ねじまき片想い (~おもちゃプランナー・宝子の冒険~)

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著者 : 柚木麻子
  • 東京創元社 (2014年8月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488027346

ねじまき片想い (~おもちゃプランナー・宝子の冒険~)の感想・レビュー・書評

  • 「自分の心にねじを巻いてくれるのは自分だけ」

    このフレーズが心にストンと落ちてきました
    小さな感動の波がいくつも寄せては返す心地よさに浸りながら読みました
    登場人物がみんな優しい
    柚木麻子さんの描写にはいつも引き込まれてしまいます

    この本では、装丁も自分のツボにはまりました
    刺繍のモチーフがひとつひとつ可愛らしくて、見ているとわくわくしてきます

  • 宝子の見かけによらず、底知れぬ行動力で、中盤まではコメディタッチで軽快に楽しめた。
    落ち込んでも半ば裏切られても、立ち上がりすぐに自分が役に立てることを懸命に考え、取り組む姿に逞しささえ感じる。
    最後は自分の長所を思い出し、また前を向いて進んでいく宝子が清々しいほどだった。

  • エンターテイナー柚木麻子。西島さん、いいとこない感じがいい。

  •  なんかねえ、最初は楽しく読んでいたんですが、だんだん宝子がうっとうしくなってきます。極めつけは最後の吹っ切り方。えっ、なんで?せっかくハッピーエンド、応援してたのに。おいてけぼりをくったようでした。

  • 次々と問題を解決していくのは面白かった。
    最後は1人で生きていく!という話かと思いきや、片想いの相手との今後も匂わせたりしてちょっとがっかり。

  • 単なる恋愛話しではなく、ちょっとした事件もあって面白かった。
    職場の人達もみんな良い人で楽しそう。
    宝子さんの一途な思い。ちょっと重いところ共感できる。
    ラストでいい関係になれそうなので良かった。

  • 柚木麻子さんの本、今のところ数冊読んだ時点ではハズレがないな〜〜、これも好き。軽快かつ丁寧な描写なんだけど、キャラクターは結構性格は拗らせてたりして笑、だめな人だなあとか、面倒な人だなあと呆れつつもまっすぐな気持ちの描写に愛おしくなってしまう。

    もちろんこんな才能豊かでは全然ないんだけど、わりとわたしも自分の生み出すエネルギーで走っていくところあるので、そこを共感したり、一方で内向的なところは自分とはまったく違うので、しょうがないなあもう、と思ってみたり。

    片思い、特に長期間の片思いは本当にエゴの塊で、その気持ちはとても良くわかる。良い影響と悪い影響ならもしかしたら悪い影響が大きいのかもしれない。けれど、好きだなって思う気持ちは、やっぱりきらきらしていて、それを大切にできる自分でいたいなあと、思えるお話でした。

  • 西島さんへの想いを伝えられない宝子の気持ちも、またその気持ちがエネルギーになるところもとても共感できてよかった。
    単なる恋愛小説でなく、そのエネルギーが他の事件を解決するというストーリーも面白かったです。

  • こじらせ女子。

  • 可愛いくて才能溢れる玩具プランナーのダサいクリエーター?への片思いか。。 ふーん。
    女性嗜好の同居人女性、片思いの彼に出来た年上の彼女、スリ集団の老婦人などなど、不思議なキャラクターが色々と物語を展開させ楽しめた。
    おもちゃも、アニメも、片思いも題材的には全く私の趣味じゃないけど、そこが本を読む楽しさかな。自分の知らない世界に連れて行ってくれる。

  • 2017.2.3

    たった一人でくるくる回って人生を回転させていけるのはね、意固地なわけでも、魅力がないわけでもなくて、心豊かに生きているあかしなんだよ。あたしはね、あんたの溢れるような豊かさに惚れたんだと思う。あんたくらい惜しみなく人に与える人間はいない。あまりにも豊かだから、いくら人に与えても、あなた自身は一ミリもすり減らないの。
    玲奈が宝子にかけたこの言葉が好きです。
    柚木さんの本は情景が頭に浮かんで、ノンフィクションのように感じます。

  • 2017.1.31読了 12冊目

  • 片想いの男性西島裕也とおもちゃのことで常に頭がいっぱいのおもちゃプランナー、富田宝子28歳の物語。好きな男性のためにはとても行動的なのに、本人には好きと告白できないじれったさが延々と続きます。それにしても、女性の好意と親切、おせっかいなまでの世話焼きを受けて、気が付かないというか甘え続けてる西島って男は最低の男。正直、読み疲れた作品です(^-^)柚木麻子さんの「ねじまき片想い」、2014.8発行です。

