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みんなの感想・レビュー・書評
“血縁”に対する執着がめぐりめぐって生み出してしまった悲劇を解きほぐすのが、孤児という生い立ちを背負った探偵の俊介。この両者が対比され、絡み合って、物語をより一層に惹き立てていました。キャラクター的な面では、俊介が中学校に上がったり、アキが石神探偵事務所の雇われ所員となったり、前作の依頼人・遠島寺美樹がレギュラー加入したり、とシリーズとしての土台がようやっと整ったという感じがします。
今作は大掛かりなトリックはなく、足を使って地道に真相をあぶりだしていくような展開でした。
驚天動地のトリックやらロジックやらがでるわけでもなく、展開も分かり易いものではあるものの、登場人物達の魅力や読み易さもあり、まっすぐミステリーという感じがして楽しく読めます。
毎度どろどろとした暗くて鬱屈した内容なのに、読後感が良いのは作者の手腕でしょうか。
美樹ちゃんがとても礼儀正しく成長していたのにはびっくり。久野くんや先生も登場してきて、俊介くんの周囲がにぎやかになってきました、彼の成長も楽しみなシリーズです。
相変わらず俊介の名推理は冴え冴えしてましたが、
野上さんの足を使った調査もグッジョブって感じです。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-716.html
俊介が中学生になって2ヶ月が経過したある日。彼の担任教師・松永が石神探偵事務所を訪れ、20年前に兄が被害者となった誘拐殺人の真相解明を依頼した。身代金を強請る電話の後、なぜか犯人は受け渡しを前に約束を翻し、その後死体が発見された。なぜ少年は殺害されたのか?依頼を受けた所長の野上と俊介が事件関係者を訪ねて回る中、新たな悲劇が起きる。シリーズ長編第三弾。
弟本。狩野くん3冊目。
狩野くんとアキちゃんに癒されつつも、他の大人にいらっとしたりむっとしたり。
スラスラと読める本で、通勤電車内(片道30分程度)の読書で5日間持たない。猫のジャンヌが信じられない活躍をするのも愛嬌か。
狩野俊介シリーズ
俊介の担任・松永先生から兄を誘拐し殺害した犯人をつきとめて欲しいとの依頼。犯人から送り付けられた指。夜叉沼の幽霊が教えた被害者の遺体。夜叉沼の伝説。夜叉沼の藤内不動産の別荘。別荘のかけらた「藤内利明」の表札の秘密。別荘で見つかった浮浪者の遺体。
2010年3月2日読了
毎回野上さんの活躍が若干微妙…と思っていたのですが、
今回はなかなか活躍しているようで良かったです。
アキのイラストのイメージが自分の持っているイメージと違ったのがちょっと残念。
狩野俊介少年探偵シリーズ第3弾。
俊介くん、中学生になっとります。美樹嬢も再登場!
端役の久野くんもなかなかの好男子。
相変わらず、オムライスが食いたくなります。






