孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

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著者 : 有栖川有栖
  • 東京創元社 (1996年8月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488414023

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孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)の感想・レビュー・書評

  • 大学の長い長い夏休みに仲間と南の島で宝捜し。
    これって新婚旅行で世界一周したり、ロケットで宇宙旅行に出かけるよりも魅力的だと思うのは私だけだろうか。
    しかも宝物は島に点在する25体のモアイ像のパズルを解かないと見つからない。
    モアイ像!?しかも木製!いやぁ、ワクワクする!!
    しかもしかも、江神部長が一緒なんだから、ダイヤモンドは手に入れたも同然ね☆
    モチさんと信長さんが不参加なのだけが残念‥。
    なんて、異常なテンションで読み始めて、さらに異様なテンションで読み終えた。

    異様なテンションになった理由は、もちろん宝捜しの結末と島で起きる事件の真相にドキドキしたからでもある。
    「お前には止められんかったな」と苦しそうに真相を話す江神さん。
    探偵役が推理を披露する場面としては異質かもしれない。
    静かで、罪を暴く人間も暴かれる人間も傷付き疲れ果てている。
    『月光ゲーム』も似た感覚があった。
    江神さんの話に耳を傾けて事件の真相の中に入っていくことに慣れたら、「犯人はあなただ」と指差す探偵役が軽薄に見えるようになるだろう。
    江神さんの語る真相しか信じられなくなるのではないかという気がする。

    学生アリスシリーズを読むのはまだ2冊目だけど、すっかり江神さんにハートを射抜かれてしまったみたい。
    そんな江神さんが私の今の異様なテンションの1番の理由。
    解説(改め“江神さんへのファンレター”)に江神さんの秘密が書かれていたのだ。
    解説で次作の話が出てくるなんて…。しかもものすごく気になる書き方…。
    これは『双頭の悪魔』を読まなくちゃ‥!
    この『孤島パズル』はなかなか見つけられなかったけれど、それより新しいのだから見つけ易いはず‥。たぶん。
    モアイ像もパズルも関係ないけど書店を回って宝捜し気分を味わうか、取り寄せてもらった方が早いか‥悩む。

  • 「学生アリス」シリーズの2作目。
    孤島を舞台としたクローズ・ド・サークルもののミステリーである。

    とても耐えられないような辛い出来事が起きたとき、何もかも忘れてしまえたりわからなくなってしまえたらどんなに楽だろうか。
    生きている限り、そのとき感じた痛みはどこまでも追いかけてきて忘れることなど出来ない。
    怨みはどれほど時間が経とうと薄れることはない。
    一方罪を犯した側の記憶は日々薄れていくだろう。
    大切なものを奪った者と奪われた者。
    相反する思いを抱きつつ生きていくしかない。

    「学生アリス」シリーズの魅力は何といっても江神の存在にある。
    冷静な判断力と深い洞察力、論理的に導き出される謎解きの答え。
    あたたかな人間性はときに犯人にさえ向けられる。
    犯人には犯人にしかわからない苦しみがあり、探偵には探偵にしかわからない苦しみがあるのだろう。
    読みやすいのにミステリーとしても十分に楽しめる物語だった。

  • 突然ですが、このシリーズの文庫本は字が小さい。
    字が小さいということは、一冊に折りたたまれている物語が濃密であるということ。
    字が小さい本を読んでいるととても満足した気持ちになります。情報量が多くてわくわくする。
    学生アリスシリーズはすべて東京創元社という出版社が刊行しているのですね。1ページあたりの文字数が多くて読みやすい。この出版社が好きになりました。
    孤島パズルは解説まで含めたら402ページある。
    小さな文字で綴られた大きな物語。
    今回もとてもとても面白かった。
    アリスは江神とともに、新たなサークル会員有馬マリアの伯父が所有する島へ出かける。そこにはパズルマニアの伯父が残したパズルがあった。島全体を使ったパズルを解くと、なんと時下数億円のダイヤモンドが手に入るという。わくわくしながら向かった島では、台風の上陸とともに、殺人事件の幕も上がることとなった…。
    今回も島という閉鎖状況での殺人事件。
    望月と織田がいない分、江神とアリス、マリアはパズルの謎と殺人事件の謎をまさに体を張って追い詰めていく。さらに江神さんが優しくてイケメンだったり、マリアとアリスがいちゃこらしていたりと大変盛りだくさんです。

