こめぐら (倉知淳作品集)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 320
感想 : 56
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488024604

感想・レビュー・書評

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  • 今日フィリピンより帰国。行き帰りの飛行機で2冊の文庫本を読了。普段はなるべく単行本を選んでいるが旅行の際は仕方なく文庫本を選択。家にあった三冊を持って行ったうちの一冊が倉知淳氏の作品「こめぐら」。機上なので軽い本をとおもって選んだのだがはっきり言って本当にさくっと読めたが内容はほとんど残っていない。コメディタッチミステリーとでも読むのかもしれないが、この本で笑える人がどれだけいるのかがはなはだ疑問に思えた。短編集ではあるがこの作品は誰にも推薦が出来ない久しぶりの作品だ。たまには外れもあるのは仕方ないか。まあ軽く2時間ほどつぶせたのでよしとしよう。この著者の作品には手が出ないだろうなあ一生。

  • 倉知先生の著作は今までに単独作品で3冊、アンソロジーで2篇を読んでいたのですが、
    読了後に思ったのは、倉知先生ってこんな作風だったっけな?ということでした。
    とは言えど、私が約10年ぶりの倉知作品なので恐らくこういう作風だったのだろうな、と思われます。

    本当に個人的な感想ですが、収録の順番が最初に近い順に面白いと思いました。
    逆の掲載順だったらまた評価が変わりそうな本です。あくまで個人的な感想ですが!

    ちなみに、この短篇集と同時刊行された、「なぎなた」と対になっていて、
    そちらを読むとさらに楽しめるそうですが、私は別にいいかな、という感じです。
    ただこれも、「なぎなた」の方を先に読んでいたらまた違った感想を抱いたかもしれないので、
    つくづく運と縁だな、と身に染みました。
    私がこの本を読もうと思ったきっかけは、表紙のかわいいイラストと「こめぐら」というタイトルに惹かれたことなんですが、タイトルには特に意味がないそうです(あとがき参照)残念!

  • なんてこった!出だしで「え、ちょ、この話どこいくの?!」状態(でもおもしろい)。それぞれの短編がどこいくの?!状態だったり、(もやもやという意味でなく)ズコーなオチが待ってたりで、肩の力を抜いて楽しんだり笑ったりズコーしたりできました。「遍在」が真ん中辺りで肩の力をぴりっと締めるのもよかった!姉妹編「なぎなた」もよまなくちゃー

  • コメディ系ミステリ短編集。
    「どうぶつの森殺人(獣?)事件」が個人的に面白かった。

  • どこかで評判を聞いて読んでみた。いろいろなテイストの短編集であるが、結論から言うと合わなかった。

  • 短編集。ユーモアたっぷりのミステリー(*^^*ゞ『さむらい探偵血風録』が一番笑えた(^◇^)犯人探しものはばっさり読み流した(笑)意地悪なのがみえみえだったからね( ̄▽ ̄;)あとがきで詳細解説も付いてて面白かった。

  • あまり面白さを感じられず、途中で投げ出してしまった。ミステリー好きでミステリーのお約束がじゅうぶんわかっていたら面白いのかもしれないと思った。

  • (収録作品)Aカップの男たち/「真犯人を探せ(仮題)」/さむらい探偵血風録 風雲立志編/遍在/どうぶつの森殺人(獣?)事件/毒と饗宴の殺人

  •  Aカップの男たち、噴いたw
     こちらはコメディよりの短編集。

  • ユーモラスで楽しい内容。

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著者プロフィール

一九六二年静岡県生まれ。日本大学藝術学部卒。九三年「競作 五十円玉二十枚の謎」に応募し、若竹賞を受賞、九四年『日曜の夜は出たくない』で本格的に作家デビュー。二〇〇一年『壺中の天国』で第一回本格ミステリ大賞を受賞。著書に『星降り山荘の殺人』『片桐大三郎とXYZの悲劇』『皇帝と拳銃と』『豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件』『月下美人を待つ庭で猫丸先輩の妄言』などがある。

「2021年 『作家の人たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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