ブラウン神父の不信 (創元推理文庫)
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みんなの感想・レビュー・書評
『ダーナウェイ家の呪い』がポーばりのゴシックホラー風味の導入で好みでした。『犬のお告げ』はこういう話だったのか。なるほどね。
この『不信』はブラウン神父がアメリカに派遣されて活躍する話で、ちょっと雰囲気が他のシリーズとは違っている印象。あと、「呪い」や「奇跡」など、ネタ的にオカルト色が強い感じもしました。
短編集。8作品を収録。内容的には奇跡的な事件が起き、ブラウン神父が解決していくと言う作品が多かったです。作品名の「不信」は、舞台がアメリカで無神論者が多いという点なんでしょうか。奇跡が起これば、神を信じていない彼らでも神様をすぐ信じるということなんだという気がしました。実際、密室ものもありますしそれ以外の不可能な犯罪もあり奇跡のような事件ばかりで、不可能犯罪を集めた短編集なので内容が重厚です。そのトリックは心理的なものですが、確かにそのような行動をするはずだ! と思うものばかりで心理トリックものの短編集たしても面白かったです。
“犬のお告げ”“ムーンクレサントの奇跡”“ギデオン・ワイズの亡霊”などトリッキーなものが多い。
「ブラウン神父の復活」「天の矢」が特に好き。「犬のお告げ」も、発想はダジャレ(oracle of GOD → oracle of DOG)なのに非常に深い話に仕上がっているのがすごい。
ブラウン神父の第三短編集。
いかにも不可思議な現象に見える事件をあっさりと常識的に
解決してしまう神父の着眼点は健在。
『ブラウン神父の復活』と『天の矢』『ギデオン・ワイズの亡霊』がお薦め。
チェスタトンのブラウン神父シリーズは絶品。殺人の動機を犯人偏執狂で済ませたり、非常に単純であったりと仰々しく無いのがいいです。夕暮れの場面や日光が差し込むきらきらした瞬間の描写は美しいし、ブラウン父ちゃんがアホを相手にするところが楽しいのです。「童心」に比べると、「不信」の神父はアホに対して辛辣。その辛辣さが愉快なんですが。
The Incredulity of Father Brown(1926年、英)。
ブラウン神父シリーズ。
短編集です。
ブラウン神父が探偵役として推理をします。
不可解な事件が起きると周りの者達は神秘だと言うのですが、彼だけは常識的に事件を解決に導くのです。
特に「犬のお告げ」が気に入りました。

著者チェスタトンはブラウン神父を探偵とした短編を53作残してるらしい。なんらかのアンソロジーでいくつかは読んだ記憶があるものの全て忘却の彼方へ置き去りになっており、古典回帰をしてみた。
だった...