    この新しい登場人物マリアが、わたしはとても好きです!
    マリアとアリスの微妙な距離感も青春という感じ。
    主人公のアリスは心中ではなかなか痛烈なことを考えていたりするのに言葉では出さない。しかしマリアはそこをあえて言葉にしたりする強さがある。ふたりは上手くお互いをカバーしあっているような気がします。いつか恋愛になるのか、双子みたいな親友になるのか分からないながら、シリーズの最後までこのコンビを見守りたいです。

    毎回ある「読者への挑戦」を受けて犯人を考えるのが楽しい。
    犯人当てれないですけどね…。

  • 誘われて訪れた孤島のどこかに、宝が眠っている。
    しかしそれを起こす前に、殺人が起きてしまった。

    3年前に死んだ従兄弟。
    この事件とそれは関係あるのか? と言われたら
    当然関係ある、と言えます。
    それが2時間ドラマ(?)のセオリーです。

    この事件の発端となった、モアイ達。
    当然のごとく、じわじわとどこまでも出てきますが
    事件よりもこちらがどうなのか、非常に気になります。
    漫画でもないですので、彼らの言葉と
    作中に出てくる図だけでが頼り。
    見えていたら、もうちょっと考えられるのに…。
    用事があってこられなかった、残り2名の気分を
    読みながら味わえる気がします。

    解答編を読みながら、分かるような分からないような。
    こういう移動パズル、あった気がします。

  • 確か有栖川作品で初めて読んだのがこの作品でした。
    孤島というザ・クローズド・サークルなロケーションに、島全体に仕掛けられた謎解き、そしてそこで起こる殺人事件の謎。有栖川作品の中でも個人的にロジックの美しさが非常に印象に残っている作品です。とある些細な(に感じる)手がかりから犯人指摘の流れが何て綺麗なんだろう。
    とてもいいミステリでもあり、青春小説でもありますね。夜のボートのシーンなど最初に読んだ学生当時からひどく憧れたものでした。ついにそんな体験は出来ずに終わりましたが・・・。

  • 学生アリスシリーズ2冊目。

    孤島に集まった人たちの中で起こる殺人事件。

    最初の、登場人物紹介のような場面で、まだ事件も起こる前から、ちょっと引っかかる人物が。

    が、謎解きの論理は別です。

    自分では解けなかったけれど、組み立てはとてもシンプルで論理的。なるほど、これが本格的謎解きものの醍醐味です。一作目より好き。

    ミステリーとしても、アリスとマリアと江神部長の三人の関係性も好き。アリスとマリアはなんだかとてもかわいいぞ。

    最初に気になっていた人がやっぱり犯人。そしたら、同じ作者の別シリーズの作中で、同じことを言ってる登場人物がいて笑えました。

  • 江神シリーズ第二弾。
    今回は孤島で台風が来て密室殺人が起きて無線が壊されてて・・・いかにもな要素てんこもりです。ミステリ好きの主人公たちが招かれてそのことに一言も言及しないのがむしろ不自然ですらある。
    で、これはこれでベタな面白さがある。変に凝りすぎたものじゃない本格が読みたくなったときにばっちりの一冊。

    しかし、銃で撃たれてから結構みんないろいろやってるのがちょっと不自然に感じました。太腿くらいならともかく・・・即死じゃないの?撃たれた経験ないんでよくわからないけども。

