女には向かない職業

  • 東京創元社
3.63
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本棚登録 : 173
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488023522

感想・レビュー・書評

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  • 夜、仕事帰りの電車待ちのときに良く読んでました。
    油断すると吹きだしてしまう、絶妙なリズムの4コマ。

    藤原先生も、周りの人も最高です。

    なんか時々、疲労が蓄積した時に読みたくなる気がします。
    心の栄養、おくすりという感じです(私にとっては)

    • つこさん
      猫丸さん、本当に!
      猫丸さん、本当に!
      2022/04/21
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      つこさん
      いしいひさいちは『熱風』に「シャーロック・ホームズ全事件」を連載されているのですが、ホームズ嫌い?と思いたくなるくらいオモシロイ...
      つこさん
      いしいひさいちは『熱風』に「シャーロック・ホームズ全事件」を連載されているのですが、ホームズ嫌い?と思いたくなるくらいオモシロイです。

      小冊子『熱風』 - スタジオジブリ出版部
      https://www.ghibli.jp/shuppan/np/
      2022/04/21
    • つこさん
      猫丸さん

      ありがとうございます。
      こんな連載をされていらっしゃるんですね。
      猫丸さん

      ありがとうございます。
      こんな連載をされていらっしゃるんですね。
      2022/04/21
  • P.D.ジェイムズのミステリ『女には向かない職業(原題 An Unsuitable Job for a Woman)』の題名に引っかけた作品は多々ありますが、これが最高峰ではないかと(笑)。

    大手新聞連載の4コママンガ『となりの山田くん』→『ののちゃん』に登場したののちゃんの担任、藤原瞳先生のスピンアウトマンガです。藤原先生が教職のかたわら小説教室に参加しながら研鑽を積み、ミステリ作家としてデビューしてからのあれこれが描かれます。自習の多い授業、新人賞の様子、締め切りに追われる様子、凶眼で酒におぼれる様子(笑)が4コママンガで描かれ、へらへらと笑えます。男前でしかもダメっぷりが素晴らしい(笑)。リアルなのかどうなのかわからないギョーカイの様子もあのいしいひさいちタッチで描かれているので、くすくす笑えます。文学界の重鎮がなぜか広岡達朗に似ている(若者は誰も分かりませんよ:笑)、とか。

    ずいぶん前、仕事を替わろう…とへこんでいたときに書店で手に取ったマンガです。ネガティブ(本当はそうじゃないけど、そのときの気分にマッチしていた)なタイトル、ポジティブ?な内容で少し元気になった覚えがあります(笑)。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「凶眼で酒におぼれる様子」
      先輩にソックリで驚いた記憶が、、、私が飲まない人生を選んだのも、その人のお蔭(多分)、、、
      「凶眼で酒におぼれる様子」
      先輩にソックリで驚いた記憶が、、、私が飲まない人生を選んだのも、その人のお蔭(多分)、、、
      2014/05/26
    • Pipo@ひねもす縁側さん
      酒は飲んでも飲まれるな、と(笑)。

      私は飲んでも記憶が飛ばないので(でも弱いです、念のため)、一度だけでもいいから「記憶が飛ぶ」という...
      酒は飲んでも飲まれるな、と(笑)。

      私は飲んでも記憶が飛ばないので(でも弱いです、念のため)、一度だけでもいいから「記憶が飛ぶ」という感覚だけは味わってみたいです。でも、翌日の周りの反応で自分の行動を推測するというのも、かなり恥ずかしくてイヤ…。
      2014/05/26
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「自分の行動を推測する」
      失われた記憶を辿るのは、推理小説のの定番類型ですから是非、、、
      「自分の行動を推測する」
      失われた記憶を辿るのは、推理小説のの定番類型ですから是非、、、
      2014/05/27
  • フェミニストが勘違ひしさう
     ミステリ作家ネタなので松本清張の所とか、ROCAよりはおもしろかったが、フェミニストが勘違ひしさうな題名である。しかしROCAはやはり急ごしらへといふ感じで、本作よりも雑な気がする。

  • ダンナの漫画だけど、お先に読みました。

  • 藤原センセ好きだわー
    このゆるゆる感すばらしいわー

  • 『ののちゃん』の学校の先生、藤原先生を主人公にした四コマ。映画『ホーホケキョとなりの山田君』では、新年の抱負を「適当」とされていました。うまいもんだと思いました。
    当初こそ学校の先生をしていた藤原先生、そのうちに推理作家としてデビューしますが、その後の作家生活は・・・。「のんびり」というよりも、やはり「いいかげん」。でも、わかるなぁって同感してしまう。
    のほほんとしているから「天然か?」と思ってしまうけど、多分そうではないのでしょうね。自分にとって関心のないことには興味を向けないのでしょう。
    時々気楽に読みたくなる本です。

  • 「ののちゃん」の藤原先生のお話。
    2もあります!

  • 落ち込んだときに読む漫画。
    藤原先生、大好きだ。

  • いしい ひさいちさんのお話はいつも脱力した笑い?がこみ上げてきます。
    お酒好きでちょっとズボラで、だけどとても大らかでユーモアな主人公の先生を、小学校の子どもたちが温かく見守っていたのが印象的です。田淵さんって…。

  • 久しぶりに、いしいひさいちの漫画を読んだ。この人も随分と息の長い漫画家だ。週間漫画アクションか何かに、「頑張れタブチ君」という題名だったと思うけれども、プロ野球を題材にしたパロディ漫画を書いていたのは、僕が高校生か大学生の頃だったと思う。たしか、映画になるほどはやったような記憶がある。これだけ長い間、水準の高いギャグ漫画を書き続けられるというのは、すごい才能だと思う。

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著者プロフィール

■いしいひさいち…1951年、岡山県玉野市生まれ。関西大学に入学し漫画同好会に入会。 在学中より求人誌『日刊アルバイト情報』で「Oh! バイトくん」を連載し、大学卒業後、四コマまんが集『バイトくん』(プレイガイドジャーナル社)を出版。 1985年に文藝春秋漫画賞、2003年に手塚治虫文化賞、2006年に菊池寛賞を受賞。 現在、朝日新聞朝刊の「ののちゃん」を連載中。 著作に「がんばれ!!タブチくん!!」「おじゃまんが山田くん」「地底人」「コミカル・ミステリー・ツアー」「現代思想の遭難者たち」「女には向かない職業」「となりの山田くん」「ホン!」「フン!」「ヘン!」「まぁ映画な、岡山じゃ県!〈1〉~〈3〉―シネママル珍風土記」「現代思想の遭難者たち」「ののちゃん①~⑫」など多数。

「2022年 『ののちゃん(13)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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