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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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p.127 すうっと気持ちが無効に流れ出すのを感じた。この感覚が愛なのだろう。p.177 水鳥の脚使いではありませんが、内に何かを秘めない人はいません。何をどれぐらい表にし裏にするかは人によって違います。どんなにしてもいえないことというのは誰にでもあるのです。p.268 人間が生きていくってことは、いろんな立場を生きて行くっていうことだろう。拘わりとか役割とか、そういったことを理屈でなく感じる瞬間て必ず来るものだと思うよ
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言葉の現れた一瞬よりも、それまでの無言の時の間にどれほど深く詫びていてくれたかが、今は分かる。
― 177ページ -
言葉の現れた一瞬よりも、それまでの無言の時の間にどれほど深く詫びていてくれたかが、今は分かる。
― 177ページ
みんなの感想・レビュー・書評
3編とも、謎の内容もさることながら、その謎が生まれるまでの物語の流れや、登場人物のやりとりなどがおもしろく楽しめました。「空飛ぶ馬」よりも1編が長いので、ゆったり楽しめたのが大きかったかも。
本を呼吸するように読み、落語などを愛する 国文科の学生である「私」。 その「私」を取り巻く、二人の友人や、美人の姉。 彼女たちがふと出会ったささやかな不思議を 落語家・春桜亭円紫は鮮やかに解き明かす。 魅力的な登場人物たちの人間模様と、 その中で少しずつ変化していく「私」の内面が やわらかな文体によって巧みに描かれる。 北村薫の第二作品集。 処女短編集「空飛... 続きを読む »
推理小説というより文学。文学すぎてわからないところも多々あったけど、またゆっくり読み返したい。まだまだこの円紫さんと私シリーズは続くみたいなので先が楽しみ。
再読。「2012柳家三三で北村薫。」への準備完了。
「夜の蝉」の姉とのところを読んでいたら、涙が止まらなくて困った。先日久しぶりに姉と遊んだからかな?小さい時から「…おねえちゃん」とは呼んでないけど。
前回も書きましたが、言葉遣いが丁寧すぎてちょっとおかしい。
あと、男性作家さんは女性の口紅に対して夢持ちすぎ。
いつも思うけど、おじさんの若い頃からは化粧がものすごく進化してます。
書かれた年代頃を想像しても、それでも赤い口紅なんておばさんしか使わないからね。
もう一つ言うと、姉妹というものにも夢見すぎ(笑)
確執があった方が話として面白いんでしょうけどね。
という前置きはありつつも、この清々しい静かに空気が澄んでいく感じが気持ちよいですね。
じわりと怖いのは普通の人間なのだという、
その感じとほわほわした主人公がミスマッチなとこがいいのかも。
表紙の高野文子さんのイラストがぴったりです。
ミステリーというカテゴリーに入れるのか相応しいのか。
日常の不思議な疑問を解決していく傍ら、機微の効いた小話が読んだ後爽やかな気持ちにさせてくれる。
3短編のうち、3つ目「夜の蝉」は、姉妹の気持ちを描いていたが、姉が自分を「姉」と自覚するときがテーマ。
妹というのは多分に恵まれているものだ。いつか子供にも読ませてみたい。
チェスの駒→卵→鏡で、栗鼠に準ずるものとは?
悪戯で秘密を隠すとは天才かも?ナンテ感心してました☆
しかも、隠しておいた卵も食べたとは・・A^^;)
内容は内容でボンクラ男子ににそこまで主人公の感情の機微はわからないけど… 推理小説としても、ビルドゥングスロマンとしても、優しいタッチで描かれるなにかがある気がする。
再々読くらいだけど久しぶりに読んで、またすごい良くて、やっぱ好きだなあと再認識した。
高校の図書館で初めて読んで、大学のとき買いなおして、社会人になって読むと、あの頃無かった古典芸能への興味とかが加わっているのでまた違うところが面白く感じたり。
登場人物はちょっと面映ゆいくらいみずみずしいのだけど、たしかに共感できる機微がある。この繊細さにあらためて感嘆。
表題作は姉妹あるいは兄弟について深く考えさせられるところのある味わいのあるいい小説。
自分の母親は姉妹でいうと妹の立場であるが、姉の方はこんな風に思っているものなのかなあと感想を漏らしていた。
「円紫師匠と私」シリーズの二作目。大分文体にも慣れて、読みやすくなってきました。円紫師匠は、相変わらず謎を瞬時に解く切れ者ぶり。
若干謎解きでわかりづらい部分が…。私の読み方の問題かもしれませんが。人間の薄暗い部分もためらいなく描いているところには、好感がもてます。
シリーズ第2作。他のミステリーとは異なるこの独特の雰囲気が好きだ。「私」と円紫師匠以外に実はナイスな脇役の「正ちゃん」がいい味出している。
佳品ぞろい。「朧夜の底」の犯人の傲慢な思考回路は、わからないでもないだけにより恐ろしく、身につまされる。「六月の花嫁」はモチーフが愛らしくほっと息をつける作品で、たぶんエラリー・クイーンの某短編を踏まえて書かれている。表題作は、事件そのものはわりとシンプルだけど、その周辺の人間関係で読ませる仕上がりになっている。
評判よさげだから読んでみたら、つまらん。盛り上がらねー。何が面白いのかサッパリわからん。褒めるとすれば、読みやすいことだけ。

円紫さんと私シリーズの第2作。