  • 犯人は雰囲気で目星がつくが
    論理は分かるはずもなく。
    江神さんの謎解きは分かりやすい(当たり前)
    読みやすい。面白い!
    愛に溢れた解説もよかった。
    マリアちゃんは戻ってくるのかなあ。

  • 有栖川有栖の古き良き本格ミステリを初読。富豪のプライベート島でのサマーバカンス。招待客合わせて13名のうち4名が次々と殺され、残り9名にはアリバイがなく全員容疑者。そんな状況でも、僕アリスと同級生のマリアはいいムードになったりして、キャピッと明るさも失わない。いーね。固定電話は来てなく、無線機も壊され、警察への連絡手段は週一回の船のみ。ケータイの無い時代だからこそ、アマチュア学生探偵が活躍できたのだ。しかもうれしい読者への挑戦付き。やってやろうじゃないの!
    (中略)
    やっほー。大体当たってた。ちょっと考えすぎた。タイトル通りパズル好きにオススメ

  • 「進化するパズル」面白かった。点が線になり面になり立体になる…そして出来た形は…。
    うまく考えています。事件の方は淡々としてて特にオォ~!ってこともないんだけど、とても読みやすく出来ていると思う。

  • 紅一点会員のマリアが提供した“余りに推理研的な”夏休み―旅費稼ぎのバイトに憂き身をやつし、江神部長以下三名、宝捜しパズルに挑むべく赴いた南海の孤島。バカンスに集う男女、わけありの三年前、連絡船の再来は五日後。第一夜は平穏裏に更けるが、折しも嵐の第二夜、漠とした不安感は唐突に痛ましい現実へと形を変える。晨星落々、青空に陽光が戻っても心は晴れない…。


    ・レビュー


    前作『月光ゲーム』同様、非常に面白かった。
    前のレビューでも、僕の個人的な謎解きの勝敗についてちょっと書いたけれど今回も記しておく。と、同時にその結果を振り返りながらレビュー。


    『月光ゲーム』今まで読んだミステリで一番苦労したが、今回は比較的容易に謎は解けた。読者への挑戦のページで幾つかの謎について、その解明の限度が言及されていたので、とりあえず犯人を一人に絞ることだけに集中できたというのが大きいかな。

    前回は結構あらゆる謎について考えていたから難しいなんてもんじゃなかった。
    今回は探偵役の江神さんとほぼ同時に、容疑者を絞れたので、まあひとまず安心して結末まで読めた。

    個人的には今作のほうがミステリという一種のパズルというか、ゲームというか、そういうエンタメ性において面白いと感じた。
    優美さや、余韻のような、「わくわく」とは違う面白さで考えると『月光ゲーム』の圧勝だろうか。

    フーダニット (Whodunit = Who (had) done it)
       誰が犯人なのか

    ハウダニット (Howdunit = How (had) done it)
       どのように犯罪を成し遂げたのか

    ホワイダニット (Whydunit = Why (had) done it)
       なぜ犯行に至ったのか


    といった三要素で考えるならば、ハウダニットが今回一番難しいところかな。というかハウダニットが判ればフーダニットは自動的に算出できる。
    ホワイダニットは想像力によりけり。

    ただ僕はホワイダニット→フーダニット→ハウダニットの順に論理を詰めた。ちょっと偶然に頼りすぎたかもしれない。

    前作同様、いろんな人の感想を聞くと「地味」と返ってくることが多い作品だろうと思う。だが今回もそれは逆に考えるべきだと思う。というか、このシリーズは実現可能性を派手さよりも優先していて、だからこそより読者が作品に挑める。タイトル通り、これはほとんどパズルだ。

    だから今回も移動手段、死亡推定時刻、アリバイなどの情報から論理でたった一人の犯人にたどり着くことが可能。極めてフェアな、本格ミステリであるといえる。
    前作よりもシンプルで、面白いかもしれない。

