アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488464011

感想・レビュー・書評

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  • 読まなきゃよかったと思うくらい後味が悪い。好きじゃない。

  • アヒルと鴨のコインロッカー
    伊坂幸太郎
    2003年11月発行

    まぁ 楽しめたかな

    ブータン出身の学生が日本の仙台で学生生活を過ごした3年
    恋人の日本人女性が、地元でペット殺害を繰り返していたワル3人組に狙われ、殺されてしまう
    この時、3人のうち2人は車でトラックに突っ込み死亡 1人は生き残っていた
    当時同じアパートに住んでいた女遊びばかりしていたトリッキーな男は協力者にもなってくれていたが、HIVになり死を選ぶ
    彼女を殺されたブータン人の男は、1人生き残っていたワルを探し出し最後のケリをつける

    こんな話を、ミステリー仕立てで書いたのがこの本
    読んでいてハズレの少ない作家なので読んでみた

  • まさか「本屋を襲う」と言う問題の裏に動物虐待(こんな軽い言葉で表したくない程惨い)が隠されていたなんて…

    作者さんは悪くないし、絶対悪を作るには彼らのやったことは確かにおあつらえ向きだ。

    それでも、そんな描写があると知っていたら読まなかった。
    最後に救いがあると誰かの書評で読んだから、それを信じて読み進めてみたけど、「因果応報」を題材にしているのなら確かにある意味では救いがあるのかも知れない。

  • ここまで仕掛けをして、長文を使って、登場人物を出して、面白くないってどういうことなんだろう。文体、登場人物、話の構成はラノベっぽい。
    冒頭から全然面白くなかったのだけど、なんとか最後まで読んだ。うーん。
    登場人物に魅力がないし、会話シーンも面白くないし、ペット盗難虐待事件もふわっとしてるし。
    犯人の描写が雑だったことが特に引っかかった。物語上、敵が必要だからとりあえず作りました!という感じ。犯行理由も無いし、一般人が考える一般的な、かつ抽象的なチンピラなので、怖くない。
    あと途中で主人公が痴漢を目撃するシーンがあるんだけど、個人的にすごく嫌いなシーンだった。麗子と初遭遇するだけのシーンなのにそこまで冗長に、しかも読者をイラつかせる必要ある?まるまるカットでも良かったと思う。
    それと物語の各所で一般的な男性が内面化してるマイルド女性蔑視的なアレを感じた。前述の痴漢シーンとか、望まない妊娠をした書店員のシーンとか、モブ女性が出る度に、容姿を不必要に詳細に表現するとか。

  • 舞台の描写が無いのに後半で急に宮城ってでてくる

  • 期待しすぎて読んでしまいました。

  • 表現が痛く途中で断念しました。

  • これはミステリじゃないよね
    地の文に嘘がある
    そもそも叙述トリックは、「地の文で嘘をついてはならない」という掟があるからこそ、成立するもの
    したがって叙述トリックですらない
    そもそもミステリではないのかもしれないけど(笑)
    作者はもっとミステリを勉強してほしい
    悪魔を思わせる人物が主要登場人物で、神をコインロッカーに閉じ込める?
    どういう宗教的信条があるんだろうか

  • 伊坂幸太郎5作目。
    ゴールデンスランバーが面白かったので、1作目から読み始めているが、ゴールデンスランバーほどの面白さは感じられず。

  • 駄作に思えた。登場人物が少なすぎ、かつ、無駄な描写ばかり多く、ストーリーが薄っぺらい。年齢的に合わないのかもしれない。読み返す気はしない。

著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。

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