よい子はみんな天国へ (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488199029

感想・レビュー・書評

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  • クリスマス間近なある日、男の子だけを狙う誘拐殺人犯・チョコレートマンは、間違えて女の子をさらうというミスを犯した。気丈な女の子と、怯える誘拐犯。追う刑事と女の子の母親・・・緊迫の二日間。

    ところどころわけがわからなかったのですが(その挿話はいるのかなー?とか描写とか)、通しとしてはまあ面白かったです。なんだか「愛」という言葉がとびかっててちょっとはずかしい・・・アメリカの話だから、普通なんですね。日本の誘拐物とは様相が違ってます。
    暗い話になりかねないのになんだか明るい雰囲気なのは、事件の背景にクリスマスがあるからでしょうか。クリスマスシーズン独特の、あの眩しさと物悲しさ。

    誘拐犯と女の子の会話が好きです。

  • それなりに面白かったけど、いまいちー。
    良さげなキャラが出てくるけど大して活躍しなかったりそのあとどうなったのか分かんなかったり突然出てきて殺されてたり・・・ううむ。

  • のどかな邦題ですが、クリスマスに子供を誘拐して殺しちゃう、という連続殺人犯の話です 裏表紙によると、犯人はマスコミから 「チョコレートマン」 と通り名をつけられてて、男の子ばかり狙うのに間違って女の子をさらってしまって狼狽してしまう、とかいう触れ込みで。
    「チョコレートマン」 というなんとも不似合いな楽しそうな名前と、間違って誘拐、というちょっとユーモラスな展開を想像させる感じと、利発で気丈な少女エミリーがかわいいんだろうな〜っと、っという期待で買って読みました。

    エミリーはかわいかった
    でも別にユーモラスな展開ではなかった
    いい人がバンバン殺されてしまい、ちょっとゲンナリ
    錯乱した犯人の精神世界を再現しているのかもしれないけど、最後の方は誰が何をやってるのか、どれが誰のセリフなのか、どこで何が起こっているのかが分かりにくかった。原文じゃなくて訳者のせいかもしれませんが。

    読み終わって思い出しましたが、『クリスマスに少女は還る』 という、キャロル・オコンネルが書いた名作があるんですが。設定が良く似てるので、なんとなく連想してつい買ってしまいました。

  • 少し悲しくなるお話。どきどきしながら読みました。早く早く、この子を見つけてあげて!という気持ちでいっぱいでした。

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