    今回も青春的要素があったりもするんだけど、今回は謎解きの場面や、「密室」というテーマについての会話が、印象的だったかな。

    ともあれちょっと難しいパズルを解いているつもりで、休日の徹夜本にどうだろう。きっと楽しめるはずだ。

  • 新しい有栖川作品に出会う度、こんなにも悲しいのに、なぜこんなにも美しいのか、といつも思う。

    論理的で現実的で、緻密で、それなのに叙情的で色彩豊かで。特に最後の犯罪からラスト解決へ至るまでの畳み掛けるような展開。あの、カチリとピースが嵌ってからものすごい勢いで回転を始める瞬間が堪らないのだ。

    解説にある、「もう終わりにしよう」が江神部長だ、というお話に深く頷く自分がいる。なるほど江神フリークの自負は伊達じゃない。

    読み終わった興奮そのままに書き殴っているため、いかんともしがたい駄駄駄文になってしまった…

  • 前作『月光ゲーム』にも増して、江神二郎という人物の性質や、事件の推理における論理性の向上が顕著であったというのが、本書の印象です。また、事件の悲劇性も一段と飛躍していて、前作以上に虚無感に苛まれざるを得ませんでした。
    殺人犯の推定は、たった一つの事実で達成されましたが、殺人のトリックは時間や順序の法則を効果的に取り入れた実にロジカルなものとなっています。犯人は意外な人物というわけではありませんでしたが、一番犯人であってほしくない人であったことが非常にショックでした。これまで、江神二郎という人間はどことなく神秘的で掴みどころのない存在に思われましたが、本書では少しながらその思考が明らかになったように感じられます。犯人へ自らの推理を披露するシーンで、結果を考えれば殺人を犯すべきではなかったという趣旨の発言をしていますが、これは犯人を思いやっての発言であり、不毛な罪悪の連鎖を終わらせたいという極めて合理的な思考からきた発言です。登場人物たちが冷静さを欠く中、一人理性的に推理を積み重ねていたことからも、通常の人とは違った仙人のような存在を垣間見た気がします。
    空想と現実が融合した推理物で、実在する様々な小説や詩を引用した有栖川有栖作品は、相変わらず飽きが来ず、色々な意味で考えながら読めます。

  • 面白かった!と、声を大にして云いたくなります。
    推理小説の基本「孤島モノ」本格の名に相応しい作品です( *´艸`)
    「密室」あり「アリバイ崩し」あり。
    何より島全体の想像力がいい!
    大好き!

  • 英都大学推理研に加入したマリアの誘いで
    南の島でモアイの謎に挑む事になったアリスと江神
    島にはマリアや伯父たちを含めて14名。
    アリス達は初日から島に配置されている25体の
    モアイの謎に取り掛かりるのだが、嵐が近づいてきて
    連続殺人がスタートするというクローズド・サークルもの。
    船が迎えに来るまで島から出られない。
    通信手段の無線機はお約束通りに破壊されていて使えない。
    今回の犯人はたぶん、すぐにわかりますがトリックがわからない。
    江神さんの謎解きのシーンが好き。

  • 新本格。
    学生アリスシリーズ二作目。

    孤島!宝探し!密室!クローズドサークル!
    ええ、好物です。
    ボート転覆のアリスとマリアかわいい!

    そして江神さんのくゆる紫煙の中に心地よく漂いたい。はぁ。

    密室は美しくなかったけれども、そうね、釘を打って二度と開けなくしたい。
    そうして出来れば解かれない謎のままでいられたら。

    ラストがせつないミステリーでした。

  • この本を読んでいるときに、ミステリ好きの人と話す機会があった。私が、今、「学生アリスシリーズ」に手を付けたばかりだという話をしたら、「これからあのシリーズを読めるのは幸せだ」と言われた。
    確かに、なんでこれを読んでいなかったんだろうという後悔と共に、「これから読める」幸せを感じられるのが「学生アリスシリーズ」だ。

    「本格」の核ともいえる「クローズド・サークル」を舞台にした設定であり、これは「リンカーン・ライム」シリーズのような科学捜査とは無縁の「古くさい」前提条件で書かれているシリーズだ。
    だからこそ、読者も、登場人物と同じ条件で「考える」余地が与えられる。

