- Amazon.co.jp ・本 (492ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488298074
感想・レビュー・書評
-
過去と未来が錯綜する不思議な家にまつわる話
かと思いきやそれに関して結論はなく
別の筋の話がメインの結論
読みやすくて一気に読んだけどなんかスッキリしないな詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
奇怪な建物が主人公と言えないでもない不思議な話し。
飽きずに読ませるけど 最後が物足らないような・・・
でも面白かったです。 -
呪われた家、といってもアメリカンホラーとは全然違う、英国らしい幽霊譚のようなそうでないような。さすがに巨匠、なかなか面白かった。
-
図書館で。
ミステリーかと思ったのですがホラー・オカルトっぽい展開になってしまい残念。結局はアザウェイはなんだったんでしょうかね~ 人の悪意の方がよっぽど怖いというお話なのだろうか。何となく後味の悪いお話でした。 -
ロンドンから郊外に離れすんだ主人公と妻。その妻が断崖から転落死をして、親友と妻の妹夫妻の元に身を寄せる。彼らが新居に選んだアザウェイズには、理解できない現象と、スパイなどの謎をはらんだ、ある天才建築家の建物だった。
アザウェイズという石に刻まれた家の、歴史(時間)が主人公トニー・シェリダンを巻き込んでいく・・・。
少し細かい謎が放置された部分も感じるが、全編を彩るアザウェイズの雰囲気と、これでもかと陳列される謎にめまぐるしく翻弄される感じが面白い。 -
ゴダードが、えっ?ホラーに転向?…
と、首をかしげつつ読み進めれば、ヨカッタ、後半は歴史ミステリの絡みだす正調ゴダード節~
ハズれがないと思っていたゴダードの中では評価の低い本作。
でもファンとしては、未消化なホラー風部分も、敢えて「ロマン」として読んであげたいのです。 -
円柱形のおかしな建物にまつわる、きっと推理小説。その建物の中では、夢と現実が交わったり、過去や未来が現在に溶け込んできたりする。謎の人物とか陰謀とか歴史的なあれとかが渦巻いて、物語としてはかりと壮大で飽きさせない感じで、ぐいぐいっと先に進みたくなる。でも構造的なぐちゃぐちゃ感がありそうでないのがちょっと物足りないかも。
-
最近、不調だと言われるゴダード。うん、確かに…。
幽霊屋敷に住んだ妹夫婦と一緒に巻き込まれる過去の陰謀の話。なので、屋敷の云々っていうのも、陰謀も、なんとなく未消化。それよりなにより、主人公がなぁ。ゴダードの主人公って、とことんヘタレでも純粋、っていうのがいいのに、今回のは中途半端。でもって、以前のような構成で読ませるっていうのも、ない。最後のオチも、うむむ?だった。
とはいえ、中盤からは読ませる。うん、上手いのは上手いんだよ、ゴダードって。 -
イギリスの怖いお話。とても、面白かった。