ヴァン・ショーをあなたに (創元推理文庫)

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  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488427054

感想・レビュー・書評

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  •  前作からほぼ2年ほど空いてしまった2作目。かなり早いうちに購入していたのに、なぜかずっと積んでしまっていた。相変わらずどの料理もとても美味しそうで、こんな庶民派ビストロに行ってみたい。三舟シェフのフランス修行時代の話も興味深いが、やはりギャルソンの高築君が語り手の4話が好み。ブイヤベースが食べたくて仕方がなくなる。シェフの洞察力が鋭すぎて、親しい人はおちおち隠し事もできず気が休まらなさそうだが、こんな美味しそうな料理を作るシェフからは離れがたそう。

  • ビストロ パ・マルシリーズの2作目。ドラマと並行して読んだので、ドラマのキャストの皆さんをイメージしながら読みました。今回も食事に魅了されました。特にヴァン・ショー!ますます飲んでみたくなりました!

  • ドラマとはだいぶ趣きが異なるけど、こっちのが好きかも。叙述トリックもあり。

  • 最近、ドラマのシリーズも観ました。こんなお店に行きたい!こんなお店の常連になりたい!ヴァン・ショー飲みたい!

  • TVドラマが面白いので読み始めたが、それにも増して原作はもっと面白い、あっという間に読了してしまった。続編がもう一編あるらしいのでそれも読んでみることになるだろう、高築が採用された経緯は次作なのだろうか。しかしテレ東のドラマは面白いな、老舗TV局がつまらないものばかり作っているのに比べれば頭ひとつ出ている。これもTBSやテレ朝のように偏向報道に力を注ぎ過ぎているせいだろうか。

  • ドラマを観ているので、引き続き、第二作も読んでみた。

    私自身も下戸なので、とある登場人物に共感してしまった。メイキング番組によると、ワインを使わずに、ぶどうジュースで作っても、美味しいのだとか。

  • ・ヴァン・ショーをあなたに
    ・マカロンはマカロン

    テレビドラマ化されるそうなので、たぶん中学校だったら、入れれば読まれると思う。
    料理を絡めた、よくできた日常の謎シリーズです
    タルト・タタン
    ヴァン・ショー
    マカロンはマカロン
    のいまのとこ3冊。
    小学生でも読めます。

    「タルト・タタンの夢」は、2017年11月07日にご紹介すみです。
    https://booklog.jp/users/akagikanko/archives/1/4488427049

    2021/06/04 更新

  • 前作に続き2作目!
    やっぱりこのレストラン行きたくなります。でてくる料理がどれもおいしそう。おいしそうと思わせてくれる文章がもう、好き!笑
    前作とは違って、店の人達ではない人達目線のストーリーが盛り込まれています。作る側だけでなく食べる側の視点なんですね。(解説より)
    次の話も楽しみです。

  • 安定感抜群。何がどうというわけではないのだけれど、大げさに言えばスキマ時間に永遠に読み続けられそうなシリーズだ。「ビストロ・パ・マル」第2弾。美味しいフレンチビストロに持ち込まれるちょっとした謎の短編集。今作はちょっと変則パターンの話もあり。フランスが舞台になっていたりお客様が主人公だったりする。個人的には定番パターンの来店されたお客様の謎を解く方が好みかな。『マドモワゼルブイヤベース』の話が一番面白かった。やっぱり続編も読みます。

  • 読み終えたらヴァンショーが飲みたくなること、間違いなし。

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。1993年『凍える島』で「鮎川哲也賞」を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で、「大藪春彦賞」を受賞。「ビストロ・パ・マル」シリーズをはじめ、『おはようおかえり』『たまごの旅人』『夜の向こうの蛹たち』『ときどき旅に出るカフェ』『スーツケースの半分は』『岩窟姫』『三つの名を持つ犬』『ホテル・カイザリン』等、多数発表する。

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