マカロンはマカロン (創元クライム・クラブ)

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著者 : 近藤史恵
  • 東京創元社 (2016年12月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488025526

マカロンはマカロン (創元クライム・クラブ)の感想・レビュー・書評

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  • 近藤史恵さんとの出会いは『タルトタタンの夢』でした。
    それからすっかりファンになり、この本で24冊目です。

    ビストロ”パ・ルマ”を舞台にしたグルメミステリー、第3弾。
    このシリーズ、大好きです。

    ”パ・ルマ”でだされるお料理を想像しながら、一気読みでした。
    第4弾が待ち遠しい!!

  • 良かった編
    ・コウノトリが運ぶもの
    残された物から知る、亡き人との和解。定番だけど素直によかった。しかしそんな頑なにフレンチにしなくても、父が作ってくれたならおにぎり1つでもよかったのに、やっぱお父さん自分の矜持を曲げられない、頑固で不器用だったのかなーと。

    よくなかった編
    ・マカロンはマカロン
    こんなメッセージで理解できる人は1%もいないんじゃないか。オーナーはお人よしだけど、性別がどうあれ、理由がどうあれ、無断欠勤&音信不通は社会人失格じゃないか。菓子なんか送ってくる前に大人ならきちんと話し合えよと思ってしまう。

    ・ヴィンテージワインと友情
    「抜栓料を教えてやって」と言った彼女も、何で自分で言わないんだウォーと思う。第三者から言われた方が目が覚めるってのか、当日周りから誤魔化されたくなかったのか、でも何か突き放したような気が。「アンタなんか嫌い、でもアイツらの浅ましさにもうんざりよ!」って匂いがプンプンする。ちょっと酷いよなー。

    総評
    ビストロ「パ・マル」第3段。
    美味しそうな料理が続々。お客の謎や擦れ違いを解くシェフの推理と博識も健在。だけど今回は良い話はどっかで聞いたことがあるような風で、嫌な感じの客の「そんなことしちゃう人いるの?」って印象が強かったような気がする。同じであってほしい、でももっと満足させてほしい、続き物の難しい所か。

  • 今ひとに一番おすすめしたいシリーズです。
    前回の「ヴァンショーをあなたに」がとても良い読み心地で、続編を心待ちにしてました。

    前作二本に比べると各短編の落ちどころが少し曖昧に感じましたが、お気に入りは
    ●追憶のブーダンノワール
    ●ムッシュパピヨンに伝言を
    特にムッシュパピヨンは続きをぜひ書いてほしい!
    もうひとつの魅力は各短編に一品、料理のテーマがあって、その歴史などにも触れていること。
    ブリオッシュの起源とか、気にしたことなかったから興味深かった。

    メディアミックスも今後してほしい作品です。
    第4弾をぜひ!

  • 武士でシェフの主人公がお客の悩みをサクサクっと解決しちゃう短編集。このシリーズ作品本当におススメです。お話がどれもすばらしい。

  • 初読。図書館。ビストロ<パ・マル>シリーズ。このシリーズ、最初はちょっとおしゃれで手軽なミステリーって思ってたんだけど、どんどん洗練されてきた。「タルタルステーキの罠」の結末にはやられた、騙された!「コウノトリが運ぶもの」「ムッシュ・パピヨンに伝言を」は明らかになる真相に涙ぐんだ。「マカロンはマカロン」は結末が透けて見えるのに、温かい気持ちになる。まさにどれも帯にある通り「極上のミステリ」でした。

  • 今回も全てのお料理が美味しそうで美味しそうで♥三舟シェフの推理はますます冴え渡り。最初からもう目頭熱くなる面白さ♪ちょっと後味悪いのは「青い果実のタルト」。その他にも三舟シェフの渾身のお料理がアリバイや踏み絵のようの使われるのは嬉しくなかったけど、あったかさ、切なさ、苦しさを纏ったそれぞれのお客様達が、きっと今後救われていくであろう、という期待に今は飲めないけどヴァン・ショーを傾けたくなりました。8編全て内容がぎゅっと詰まった物語。短編でこれだけの謎解きと美味しさを詰め込めるなんて近藤さん素敵すぎます。

  • 図書館より。

    さらりと読了。このシリーズは相変わらずいい余韻があるから、好きです。
    何作か、ちょっとした人の悪意みたいなものを感じる作品もあり。
    しかし小腹が空いてくる。
    続編もあればいいな。

  • 小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マルが舞台の
    『タルト・タタンの夢』、『ヴァン・ショーをあなたに』の続編

    このころはブクログを使っていなかったので、『ヴァン・ショーをあなたに』を読んだ記録はこちら
    http://mimi9sayaka.blog14.fc2.com/blog-entry-97.html
    2008年の記録、もう9年も前なんですね。

    食べたこともない料理が、文字だけでもとても美味しそう。

    ちょっとした謎をオーナーの三舟シェフが次々と解いていきます。

    最後の話は後味が悪かったな。

    早めの続編を待ってます。

  • ビストロ・パ・マル第3弾。
    短編8編。
    待ってました!

    飲み会でも食事会でも、ビストロに行く機会はあまりないから、この本で想像するのが楽しい。
    でも読んだら、おいしい料理を素敵な空間で食べたくなる。

    個人的には最初の方の話が好き。
    フランス料理が人の心を繋ぐシーンはほんわかする。

    そして、2番目の話で、レストランやお店で忘れ物を相手に連絡しない理由も初めて知った。。。
    連絡してはいけない人に連絡してしまったら取り返しがつかないよね、確かに…。

  • フランス料理が敬遠されがちなのは
    料理をシェアするのにあまり向いてないし

    ブータンノワール(豚の血の腸詰)や
    マカロンダミアン(ピカルディ地方アミアンのマカロン)など一見して写真写りが良いものでもない。

    ただそこにはつくる人と食べる人の
    関係性や歴史がきちんと反映されている。

    三船シェフが謎に気づくのも
    そういったものに敬意を払っているからかもしれない。

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マカロンはマカロン (創元クライム・クラブ)の作品紹介

下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。変人シェフの三舟さんは絶品料理で客の心を?むだけでなく、客たちの巻き込まれた事件や、不可解な出来事の謎をあざやかに解く名探偵なのです。今回も、蝶ネクタイの似合う大学教師が海外研修中に経験した悲しい別れの謎、豚足をめぐる少年と母親の再婚相手との出来事など、胸を打つ話ばかり。ベリーのタルト、豚足料理、ブーダン・ノワール、タルタルステーキ……メインディッシュもデザートも絶品揃いです。

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