ミニ・ミステリ傑作選 (創元推理文庫 104-24)

  • 東京創元社
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本棚登録 : 230
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (478ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488104245

作品紹介・あらすじ

いつでもどこでも、どこから読んでも楽しめる67編のショート・ショートを収めた、まさしくクイーン・サイズの一大パッケージ。粒ぞろいのミニ・ミステリ大集成! 

感想・レビュー・書評

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  • この本は実家で母親の本棚で見つけて、

    読みだしたけれど、
    面白くて面白くて
    読みながら何度も「この本貸してね!」と言ってしまい、
    「貸してあげるっていったよね?」と嫌がられた思い出!
    ごめんなさい。

    そして、もう一つ謝らなければならないのは
    あまりにも面白かったから、あんまり返したくないの。

    うーん、私がこの本見つけて手に入れるまで
    せめて、待ってて?

    大好きなサキもマンスフィールドも載っていて、
    ホームズのパロディコーナーもあり、

    一篇一篇がとても短いから、
    お湯を沸かしながらとか、
    寝る前とか、会社に行く前とか、
    ちょいちょい読めて、とても良かった!

    殺人も、泥棒も、詐欺も、
    ジメジメしていなくて、洒落ているの。

    1975年発行のとても古い本だけれど、
    もしも見掛けたら皆も読んだら良いと思う、
    と思って調べたら、今も普通に販売されているみたい!

    だったらなおさら、読んだら良いと思うよ!

  • 好みのもの、そうでないものあるけれど、ミステリの守備範囲の広さに眩暈がする。
    訳文の古さは気合いで乗り越えた。そうするだけの価値があるよ。

  • 3

  • ギブアップ。
    200ページほど読んだが、ほとんど理解できなかった。
    だから評価もできない。残念。

  • 「ミステリ十二カ月」より。旅用に何度も借りて、今回ようやく読む。とは言っても半分でリタイヤ。ほんとショートショートって感じで、面白いのももちろんあるけど、半分くらい意味が分からんものも。翻訳ものだからなのか、時代が前だからなのか、私の理解力が低いからなのか。しかし短いと手がかり?が少なくて余計分からん。文化がものをいうのも強いと思うし。

  • カーのホームズパスティーシュの戯曲目当てに買いましたが、他の作品もなかなか面白かった。色んなテイストの作品が入っていて、飽きさせませんし、1編1編が『ミニ・ミステリ』とうたっている通り、非常に短い作品ばかり。その中でスパーンとオチを決めてくれると、読んでて気持ちいいですね-。

  • E・クィーン編纂によるショートショート・ミステリのアンソロジー。
    “ミステリ”とタイトルを銘打ってはいるが、A・C・クラークにR・ブロック、サキといった他ジャンルで有名な作家から、ヴォルテールやモーパッサン、デュマといった古典作家の作品まで、内容も本格的推理モノから奇妙な世界まで揃っており、そのバラエティはかなりのもの。
    収録作品全67編は最長のものでも10ページ以下……殆どが僅か3、4ページと、まさに「一口サイズ」。

  • 時代は少し古いがジャンル分けが広範かつ巧みで長く楽しめるショートショートミステリー。
    本書の楽しみかたを散文的に紹介した編者エラリークイーン自身の作もある。

  •  エラリー・クイーン編ってのもそそるけれど、訳が永井淳(アーサー・ヘイリーの訳で有名)ってことで少し期待。先の5分間なにがしと比較するとやはりこっちの方が遙かに楽しい。1975年の作品だからずいぶんと昔だけれどね。

  • この本すごい好き。
    シャーロック・ホームズが天国で神様に、
    「脱走したアダムとイブを探し出してくれ」と頼まれて、
    論理的な切れのよさで解決したお話とか。

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著者プロフィール

エラリー・クイーン。フレデリック・ダネイとマンフレッド・B・リーの合作ペンネーム。従兄弟同士で、ともにニューヨーク、ブルックリン生まれ。1929年『ローマ帽子の謎』で作家としてデビュー。ラジオドラマの脚本家やアンソロジストとしても活躍。主な代表作に『ギリシア館の謎(32)、『エジプト十字架の謎』(32)の〈国名シリーズ〉や、『Xの悲劇』(32)に始まる〈レーン四部作〉などがある。また編集者として「エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン」を編集、刊行した。

「2021年 『消える魔術師の冒険 聴取者への挑戦Ⅳ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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