので、徐々に力をつけて、いつかほんとの『魔法使い』になってくれたら嬉しいなぁと・・・・期待しながら読みたいな。 アリスのこれからがトムと同じくらい気になって仕方ないです。
    師匠・・・・死なないでよ

  • 七番目の息子の七番目の息子には特別な力がある、という設定がすばらしい。世界観も作りこまれているし、オリジナリティもあるし、キャラクターもそれぞれに持ち味と人間味があり魅力を感じます。
    ジャンル的にはファンタジーですが、かなりホラーに近い場面もありましたし、YAのファンタジーとしては重めの作風と思います。
    唯一気になったのが、〈アリスは完全な善でも完全な悪でもなくそのあいだで揺れ動く、でも人はみんなそうなんじゃないか?〉というような記載があったこと(抜粋じゃなくてすみません)。大人の教訓めいたメッセージが垣間見えてしまって残念でした。

  • 解説を読むまで魔法使いだと思ってた。
    魔法使いではなく魔使いでした。

  • 魔法使いではなく魔使いの弟子。ファンタジー文学の中でも異質な設定で面白く読み始めて仕舞えばするすると直ぐに読破してしまった。物語の舞台が近世あたりのイギリスっぽいのもワクワクした。現実味があって好きでした。もっと早くに読んでいたかったな〜続編のシリーズも気になります。

  • 七番目の息子の七番目の息子であるトムは、魔使いグレゴリーの弟子となり修行を始めるのだった。
    魔法使いでなく魔使い。魔女や精霊の悪行から人々を守るもののこと。危険だけど人々から忌避されている仕事という設定が面白いです。
    ストーリーの主幹は穴に封じた魔女との攻防なのですが、これがやけに怖いんです。魔女が穴から這い出た様子、トムに襲いかかってくる場面、一度は倒した魔女が身近な誰かに憑依したのでないかという恐怖。これらがホラーの手法でひたひたと迫ってきます。正直かなり怖かったです。
    キャラクター造形も魅力的で、無愛想かと思えば人間味のある魔使いグレゴリーや、魔について知識を持つ母親、魔女の孫の姪で正か邪か定まっていないアリスなどなど、この後のシリーズでの動きが楽しみです。

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