- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488123017
感想・レビュー・書評
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何も頭に入って来なかった…
ストーリーに興味が持てなかったのか、私にとっては読みにくかったのか、このジャンルが苦手なのか…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ミステリ。推理対決。多重解決。アンチミステリ。
かなり久々に読むバークリー作品。
癖が強いため、恐らく人を選ぶが、個人的には"アントニイ・バークリーらしさ"に溢れた傑作。
シュールなユーモアが本当に好き。
『最上階の殺人』と共に、海外ミステリの個人的ベスト5には入る。(2022年時点で他3冊は、カー『火刑法廷』、クリスティ『オリエント急行の殺人』、チェスタトン『ブラウン神父の童心』か) -
世間は狭い
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事件に関する証拠などが全て読者に提示される、挑戦状タイプの作品かと思って読んでいましたがそうではないんですね……。
あらゆる推理小説へのメタ的な観点での批判や推理方法をなぞる参考書的な部分もあったのかと思います。
また、一つの物事をたくさんの観点から見る重要性が学べて良かったと思います。あらゆる角度から物事を検討するというのはほんとうに大事ですね。 -
有名な作品らしいが読み終えても何だかわからなかった。(これは私の頭が悪い。)
翻訳にこれ違うんじゃ、というところが何か所かあり、それが気になった。 -
【展示用コメント】
真実はいつもひとつ!…とは限らない?!
【北海道大学蔵書目録へのリンク先】
https://opac.lib.hokudai.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2000380071 -
ベンディックス夫人が毒入りチョコレートを食べて死亡した事件について、シェリンガム氏が組織した「犯罪研究会」の6名が推理合戦を行う。
一つの事件でも立場によって色々な見方・解釈があるものです。
犯罪研究会の各々のメンバーの丁々発止のやり取りが楽しい。
いわばオタクの集まりだから、みんなが自分が一番だと思っているのでしょう。
自分の推理の正しさを主張するためには会のメンバーですら遠慮なく犯人扱い!
食うか食われるかの推理バトルです。
この人たち、本当は仲悪いんじゃないでしょうか。
少年少女・ネタバレ談話室(新)(ネタバレ注意!)
毒入りチョコレート事件 ネタバレ検討会
http://sfklubo.sblo.jp/article/188405603.html -
六人の探偵役による推理合戦。
其々皆何らかの正義感を持ってのことなんだろうけど、人が死んでるのに何やってんだこの方達は。と、読み始めはそう思ってしまった。これでもミステリー好きなんですが。 -
警察もお手上げの難事件を、素人の推理愛好家集団「犯罪研究会」のメンバーが次々と推理を披露していくだけの密室劇。それぞれの個性にあった推理が面白く、またなんといっても発表していく順番がいいですし、それにラストも洒落てて個人的には好みです。