ブラウン神父の童心 (創元推理文庫)
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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
まんまるい顔、不格好で小柄な体、大きな黒い帽子と蝙蝠傘のブラウン神父シリーズの記念すべき初短編集で12編が収録されています。
奇想天外なトリック、痛烈な諷刺とユーモア、独特の逆説と警句のブラウン神父譚はホームズシリーズと双璧をなす短編推理小説の宝庫です。
作者であるチェスタトンのトリック創案率は古今随一と言われているのも納得です。
「青い十字架」が気に入りました。
初版が古いせいか、文章が固い感じがして読みにくい点がありますが、今まで読んだことが無いタイプの短編です。
物語自体は色々な場面設定で、結末に意外性があって面白いです。
ただ、真似て書くには難しく、独特の言い回しがあるのは、さすが人気作家だと思います。
【出版社/著者からの内容紹介】 奇想天外なトリック、痛烈な諷刺とユーモア、独特の逆説と警句、全五冊におよぶ色彩ゆたかなブラウン神父譚は、シャーロック・ホームズものと双璧をなす短編推理小説の宝庫で、作者チェスタトンのトリック創案率は古今随一だ。まんまるい顔、不格好で小柄なからだ、大きな黒い帽子とこうもり傘の神父探偵の推理は常に読者の意表をつく。 青い十字架/秘密の庭/奇妙な足音/飛ぶ星/見え... 続きを読む »
文章が読みにくく、わかりずらい。ただ、いくつかスタンダードたりうるものあり。「犯罪者は想像力あふれる芸術家...」「木は森に隠す...」など幾度となく引用される名文句あり。ミステリー読者の基礎教養ですね。
「深夜、純粋な気持になって、探偵小説史上最も優れた作家は誰かと考えると、私にはポーとチェスタトンの姿が浮かんで来る。この二人の作品が、あらゆる作家と作品を越えて、最高のものと感じられるのである」(江戸川乱歩)
すごく古い作品なので、最初はだめっぽい・・・と思ったのですが。意外に良かったです。フランボウのキャラが好き。
続きも読むかもしれません。
再読。数年おきにふと読みたくなって読み返すので何度目の再読だか判らなくなってきた。解決部分に至るまでの、フランボウとブラウン神父の人を煙にまくようなもってまわった言い回しの問答が楽しい。
はっと驚くチェスタトンの逆説ネタは、内容を忘れた頃に再読するのが良いですね。また「はっ」と驚かされる楽しみが味わえます。
◆ あなたの方がずっと奇妙な謎ですよ 神父さん ◆
短編ミステリ集。
なのだけど、なんかヘン。
謎はある。
謎の神父が勝手気ままなわけのわからん推理をして決着がついてしまう。
不思議の世界の謎解きを楽しみたい人に。
仲の悪かった先輩が「ふふん、知ってるか」という感じで教えてくれた。
出会いは、あまり良くない。
読んでみた。
でも…
「ちくしょう、おもろいやないか」
となってしまったのです。
逆説が口先のごまかしではなく反骨精神として機能しているから、ミステリを超えた人間讃歌としても読める。たとえば「飛ぶ星」「見えない男」「神の鉄槌」など、謎を解いたその先の展開にこそ妙味があると思う。
主人公であるブラウン神父のキャラクターに称賛。
トリックには結構無理のあるものも含まれるが、100年前の作品とは思えない新鮮さ。
どっちかを選ぶとしたら、ホームズよりもブラウン神父に一票入れたい。
ま、いまさら何を言わずとも有名ですね……。
「折れた剣」は、なんとなくネタやなんやは知っていたのですがが。やっぱりきちんと読まなきゃ駄目でしたね。思っていたよりもずいぶんと深い内容で、やはりこれが一番インパクトのあった作品だったかなあ。
ブラウン神父が事件の犯人を捕まえずに、諭す話し。
チェスタトンは古典ミステリでいいよね? 基本的にはドイルのホームズシリーズに見られるような短篇連作で進んでいく。今ほど科学という制約が厳しくないので、んなアホな~、ってな具合のトンチキトリックがでてきたりしておもしろい。逆にそういうのが苦手な人にはオススメできないけど。そして、ブラウン神父独自の説法はかなりイカス。
ホームズシリーズほど知名度は高くないけど、おもしろさはどっこいどっこい。オススメの古典ミステリ。シリーズ作品なので、続刊もどうぞ。
ブラウン神父もの。短編集。ブラウン神父の初登場作青い十字架を含めた12編。ブラウン神父の直感的な推理が的を射て、そのキャラクター性に面白さを感じることができる、楽しい作品集でした。まあ、発表当初の年代からして、どうしてその直感的な推理の結果になるんだ、という疑問等はありますが、そのトリックはやっぱりすごかったですね。でも、どんぐり眼+こうもり傘っていうスタイルがブラウン神父の売り――というか特徴――だと思ってたのだけれど、それほどその描写は強くなかったのはちょっと意外でした。
85/100 No.67「長門有希の100冊」
シャーロックホームズものと双璧をなす短編推理小説なんだって。
こちら、12編の短編が収録されている。
ブラウン神父が事件のトリックを解き明かすという趣向になってる。
ものすごく、読みにくいというのが第一印象で、ぜんぜん内容が頭にはいらないのには困った。
一行読んで、次にすすむと前の行の内容を忘れてるっていうわけ、
内容にも興味が涌かないためなのか、読み終えるのに数日かかった。
読みにくい理由はたぶん、接続語と状況説明が過剰に多いことに起因してるのかな。
それともただ、わたしの頭が悪いのか。
「長門有希の100冊」 でなければ絶対読まない本だよね。
好きな人物が犯人でした。 切ないね。
神父が主人公なんて日本ではありえないので、日本の推理モノしか読まない方はぜひ読んでみてください!ね!

ドイルのホームズ、クリスティのポワロと並び、世界3大探偵とも呼ばれているチェスタトンのブラウン神父。さてどんなもんかと思って読んでみたけど、ホームズやポワロとは随分印象が異なるなぁという感がありました...





