夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)

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著者 : 米澤穂信
  • 東京創元社 (2006年4月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488451028

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夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)の感想・レビュー・書評

  • 小市民シリーズ2冊目。今回は夏休みに「小佐内スイーツセレクション・夏」を元にスイーツ巡りをしながら実は事件に巻き込まれてました…なお話。
    文中に出てくるスイーツの美味しそうなこと!
    最後に小市民関係を解消してしまった二人の今後が気になる。次の秋バージョンが楽しみだ。

  • スイーツへの愛がたっぷりの小佐内さんが選ぶ
    〈小佐内スイーツセレクション・夏〉が激しく魅力的
    ただ怖いの苦手だから途中で心折れかけた
    でも次の栗きんとんが読みたかった
    そうくるのか、
    早く読みたい秋期限定栗きんとん。

  • 小市民の星を目指し、慎ましく高校生活を送っているはずの小鳩くんと小佐内さん。
    前回の「春期限定いちごタルト事件」以来、平穏無事な毎日を送っていたようですが、高2の夏を迎えた二人は、小佐内さんの提案で<小佐内スイーツセレクション・夏>なるものに挑むことになりました。
    スイーツ好きの彼女に付き合って、おいしい限定スイーツ巡りとなれば、微笑ましい高校生カップルの図が浮かぶけど、そうはならず違和感ありまくりのこの二人。

    悪い癖が抜けずに悶々と悩みつつも、楽しくてやめられない、そんな葛藤に苛まれながらも小市民を目指すと言い張り、最終的にそんな自分にも相手にも嫌気がさしてしまいます。
    甘いはずのスイーツがビターな展開に。
    細かいミステリーもおもしろいけど、この二人の関係性がいちばんのミステリーです。

  • 小市民シリーズ二巻目です。
    全巻の春期限定いちごタルト事件では高1だったのが、高2になります。

    全巻よりも文章が愉快で、楽しいコメディのようになっています。前半はスイーツ巡り。日常なミステリーで、小鳩くんと小佐内さんはよく町に出掛けます。
    後半になるに連れて、ミステリー要素が強くなっていくように感じられました。

    私が好きな話は、「シャルロットだけは僕のもの」です。スイーツ描写が丁寧で、食べたくなります。また、いつもなら事件を解く小鳩くんが、事件を犯すところは必見です。小鳩くん対小佐内さん。勝つのはどっち!

    復讐が好きな小佐内さんと、謎を解くのが好きな小鳩くん。互恵関係にある2人が次巻ではどうなるのか…

  • 小市民シリーズ第2弾。これがまたとんでもない傑作!!
    ミステリーテイスト、一風変わったコミカルな
    ライトノベルとの圧倒的かつ、強靭な差が
    ここにありますねー。めちゃくちゃ...面白い!

    スタートの倒叙ミステリーのクオリティの高さ!
    かつ可愛さ満点の内容。なんて微笑ましいんだろう!
    のっけから読むのが楽しくて寝てる場合じゃなかったです。
    しかも読み進めるうちにいつしか、自然と
    小鳩ターンから小佐内ターンへ移行し、この序盤の
    可愛いらしいエピソードが、とんでもない伏線だったとい
    うウルトラC級の展開。...素晴らしい...。

    予想だにしなかった今作のラストが、
    どうなっていくのか、本当に目が離せない!
    米澤穂信...スゲー!

  • こええ。小山内さんマジパネエっスよ、っていう感想でよろしいでしょうか。

    小山内さんが巡らす陰謀がスイーツの上を暗躍いたします。小鳩くんは結局それをあばいてしまう。あばくって、暴、って字なのね。

  • 始まりはほんとうにささやかな日常ミステリーだったのが
    あれよあれよと思う間に小市民にはあるまじき事件へ。
    そしてその事件の解決というか解題が意外性に富んでいる。
    結末もまたびしっと苦い。

  • <小市民>シリーズ第2弾。各章で張られた伏線が鮮やかに収斂し、ビターな結末、そこから後シリーズへの転換となっています。1章の倒叙ミステリ風日常の謎と、エピローグで全てを収束するロジックは特に秀逸でした。

  • 可愛らしい見た目に騙されてはいけない、これはブラックだ。

    シリーズ2作目にしてようやく恋愛要素が入ってきたな~と思ったらやっぱりそんな甘酸っぱい青春ストーリーで終わるわけがなく、自称小市民・小鳩常悟朗がヒロインを救うために奮闘する少年探偵活劇!…でもなく、とんでもない食わせ者にまんまとはめられた男の子のひと夏のお話。

  • 2014.6.21すごく、面白かった!最後の常悟朗とゆきの場面!はまりました。文句なく☆五つです!

