犬はどこだ (創元推理文庫)

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著者 : 米澤穂信
  • 東京創元社 (2008年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488451042

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犬はどこだ (創元推理文庫)の感想・レビュー・書評

  • びっくりして最後の3ページを3往復くらいした。

  • 平成29年4月20日読了

  • 2017.3.25-31
    犬探しの調査事務所を始めたが、失踪した女性と小文書の解読を引き受けることになった紺屋。二つの調査に関連が・・?

  • 登場人物が良く描けていて皆に愛着が持てる。クライマックスの盛り上がりは一級品。最後に認識がひっくり返る快感を感じました。良作。

  • 病気療養をきっかけに調査事務所を開業した紺屋。
    だが、物事は思うようには進まない。
    犬を捜すはずが人間を捜すはめになり、専門外の古文書を解読することになる。
    紺屋と半田のキャラクターが好きだった。
    とくに半田のいい加減そうだけれど意外に真面目に仕事をするところや、紺屋の適当に済ますんじゃ?と思っていたのに真剣に捜し始めてしまうところ。
    明確な着地点が示されていないところも気に入った。
    真相が明らかになったあとに残る、何ともいえない感じ。
    それこそがこの物語の良さなのかもしれない。
    読みやすいし、何よりも予想外の展開が面白かった。
    タイトルやこれまでの米澤さんの作品っぽさを期待して読むと、ちょっと「えっ??」と思うかもしれない。
    でも、読み終わってからタイトルをもう一度見ると、「なるほどなぁ」とちょっと笑えてしまう。
    続編はいつ出るのだろう?
    紺屋の意外な活躍をまた見たいと思う。

  • 面白かった。続編か前のんかなんかあるんか?と思う、主人公の過去のもやもややった。

  • ずっと積読していた…
    古典部とか、春夏秋冬シリーズとか、低燃費主義のティーンエイジが主人公な作品にばかり接してきたけれど、この作品の主人公はもう酸いも甘いも知って現実に疲れてしまった探偵(犬探し希望)
    作品は情緒的で、文章もたいへん読みやすくて、おもしろい。
    この作者は(実際の史実かどうかは別として)解決に歴史的っぽい史実を根拠に織り込むのがうまいなあと思います。「氷菓」しかり。この作品もしかり。それっぽい文章だったり。それっぽい流れだったり。それっぽい雰囲気だったり。
    「さよなら妖精」が読み返したくなった〜…

  • 探偵ものは苦手だけど最終的に満足。

    シリーズ化っぽいので、明かされていないところは次回作まで楽しみにしてます。

    前半読むのがちょっとしんどかったのと、古文書解読依頼に何かあると期待しすぎたので個人的感想としてはマイナス1
    そこまで歴史に絡めなくても楽しめた気がするのでさらにマイナス1

    最後の展開はさすがに面白いので、読んでよかったなーと思える。

  • 犬探しを専門に調査事務所を立ち上げた紺屋。しかしそこに舞い込んできた依頼は人探しだった。
    序盤はスローテンポで読むのが捗らなかった。しかし後半の解決編ではすべての伏線が綺麗につながり、したたかな計画に鳥肌がたった。
    終わり方も僕好みの少しダークな感じで、最終的にかなり楽しめた。

  • 体調悪化のせいで仕事を辞めて帰郷、
    犬を探す調査会社を立ち上げた男
    しかし舞い込んだ仕事は、人探しと古文書の調査。
    これがリンクしているのだが、報・連・相をしないので
    二人の間では、事件の繋がりに気づかないまま進んでいきました。

    タイトルは「犬はどこだ」だけど、
    一度も、犬を探す仕事はしないまま、物語は終了するのが
    笑える。

  • 【ブックオフ108円】『犬はどごだ』という表題に惹かれ購入。といっても108円だが。ほとんどあらすじに目を通さず読んだ。確かに犬探しの仕事ではなかったが、依頼された2つの案件の絡み方が面白かった。しかし、何故紺野が犬探しの仕事をしようとしていたなの理由がイマイチ理解できなかったが、ハンペイとのコンビはなかなか面白かった。もし、シリーズ化されているのなら読んでみたいかな。最後に米澤さんが、IT関連の知識あるのにビックリした。

  • 以前古典部シリーズを読んでいたためか読みやすかった。
    別々の事件を担当した2人の視点が交互に語られながら進んでいく。
    2人は調査を進めていくと、読み手には二つの事件の情報が入ってくる。
    しかし2人があまり情報交換をしないので、その二つの事件の密かな繋がりに読み手はハラハラしていくような仕組み。特に終盤の緊張感楽しい。
    .oO(ばかもん、そいつがるぱんだー!)

