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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
突然この世を去ってしまった、義兄・最上圭一。優秀な音響技術者だった彼は、「うさぎ」に不思議な“音のメッセージ”を遺していた。圭一から「うさぎ」と呼ばれ、可愛がられたリツ子は、早速メッセージを聞いてみることに。環境庁が選定した、日本の音風景百選を録音したものと思われるが、どこかひっかかる。謎を抱えながら、録音されたと思しき音源を訪ね歩くうちに、「うさぎ」は音風景の奇妙な矛盾に気づく―。音風景を巡る謎を、旅情豊かに描く連作長編著者からの最後の贈りもの。
散漫な印象でした。
ベースにあるのはすごくドロドロしたものみたいなんだけれど、
どういう話を書きたかったのかよく分かりませんでした。
北森さんの本は初めて読んだんですが、
これが遺作だとか。
他の方のレビューを読んで、他の作品も読んでみたいと思いました。
合掌…。
蓮丈那智シリーズとか冬狐堂シリーズ的な感じの
いつもの北森氏ミステリを予想していたら…
こわっ!こわー‼
いや、おもしろかったんだけどね。
ラストの展開がかなり急な感じがしたけど
でもあの急展開以外あり得ないとも思う作品。
図書館で見つけたので借りて来た。北森さんは昨年1月に亡くなったので、もう新作は読めない。この作品の存在は、図書館で見つけるまで知らなかったので、いそいそと読んだのだが…
何だかまとまりのないミステリーだった。主人公のリツ子が、航空機事故で亡くなった義兄が残した音源を訪ねて、各地を旅するという設定に説得力がないし、彼女とかつての同棲相手・澤木准一との関係も不自然だし、どうもストーリーに入り込めなかった。
結末もぼくには、とってつけたように思われる。
『香菜里屋』シリーズや『蓮丈那智』シリーズのファンには、とても納得の行かない出来の作品だ。
ひょっとして、北森さんは体調が悪くて、この作品を納得の行くものに仕上げられなかったのかもしれないなどと思ってしまった。
2010年に急逝された、北森さんの遺作となります。
文庫に落ちてくるのを待っていたのですが、図書館で見かけて手にとって見ました。
”音の風景”を題材にしたミステリー、になるのでしょうか。
行間から澄み渡った”音”が聞こえてくるような、そんな一冊です。
さてラスト、うさぎの行き先は-。
この本の存在は知っていましたが、しばらくは読めなかったのです。
もうこれが最後かと思うと。死亡記事はうちにある「花の下にて」に挟んであります…
そしてたなぞうを飾る最後の作品にも。
飛行機事故で逝った義兄が残したものは、数行の”うさぎ”宛ての遺書と「日本の音風景」を自ら録音したデータ。
うさぎ、と呼ばれていたリツ子はしかし、遺書のうさぎは自分でないことを知る。
もう一人のうさぎはどこにいる?リツ子の音風景を訪ねる旅が始まった。
最後までなぜ妹と恋人を同じニックネームで呼んでいたかが私にはわからなかった。
けどこれで完結しているのよね?