  • *おもちゃプランナー富田宝子、28歳。片想い中の西島のため、SP気分で彼に降りかかるトラブルを密かに解決していく。女子への応援賛歌がたっぷり詰まった栄養満点小説*
    乙女な可愛さ全開の、とってもキュートなお話でした!この片思いは誰にも気づかれていないと思い込んでる宝子、そんな宝子をやきもきと見守る会社の面々がもう素敵過ぎてツボ。対する西島のダメ男っぷりもいい。恋に猪突猛進過ぎて、事件を次々と解決する展開も面白かった。やや唐突過ぎる感はあるものの、ラストのふっきれた宝子もきらきらしていて良かった。さらっと読めて、楽しくなれる読後感です。

  • 少女マンガみたいだなって感想。
    悪い意味ではなく仕事は完璧なのに恋には丸っきり臆病とか設定がもう。

    それだけ片思いの相手の為に動けるなら早く告白しちゃいなよ!って何度も思いました(笑)
    サクっと読めて面白かったです。

  • 玩具が大好きで玩具メーカーで開発を行っている内向的だけど片想いをパワーにしている女性の物語。探偵ものと恋愛が半々ぐらい。自己完結しちゃうからうまくいかないっていう部分はよく分かる。人の目とか型にはまった幸せじゃなくて、そのままでいいと思とて軽く楽しく生きてく姿にさわやかな読了感。

  • 女子のお仕事小説かと思いきや、片想い相手のために暴走し、事件を解決する探偵要素があって面白かった。

  • 片想い、こじらせすぎ。。

    西島がまたとぼけた男過ぎて、共感できない。目黒さんの方が良くない?

  • 少女漫画のような一冊。「お仕事女子」の本としても充分に楽しめる。玩具メーカーに勤務する宝子、28歳はどこまでも「乙女」。そんな宝子は仕事相手の西島に片思い中。恋愛を知らない宝子の西島への「恋愛エネルギー」は時にとんでもない方向に向いてしまう。エネルギーを西島自身に向けられず自己完結してしまう宝子がもどかしくもかわいらしい。二人の恋のねじを巻いて、歯車は動き出す。二人の歯車は噛み合うのだろうか。宝子の恋愛を見守る、職場のチームのみんなが優しく、個性的。これからも、夢のあるおもちゃが生まれていくのだろう。

  • 謎解き要素があるなんてびっくりのお話でした。宝子はほんわかしててやっぱり芯がありました。
    登場人物みんな感情があっさりしてるけど、西島とこれから本音の付き合いが始まって宝子が活き活き輝けそうで良かったです。

  • 表現に 奥行がなく ちと読み応え不足。
    なんて、ナマイキ発言をしてみる。
    でも 宝子には好感をもてる。
    節々に 自分と同じではないか?と感じるところ大。

    ずっと一人かもしれないってすごく怖いよ。
    誰ともちゃんとつながれないまま、
    誰とも心をからませることもないまま、
    自分で自分の心のねじを巻いて

    私、年だけとっていくのかな。。。

    いや、正にワタシだ。
    そして、私は トシくっちゃってるよ。
    あぁ、イタタタ...(´д`|||)
    ガンバレ宝子 ガンバレワタシ

  • 仕事と恋による主人公の成長譚かと思いきや、ミステリーや冒険活劇要素も有りつつ、発酵し過ぎて腐りかけた片思いの物語。

    私も大胆になれる勇気はなく外堀を徹底的に埋めたいタイプなので、宝子が直接的にぶつかるのを避けてズレた献身をする気持ちは分かる。
    分かるけれど章毎の成長が何もなくひたすらグズグズしているので、さすがに物語後半に至る頃には苛ついた。
    それにいくら何でもスリはないだろう…。
    読みながら最初は宝子の片思いを応援していたけれど、途中からは彼女の行動に苛立っていた為その気が失せてしまった。
    ラストは吹っ切れた様子でまだ良かったけれど、最終章で時間が飛び過ぎていて唖然としている間に物語が終わってしまった印象。
    目黒刑事も玲奈もようやくアクション起こしたと思ったら即自己完結してしまって時間が経つので色々消化不良になった。

    貯水タンクの話なんかは最初という事もあって宝子の行動含めて意外過ぎる展開で面白かった。
    この路線で少しずつでも宝子が前に進んでてくれたらもう少し爽快な話になったのに。

  • この著者の本は2冊目です。
    私は、いろいろな職業が垣間見れる話が好きなもかもしれないです。
    最後は、宝子が西島に対する本当の気持ちに気付いて、
    それを西島に言えたところがスッキリしました。
    ”自分の心にネジを巻いてくれるのは自分だけ”
    私のネジは、子供の世話をし、それが喜ばれた時。
    子供が小さい時はネジを巻く毎日だったけど、
    最近はネジを巻く機会が少なくなっています。
    あと2年弱でほぼネジを巻くことがなくなりそう。。。
    別の喜びを見つけて、自分でネジを巻いていかないといけないなぁ。

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