- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488024468
感想・レビュー・書評
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『図書館のはこぶね』紹介本
高校の学校図書館司書だったら、確かに勧めるかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2014.12.8 読了
ある高校の文化祭の1日。
いろんな企画満載で、
私も 行きた~いと思うくらい。
5人の男女の高校生の目線で、
時系列で物語が進行してゆく。
高校の文化祭で 話ができるの?と
思いましたが、
ちゃんと 謎もあり、小事件もあり、
謎解きもあり。
思ってた以上に 面白かった!
けど、二日目に 企んでたのは
なんだったのか 気になる~! -
文化祭の日、突如始まった「FM東天」なる番組。DJネガポジと名乗る人物は学内の隅に立つ大時計を動かそうとある人物を唆して…
果たして大時計は動くのか、その目的は、DJネガポジの正体は、という具合にミステリーの味付けはあるが学園青春物として読むのが妥当。
全体に楽しく爽やかな話の進行で楽しめたし、その中に少し苦い考えさせる部分があってバランスのいい作品。
DJがラジオがポジティブなメディアだと思うということを話す件が、自分も長く聞き続けている好きな番組があるせいか納得。 -
東天高校の文化祭で,「FM東天」が放送される。
壊れて止まっている大時計の針に
野球部を引退した3年の元エース山則之がボールをあてれば
時計は動き,好きな斉藤優里がつきあってくれるという。
ところどころで起こるちょっとしたトラブルが楽しい。
さらっと読めるが,やや物足りない。 -
いわゆる青春ミステリ。人死には無し。物語の構造上、主要キャラクター中心の描写が多く、学園祭の喧騒や楽しさ、あの独特の雰囲気があまり伝わってこなかったのは少し残念。同様に学園祭が舞台の作品として米澤穂信の『クドリャフカの順番』とつい比較してしまったが、それらの描写も含め個人的にはあちらの方が良かったか。
基本的に善人ばかりが登場し、明るく前向きで肯定的。屈折すらしていない。心が健やかなんだな。結末も実に爽やかだ。そこが少々物足りない。陰惨で救いの無い物語を読みたいわけじゃないが、あえて言うなら「綺麗事」に過ぎるかなと。 -
「図書館のはこぶね」のラストに紹介されてた本。今の文化祭でラジオDJの企画はあるのだろうか?40年も前に高校時代を過ごした身としては、興味津々。青春ミステリー?と思うが、ストーリーのドライブ感や青春ものの青さ感は伝わってきて面白かった。
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青春…
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まさかの「前読んだことあった」
ついに一度読んだ本を忘れるようになってしまったか……
でも面白かったので結果オーライです。
文化祭でラジオ放送って一度は妄想しますよね