書店猫ハムレットの休日 (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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本棚登録 : 135
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488286040

作品紹介・あらすじ

ハムレットは、ダーラが経営するニューヨークの書店の気むずかしいマスコット猫。空手大会に出場したダーラの動きを真似る動画がネットで拡散し、ハムレットは空手キャットとして一躍人気猫になり、おかげで全米キャット・ショーに特別ゲストとして招かれることに。しかし、会場でその身に一大事件が勃発! 書店を飛び出した書店猫が大活躍の大人気コージー・ミステリ第三弾! 訳者あとがき=越智睦

感想・レビュー・書評

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  • 書店猫ハムレットのシリーズ3作目。
    キャット・ショーに招かれて、フロリダが舞台のお話。

    ニューヨークの書店を受け継いだダーラがヒロイン。
    書店とともに受け継いだのが、大きくて真っ黒なマスコット猫、いや真の主?のハムレット。
    気むずかしい猫なのですが、前作でのハムレットの動きがネットにアップされて、一躍人気者に。
    空手大会に出場したダーラの演じる型を猫がいちいち真似ていたのだから、想像するだけでも楽しいです。

    ハムレットは、全米キャット・ショーに特別ゲストとして招かれます。
    フロリダに飛んだダーラとハムレット。
    ここが地元の下宿人ジェイクの母親が出迎えに来てくれます。
    場所を移動しても、ただ猫じゃない?ハムレットは、さすが悠々としたもの。
    しかし、会場で一大事が起こり‥?!

    華やかな街と高級ホテル、キャットショーの様子などが目新しく、テンポよく進みます。
    ブルックリンの地道な生活とはまた違う展開。
    最後の冒険まで、楽しめました☆

  • 書店猫シリーズ3冊目。

    書店を飛び出してフロリダへ!
    変わらずドタバタミステリな展開、コメディタッチで面白いのだが、店長ジェイムズ、ゴス店員ロバートにリース刑事がいないと何となく寂しい。

  • あぁー、何で犯人に気づかなかったんだろう…怪しいとは思ったけど、動機が全くわからなかった。
    今回は少し、事件よりもバカンス色が強くて、事件の背景より、楽しい!と思う場面が多かったなぁ。おいしそうだったし、私もフロリダ行ってみたくなりました。
    最後に、ちょっとホロリとしてしまった…

  • のんびりとした海外旅行楽しそう

  • 書店猫ハムレットの第三弾。

    今回はyoutubeで有名になった空手キャットこと、
    ハムレットのおかげで、
    フロリダのキャットショーに招かれたお話。
    なので、店長も店員のロバートも活躍せず
    恋人未満の刑事さんも登場せず、
    ダーラと店子の私立探偵ジェイクとそのお母さんが中心だった。

    旅先のせいか、身近な人が事件に巻き込まれていないせいか、
    舞台が暖かく明るいフロリダのせいか、
    サスペンス要素がちょっと足りない。

    シニア用マンションのプールサイドで行われた追悼会が、
    しっちゃかめっちゃかになってしまったのは面白かったが、
    留守中にカフェスペースが作られた書店の方が気になった。

    最後に、
    とうとうハムレットがダーラに「グータッチ」をしてくれたのが、感動的だった。

  • ハムレットとの絆がどんどん深まってきて嬉しい

  • 最初はものすんごく仲悪かった気がしてけど、いつのまにかこんなに仲良くなって……(涙)今回は、所用で旅行におでかけです。親友のジェイクのママがとてもいいキャラだった。

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