  • 小市民である小鳩と小山内が繰り広げるラブミステリー。などと勘違いをされるかとは思うが、本格に似た思考ゲームミステリーである。ホント、細かい部分まで良く仕上がっていて、もう、米澤作品を読んでいればいいや。なんて思わされてしまうほど打ちのめされている。
    全てが論理的整合性で組み立てられており、ただ唸るしかない。世界観の小ささやキャラクター的な感覚に合わない人もいるかと思うが、僕としては、ぐぅ、としか声が出ないほどの素晴らしさに泣きそうである。
    ホント、こんな面白い作品があってもういや。

  • 僕も小市民でありたい。シリーズではこれが一番好きだ。

  • 夏も近づいてることだし、久しぶりに再読。と、いうより春期を人に貸したままずっと返ってこないので、シリーズが途中から。
    米澤さん、古典シリーズも好きだけど小市民シリーズもやっぱりいいな。
    ゆきのコケティッシュな感じと、小鳩くんの考えたがり。
    事件ネタは、誰も死なない平和な日常からちょっとした謎を解き明かしていくもの。
    古典部シリーズが、合間に爽やかさを織り込むのに対して、小市民シリーズはどす黒さが混じってる。
    誰も死んでいないのに、取り返しがつかないような暗さがちかちかしてる。
    解決までの道のりは爽やかでコミカルなんだけど、解決するシーンには、静かに暗い感じ。
    でも全体を振り返ると、やっぱり楽しいし面白いのはなぜなんだろ。
    スイーツの甘い描写や、小鳩くんの細かい思考回路が独特の要素なのかも。
    ああ、やっぱり春期は自分で買い直そう。

  • 小市民シリーズ二作目。

    主人公の小鳩常悟朗が覚える数々の違和感。そこから謎解きが始まるのが本シリーズの特色。

    この違和感が本書では多分解りやすく書いているため、読みながら「ここ変だよな」と思わせ、早々に多分この人最初から全部知っててやってるなとわかる。

    で、やはりその通りなのだがもうひと捻り有り、さすがにそこまではわからないなあと思ったあたり、著者の術中にはまっているのかな?

    また、小鳩常悟朗と小佐内ゆきは最後に関係解消するが、この後にも続編がでている。

    関係解消を何らかの理由で元に戻すのか、それとも過去に遡り続編とするのか楽しみな所。

  • 犬猫のふりして群れに馴染んでいても、どうしても隠せない野生の「狼」と「狐」の血。お互い本性知ってるだけに、目につくあざとさ・いやらしさ。知らぬ振りして一緒にいたいと望めども、共にいることで自分の醜さ突きつけられるこの辛さ…。

    謎解きよりも、この2人の関係と(ある意味若さゆえの)自信過剰さが面白い。前作よりもスリリングで薄暗い感じも良かった。

  • 今作も短編の集まりかと思っていたら、全体で1つの長編になってて、すべての話がかみ合っていく最終章は震えが来た。
    ただ、最後の展開は次の作品が気になるながれ。
    次は前後編だけど、図書館においてなくて、どうしようかと悩む

  • シャルロットの話は良かったなあ。いつか応用して使ってみたい(笑)全体的にはイマイチだったかな。次巻も読もうっと。

  • どうなっちゃうの~!な2巻目。ライトな感じがかわいくって好きです。

  • 小市民(?)シリーズ第2弾。小山内スイーツコレクション"夏"。
    今回は小山内さんが主役・・・?
    なんだかんだと言い訳しながらどんどんボロが出て行ってる二人ですが、最後にああいう展開がくるとますます目が離せません。おおちゃんと青春してるじゃないか。
    しかしこの二人、互恵関係になれなかったら完全にライバルになってたでしょうね。小山内さんには完全犯罪者の素質があると思うし。将来的にそんな関係になって再開してたら面白いと思う。
    なんてーか、ホームズと”あの人”みたいな感じ?

  • 図書館で借りた本。

    シリーズ2作目。スイーツが食べたくなるお話ばかり。

  • シリーズ1冊目はまあまあ、主人公たちが鼻に付く感じだったけど、2冊目は良くなった。終わり方もこれはもうまあどうなるのか。推理的な部分と主人公たちの人間関係、良いバランス。

  • 再読。内容はほとんど忘れてた。日常の謎を扱いながらも見事な倒叙ミステリをやってのけた「シャルロットだけはぼくのもの」がお見事。小鳩くんがどこで失敗したのか考えながら読むと楽しいです。全体を貫く話としては春の方が好きだったな。夏はピンチになってる筈なのに淡々とし過ぎた書き味のせいで盛り上がりが圧倒的に足りなくて。あと最初から最後まで小山内さんが普通の女の子みたいになっちゃってて、威圧感や苛烈さを伴う彼女が好きだった身としては残念。最後のほろ苦い展開も、もうちょっと描写の積み重ねが欲しかった。秋に行きます。

  • 前作の内容をすっかり忘れてしまってよく分からないところもありましたが、高校生活の枠を越えて大掛かりな事件が起きたりするのが、他のこの手の作品とは違って読み応えがあります。

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夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)の作品紹介

小市民たるもの、日々を平穏に過ごす生活態度を獲得せんと希求し、それを妨げる事々に対しては断固として回避の立場を取るべし。賢しらに名探偵を気取るなどもってのほか。諦念と儀礼的無関心を心の中で育んで、そしていつか掴むんだ、あの小市民の星を!そんな高校二年生・小鳩君の、この夏の運命を左右するのは"小佐内スイーツセレクション・夏"!?待望のシリーズ第二弾。

夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)のKindle版

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