春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)

著者 : 米澤穂信

• 東京創元社 (2004年12月18日発売)

感想・レビュー・書評

[カズレゴさんの感想 · 2022年10月26日]

小市民シリーズの1作目ですね。
米澤穂信さんのお話に出てくる高校生は頭切れ味鋭すぎでしょう。ホータローと言い。

でも、やはり面白く読めました。

[さむさんの感想 · 2022年4月5日]

青春の真っ只中、自分を特別だと思いたい年頃の二人が小市民を目指すとはこれ如何に。
読み進めていくと、魅力的な登場人物と何でもない日常の謎が面白い作品だった。
一番好きなのは「おいしいココアの作り方」。
提示された問題がリアルなだけあって、トリック(トリック？)も考えやすく、でも全然わからない。
種明かしもわかりやすく納得で面白かった。
小鳩くんと小山内さんの小市民じゃないっぷりが(本人達は不本意だろうが)大好き。
続きが楽しみです。

[ぷりおねっとさんの感想 · 2021年7月18日]

小鳩君と小山内さんは、『小市民』を目指す高校一年生。小市民とは何だ！？と読み始めたが、彼らの目指すものが何となくわかった気がする。とにかく目立たず、誰にも迷惑かけず、平穏な生活を送る…そんな感じ？
でもちょっとした謎が気になってついつい推理してしまうのも、2人の付かず離れずの関係ややり取りが面白い。
先が気になってページを捲る手が止まらない！というタイプではないので、他の本の合間に少しずつ、箸休め？に読むのにちょうど良い感じ。

[ゆふぃさんの感想 · 2021年5月25日]

タイトルから期待した通り、ゆるいカンジのミステリー。小鳩くんも小山内さんも一癖あって楽しい。いちごタルト食べたくなってきたー

[たーこいずさんの感想 · 2021年4月24日]

読めば読むほど引き込まれていく世界観と好きになってしまう登場人物。特に小佐内さんは読む前と後で大きく印象が変わり、好きなキャラへと変化してしまった。
「おいしいココアの作り方」がお気に入り。今度実践してみようと思う。

古典部が好きで読んでみたが正解だった。ただ古典部の方が今のところ好きかも。

[ゆめみさんの感想 · 2021年2月4日]

小鳩くんと小佐内さんのキャラクターと関係性が好き。
あまり大きな事件は起きないのに引き込まれる。そして描写が上品なのに、コミカルなところとテンポの良さが好き

[himetueさんの感想 · 2021年1月31日]

自転車 免許 いちごタルト アリス ハンプティダンプティ 間違い探し絵画

[ゆいさんの感想 · 2021年1月22日]

日常に現れるちょっとした謎をついつい解いてしまう小鳩くんと小山内さんの物語。古典部シリーズとなんとなく似てる気がする。

[ashinokoさんの感想 · 2017年11月22日]

中二病的な

[loさんの感想 · 2017年10月3日]

読み返し。初めて読んだのは中学生の頃だったか。コミカライズから入った思い出。

著者プロフィール

1978年岐阜県生まれ。2001年『氷菓』で「角川学園小説大賞ヤングミステリー＆ホラー部門奨励賞」（ヤングミステリー＆ホラー部門）を受賞し、デビュー。11年『折れた竜骨』で「日本推理作家協会賞」（長編及び連作短編集部門）、14年『満願』で「山本周五郎賞」を受賞。21年『黒牢城』で「山田風太郎賞」、22年に「直木賞」を受賞する。23年『可燃物』で、「ミステリが読みたい！」「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい！」でそれぞれ国内部門1位を獲得し、ミステリーランキング三冠を達成する。