  • 事情があって帰郷後、探偵業(というか調査業)をはじめざるを得なかった事情と、ネット事情、ストーカー事情などを組み合わせ、ストーリーとして広がりの可能性を感じるが、最後に向かって積み上げきれずに解決に向かってしまった感あり。結局、想定とは逆の結果になるにしろ、呼びかけてから現れる部分がクライマックスなのに、あっさりしてしまった....
    一流銀行員からの脱落が、どんなことに繋がっていくのか?それでもなんとかやっていくところに良いことがあるのか?そちら側の今後の展開も期待したい。

  • 犬を探す調査会社を立ち上げた男が探偵役となる話。しかも、一回も犬を探す仕事をせずに話は終わる。二つの依頼が、最後には見事に収斂するのだが、後味は悪い。
    が、続編もあるのならば、完全解決もあり得るかもしれない。
    この辺り、昔のアメリカンホラーな映画の結末風と言えなくもない。

  • ≪紺屋S&Rのケースブック≫

    紺屋S&Rに持ち込まれた2つの依頼が,時折リンクしていく.
    2つの依頼を別々の人物(長一郎とハンペー)が受け持っており,それぞれの視点で入れ替わりながら物語が語られていく.
    この視点の切り替わりが,語りだけでなくチャットや文献,電話といろいろあり面白い.
    切り替わりのタイミングも絶妙.
    そして,明らかになる真実….
    犬はどこだ!!

    続編での,大南寛やGENのさらなる登場を期待.

  • 探偵事務所で追っている二つの事件が実は繋がってて…はベタな展開だけど、ラスト20ページで、事件の全体像がごそっと変わってしまったのは鮮やかだった。
    個人的には、もっとGENさん、絡んでくるのかと期待してたんだけどな〜

  • 二つの話がクロスしているなあ~と思っていたら,そこが要なのかと。
    助手(?)の報告書と紺屋の調査内容をつきあわせて考えた結果の推理が私の胸を逆撫でするようでした。ぞわりとしました。
    今まで何度も米澤さんの本を読んではうわぁ~そう来るのか!となったけれど今回も漏れずに。
    読後感は良いとは言えないのだろうと思うが,私的には癖になる感じです。

  • 犬探し専門の調査会社を立ち上げたつもりが、初っ端から人探しと古文書の来歴調査の依頼が入り
    調査を進めていくと何故かその2つが繋がてくるお話し

    自ら調査会社を立ち上げときながら、やれやれ系の主人公に見えるのは米澤穂信テイスト
    ハンペーの探偵への憧れと相まって面白い演出になってるな

    最後の展開はちょっと怖い
    羊の皮をかぶった狼ですか
    終わり方も余韻があっていい

    個人的には何もないと思うんだけどね

    あと、GENさんの正体って実は結構近い人なんじゃないかと思ってたけど、特に正体を明かさなかったね
    そこは伏線ではなかったということですか

  • たまたま図書館で見つけてタイトルに惹かれて読んでみた。

    今の自分と同じ25歳の主人公。
    病気で仕事をやめざるを得なかった主人公。
    失踪者を探すうちに失踪者を自分に重ねる主人公。
    憧れの仕事だから金はいらないという後輩。

    主に二人の視点で書かれている文章は読みやすかった。
    2つの事件の関連性は最初の方から示唆されていて、ページをめくるごとにどう話が展開されていくのか楽しみもあった。

    印象的な言葉は「知識が認識を変えるという体験」

    蛇足だが、電話線をPCに接続するという記述に時代を感じた。

    残念な点を上げるとすれば、誤字があり、その漢字が出てくる度に気になってしまった(今は修正済みかも)
    > 「真壁」と「間壁」
    (2005年7月25日 初版)

  •  失踪者捜しと古文書の調査、一見すると何の関係もない2つの依頼が交差した先には・・・。正直、古文書の方の話は退屈。もう少し魅せる何かがほしかった。
     後半に入り、主人公が失踪者の足取りを掴み始めた頃から盛り上がってきたが、結末はこの手の作品にありがちなものだったので、全体的には今ひとつ。

  • 本格推理小説に思える。展開もなかなか面白く飽きさせない。

  • ハンベーの古文書のほうの展開がまどろっこしく、本筋の同絡むのかはっきりせず、つまらない。
    最後の章は緊張感、逆転もあり、楽しめた。

  • ぞっとするオチに定評のある米澤先生

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犬はどこだ (創元推理文庫)の作品紹介

開業にあたり調査事務所"紺屋S&R"が想定した業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。-それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして…いったいこの事件の全体像とは?犬捜し専門(希望)、25歳の私立探偵、最初の事件。新世代ミステリの旗手が新境地に挑み喝采を浴びた私立探偵小説の傑作。

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