マチルダ―ボクシング・カンガルーの冒険 (創元推理文庫)

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制作 : Paul Gallico  山田 蘭 
  • 東京創元社 (2000年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (508ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488194031

マチルダ―ボクシング・カンガルーの冒険 (創元推理文庫)の感想・レビュー・書評

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  • なんとボクシングをするカンガルー、マチルダ。
    田舎の祭りの催しで、ミドル級チャンピオンのドカティをノックアウトしてしまう。
    そこに有名新聞記者のパークハーストが居合わせたせいで、一躍有名に。
    マチルダをめぐり、マフィアも巻き込んで、周囲の人々はジタバタ劇を繰り広げる。
    そしてクライマックス、マチルダvsドカティの正式なタイトル戦へ。

    とても面白かったです。小説の醍醐味が、惜しげもない山盛りでした。
    まず挙げるべきが、もちろんマチルダ。極端な擬人化などしていないのに、なんだかめちゃくちゃ面白くてにやにやしてしまう。マチルダの強さと愛らしい様がユーモラスに描かれていて、正直これだけでも読んでお得まちがいなしです。
    でもそれだけではなく。
    ストーリーラインが見事なまでに賑やかで、短くない作品ですが中だるみとは無縁。全然飽きません。
    そこに深く関わるのが、マフィアを牛耳るアンクル・ノノの存在。ここはあえて「アンクル・ノノ vs パークハースト」と独立させたい。ふたりの静かな攻防がじわじわと牽引力を発揮し、どうなっちゃうんだろうとどんどん読み進めてしまいます。

    結局悪い人いないんだねという結末を、ひねくれ者の私でも受け入れられました。
    清濁まるっと併せ呑みっぷりが見事なのと、やはりマチルダというキャラクターの勝利かな……。

  • ボクシング・カンガルー、マチルダが大活躍のボクシング小説(?)。

    マチルダはとても可愛いし、とても愛おしい。
    ただ、なんだか…すっきりしないというか、私はどうもマチルダを担ぎだし諸々を画策する男性たち(特にパークハースト氏)が好きではない。

    この結末がハッピーエンドなのかどうかも微妙…。

  • 痛快で、ユーモラスで、やさしくて、アイロニックで、世界を愛すべきものだと思わせるような本。
    ていうか電車の中で読んでると、くつくつ笑いそうになる。
    ボクシングを真剣に純粋に愛してるマチルダはもちろんだけど、彼を(そうマチルダって名前だけど男の子)取り巻く人たちも面白い。
    こんなの高校男子が読んでたらときめくなー。

  • チャンスに恵まれない芸能エージェント、ビミー。彼のもとに転がりこんできた天才ボクシング・カンガルー、マチルダは、ひょんなことから世界チャンピオンをKOしてしまった! たちまち新聞社からマフィアまでを巻きこみ大騒動! 一頭のカンガルーに夢を賭ける男たちの奇想天外な冒険と、その意外な顛末を痛快に描く傑作。

  • 一筋縄ではいかないポール・ギャリコ。いろんな仕掛けで読者を楽しませてくれます。

  • カンガルーのマチルダ。世界チャンピオンをKOしてしまったことから始まる奇想天外なおはなし。
    爽快で痛快、登場人物が最高!

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