    『孤島パズル』もそのタイトルのように、舞台は孤島で、学生の有栖川アリスと、彼が所属するミステリサークルの部長であり、探偵役の江神さん、そして同じく部員のマリアは夏休みの間に遊びにいった孤島で連続殺人に巻き込まれる。

    孤島に滞在する人数は非常に多く、婚姻関係などにある人間関係を把握しつつ、アリバイまでを頭に入れながら読み進めるのは非常に困難だ。しかし、「パズル」のようにほんの少しのとっかかりで、犯人が明かされる手法はすばらしい。
    登場人物達の人間臭さも、ミステリをひときわ面白いものにしているのは間違いない。

  • 学生アリスシリーズ第二弾、前回「月光ゲーム」と同じくクローズドサークルです。書き手のアリスは2回生になって、EMC(英都大学ミステリクラブ)に女の子が入部!ヒロイン「有馬麻里亜」初登場です。

    南海の孤島での財宝探しから密室殺人~連続殺人とテンポよく物語は進み、謎解き前には「読者への挑戦状」。そして以外な犯人!と本格正統派の教科書のような秀作でした。

    なんとなく真犯人はわかったのだけど、明確な論理と証拠で指摘することはできませんでしたね…ただ2作にして氏の作風というか、謎掛けのあたりは理解できてきたので次作にはキッチリ「挑戦状」を受けて立ち撃破してやろうと思ってます。

    真相へのヒントがいたるとこに散りばめられていますが、全てを当てはめようとすると訳わからなくなります。ヒントの取捨選択こそが有栖川マジックを突破するキーに思えました。こんなこと読了後に言っても悔し紛れの負け惜しみにしかなりませんが…

    しかし、探偵の江神二郎さんはこの取捨選択に優れてますわ、わからんモノは置いておいて繋がることが可能なピースだけを繋げて真相に辿りついてます。人気のあるキャラだってこと、よくわかりました

  • 寺尾文庫。
    寺尾さんは有栖川有栖が好きらしい。
    わたしはあまり好みではないかな。

  • いかにもな現実にはあり得ない孤島での殺人事件。本格物なんだが、ちょっとふわっとしたところもあり、それが特長なのかな。

  • 有栖川作品はどうしてもキャラ読みしてしまう……いかんいかん、と思いながら読み終わったら、解説がまさにキャラ読み視点で、なんだ別に気にしなくていいのか、と励まされたような気持ちに。本題とずれている。
    トリックはわからないけど、まあこの人が犯人だろう、イエーイ当たった、みたいな読み方もよくないな〜とは思うけど、読んで面白ければ別にいいじゃないのとも思う。
    学生アリスは詩人だなあ。

  • 2作目もクローズドサークル。
    マリアという新しい部員も加わって、
    学生アリスシリーズの第二弾。

    やはりラノベのようなサラッとした
    読みやすさは良く、
    読み進めると速かった。

    なかなか事件が起きなくてイライラし、
    真相も意外性に富んだものでは
    なかったのが残念過ぎる。

    その練られた論理的なプロットは、
    本格ミステリを愛する人からは
    高く評価されるものだとは思ったが、
    読み物としての満足度に重きを置く
    私にとっては印象に残らない作品だった。

  • ミステリーらしいミステリー物だった。
    謎解きや犯人の伏線などなど
    盛りだくさん。。。。
    しかし、最後の種明かしでは
    「えっ?気持ち分からないでは無いが
    そこまでせんでも・・」と
    犯人に心底同情出来ず★3つ

    個人的には、
    お手伝いでも無く
    雇われているシェフでも無い人が
    一人で10名近いお客さんの食事を作ったり
    後片付けしたり。しかも1日3回・・・
    大変だよなぁ~と変な部分に気が回った。

  • 面白かった。疲れたけど。

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