遺作だからもしかして解決なしで終わりなのかと危惧していたのだが、それだけはなくてよかった。
ダイヤモンド。。。このサービスは、動物病院のチラシで知った。
まさか小説に出てくるとは、びっくり。
全体にちょっと暗め。
うさぎ、ことリツ子と、圭一の気持ちも早くから予測がつく。
でも、音の世界、鉄道の話、お酒の話、いろいろ面白く読めた。
冬の曇りの日、外は寒いのに、温かいカフェオレやミルクティーを飲みながら読むのが似合いそうな、イメージの本。
大好きな北森 鴻作品。
昨年1月末に急死された北森さんの作品はあといくつあるのだろう。
音響技師が残した音をめぐって、人が出会い、繋がっていくが、音の謎が解かれるに従って、みえてくる「うさぎ」の正体。
亡くしたものへの偏愛が紡ぎだすものは、思いもよらない方向へ向かう。
北森さんは、新しい謎の形を見せてくれたのに…。
お亡くなりになったのが残念でならない。
可聴領域、ダイアモンド、電気ブラン・・・。縁があるなぁ。
このお話のおかげで音風景を知ることが出来ました。
この間、初めて聞きました。
突然この世を去ってしまった、義兄・最上圭一。優秀な音響技術者だった彼は、「うさぎ」に不思議な“音のメッセージ”を遺していた。圭一から「うさぎ」と呼ばれ、可愛がられたリツ子は、早速メッセージを聞いてみることに。環境庁が選定した、日本の音風景百選を録音したものと思われるが、どこかひっかかる。謎を抱えながら、録音されたと思しき音源を訪ね歩くうちに、「うさぎ」は音風景の奇妙な矛盾に気づく―。音風景を巡る謎... 続きを読む »
うさぎ、と呼ばれた女の話。
なんだけど、うむむ。大人の話しすぎてよく分からなかった。
そのうちまた読み直したいところ。
ブックデザイン / 緒方 修一
カバーイラスト・デザイン / 宍戸竜二・SONICBANG CO.,
初出 / 『ミステリーズ!』Vol14−36(2005年12月〜2009年8月)連載分に加筆訂正。
(収録作品)ヨコハマ12・31/対の琴声/祭りの準備/貴婦人便り/同行二人/夜行にて/風の来た道─夜行にて2/雪迷宮/うさぎ二人羽織
「旅に出なきゃ探し出せないような自分などいないし、旅先で探せるものならば、部屋の片隅にうずくまってでも探し出せるさ」
最愛の義兄が「うさぎ」に遺した「音のメッセージ」。それは日本の音風景百選を録音したもののようだが、どこかひっかかる。義兄から「うさぎ」と呼ばれ可愛がられていたリツ子は、音源を訪ね歩くうち、音風景の奇妙な矛盾に気づく――
北森先生の遺作となった作品。言葉の一つ一つが心に沁みて、いつまでも読んでいたいと思いながら読みました。
今年1月に亡くなった北森鴻の遺作。 でも、今まで読んだ北森鴻で一番つまらなかった… 何か陰鬱で迂遠な筆の運びに、やはり具合悪かったんだろうか、と思ってしまう。 雑誌に2005年から2009年と長期にわたって連載されているようだが、きっと断続的に掲載されたんだろう。連作(風)ということになっているが、各話単独で読んで面白かったか非常に疑問。そしてそんなとびとびで、全体のナゾのほうはどう扱われて... 続きを読む »
突然この世を去ってしまった、義兄・最上圭一。 優秀な音響技術者だった彼は、「うさぎ」に宛て、音のメッセージを遺していた。 圭一から「うさぎ」と呼ばれ、可愛がられたリツ子は、早速メッセージを聞いてみることに。 環境庁が選定した、日本の音風景百選を録音したものと思われるが、どこかひっかかる。 謎を抱えながら、録音されたと思しき音源を訪ね歩くうちに、「うさぎ」は音風景の奇妙な矛盾に気づく。。。 ... 続きを読む »
突然この世を去ってしまった、義兄・最上圭一。優秀な音響技術者だった彼は、「うさぎ」に不思議な“音のメッセージ”を遺していた。圭一から「うさぎ」と呼ばれ、可愛がられたリツ子は、早速メッセージを聞いてみることに。環境庁が選定した、日本の音風景百選を録音したものと思われるが、どこかひっかかる。謎を抱えながら、録音されたと思しき音源を訪ね歩くうちに、「うさぎ」は音風景の奇妙な矛盾に気づく―。音風景を巡る謎を、旅情豊かに描く連作長編著者からの最後の贈りもの。
音のメッセージを解き明かす旅っていうのは魅力的だったんだけど、謎を膨らませるだけ膨らませて、いろいろ意味深なことも書きながら、唐突過ぎるラスト。最上圭一という男の行動が全く理解に苦しむ。これが、北森さんの遺作と思えば二重に残念。

北森鴻の遺作だそうだ。連作短編集というか、長編というか。しかし2005年から2009年までの連載って長くね?何か意味がよく分からない。ちょっと難しいわ。何でそれがアリバイ工作になるの?好きな女だからっ...





