魔法無用のマジカルミッション (㈱魔法製作所) (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488503079

感想・レビュー・書評

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  • もう終わってしまった…(´。 ॄ⁎̥̥̥̥̥̥ૂ`)と思ってた、大好きなあの二人が帰ってきた!本国では、自費出版の電子書籍という形で、日本よりやや遅れて出版された模様です。この前の5巻もね。よかったねぇ、アメリカの読者諸賢!
    オーウェンが魔法を使えなく…というかイミューンになってしまってるせいで、やっぱりお話にスパイスが足りない感じ。
    ミミの凄まじき鬼上司ぶりを、充分に堪能し尽くせて、さらにそれにスカッと爽やかに切り返すケイティを見た時は、拍手とガッツポーズでました!よくやったケイティ!
    でも、やっぱ前巻のが面白かったなー。というか、二人の亀並みスピードの恋愛が大好物な私としては、やっぱ『赤い靴の誘惑』を超える、“むっきゃー!”な展開がないと!
    彼ら高校生?ってくらい奥手なんで困るよ、つーまーらーんーよー笑!
    思うに、これ、5巻のラストで言ってたバカンスも結局いってないでしょ?それはよろしくないよ、王子様。いい加減ベッドインしなよ、中学生かorz
    まぁでも、それでも“そこにいるだけで”我らが王子様はもう素敵すぎるんですけどね。
    本国では、ユニバーサルに映画化の権利を売ったそうで、脚本家も決まってるらしいのに、全くそれ以降話を聞かないな。と思ったら、著者のブログで『この話、流れちゃったのよ』とあったので、大ファンの私にとっては立ち直れない現状orz
    まぁ、本国じゃ自費出版になっちゃってるんだから、そりゃ流れたんだろうなぁとは思ったけど…イジイジ(●̥ε●̥̀๑)))‥

    • kuroayameさん
      タイトルからしてわくわくしちゃいます♪
      タイトルからしてわくわくしちゃいます♪
      2012/09/20
    • みゆき2525さん
      >kuroayameさん
      はい、面白かったですよー。
      お勧めです!
      >kuroayameさん
      はい、面白かったですよー。
      お勧めです!
      2012/10/09
  • (株)魔法製作所シリーズのセカンドシリーズ1作目。
    日本オリジナル書き下ろし作品。
    というのは、日本のほうが人気があるからだそう。
    普通の女の子ケイティと才能はあるがシャイなオーウェンというカップルが、大人しすぎるからかな?

    前作で魔力を失ってしまったオーウェン。
    恋人のケイティは、もともと魔力がまったくなく魔法にかかることもないイミューン(免疫者)。
    オーウェンは魔力がないほうがむしろ危険が少ない過去の書物を調べることに没頭し、ケイティのほうは仕事に退屈を覚え始めていました。

    古写本を読んでいたオーウェンがとんでもないことを発見する。
    権力への渇望を生み出し、他者を支配する力を与える危険な石<月の目>がティファニーに現れたというのだ。
    宝石店に駆けつけた二人は、<月の目>の行方を追うことに。
    大富豪の婚約者の手に渡ったらしいのだが‥
    なかなか正体のわからないその婚約者は、ケイティのかっての上司ミミだった!
    もともと我がままなミミが、こんな力を手に入れたらどうなるのか‥?

    <月の石>はエルフの細工した黄金の環に取り付けられたブローチとなって売られ、エルフは一族の秘宝を取り返そうと追ってくる。
    ニューヨークの街中を追いつ追われつ、指輪物語パロでもないでしょうが~ファンタジーらしいキャラが次々に登場。
    それぞれに<月の目>の存在を感じ取ると、権力欲を刺激されるのでした。
    ケイティとオーウェンが手に手を取り合っての冒険行が続きます。
    オーウェンはなくなった両親の過去が明らかになったため、野心を抱いているのではという疑いもかけられながらの奮闘。
    ケイティの祖母も孫の身に危険を感じて上京してきて、オーソドックスな魔法使いぶりを発揮します。

    ちょっとめまぐるしい感じだけど、まずまず楽しく読めました。
    事件はいったん解決するものの、意外な展開もあり!
    さて、次は~?
    続きも読みたいシリーズです☆

  • (株)魔法製作所シリーズです
    魔法が効かないケイティと、魔法界最強レベルの魔術師オーウェン(ただしはにかみ屋)はこれまでお互いの特性を生かして困難を乗り越えてきた最強タッグ。
    でも前作にて魔力を失ってしまったオーウェンは、ケイティと同じく免疫者(イミューン)になってしまう。魔力が戻る見込みはなく、魔力0コンビは今作でどうなるかというと・・・

    開始30ページほどでまたもや魔法界の危機に携わることになります。
    さすがです!

    ケイティたちは常に追ったり追われたり攻撃されたり仕掛けたり走ったりでこちらに息をつかせぬ急展開の連続です。
    そんなストーリーの中くすりと笑えるのが、どんどん増えてく仲間?たち。なんとも個性的で、彼らの掛け合いには笑わずにはいられません。私は弱者の老人の皮をかぶって、ガンガン杖で物理的・魔法的攻撃を放ってくれるケイティの祖母が大好きです。

    ちなみにこれ、日本オリジナル書き下ろしらしいです。
    前作の翻訳者あとがきで、次回作の出版が危ぶまれているみたいなことが書いてあって、どうなるんだろうと思ってましたが、ラストの引きを見る限りセカンドシーズン開始という感じで安心しました。
    また次の作品も楽しみにしてます!

  • 物語の途中でデジャヴを感じたり(つまり構成が似ていた)、バタバタ劇の割に中だるみしていたり、それでもやっぱり好きみたいで、すぐに読み終わったので感想を書き忘れていました。
    ディズニーのシンデレラ的というか、とにかく前向きにどかどか進んでいくのがよい。
    続きも買いますよ。でも、この調子ならあと2作くらいで終わるのがよいのかも?なんて。

  • 魔法が使えなくなったオーウェンとイミューンのケイティ。今回の仕事は権力への渇望を生む魔法の石を回収すること。

    権力欲を増幅する石という設定はおもしろかった。
    ドタバタが無理なく起こるし、石を守る側と石に影響されてしまった側とのやり取りも笑えたし。
    とは言うものの、ちょっとキャラ出しすぎじゃね?って思ったのも事実。
    ノームって必要だったの?
    エルフたちが 歌が上手いというエピは?
    第2シーズン開始は嬉しいんだけど、ちょっと作者がはしゃぎすぎちゃったねという印象。
    ああ、でも引きはうまいよね。次が楽しみだもん。

  • このシリーズは終わったと思っていたので書店で偶然見つけた時には、やった…‼Σ(゚∀゚ )ってなった。

    今回、オーウェンが魔法を使えないためか、ピンチや新たな敵、さらには某元上司に2人はかなり苦戦の様子。ケイティの祖母もニューヨークに来てます。オーウェンの魔法がないのはちょっと物足りなかったけど、やっぱり面白かった。次巻も読みます。絶対。

    個人的にはケイティの皮肉とかジョークがすごい好きです

  • 魔法製作所シリーズセカンドシーズン。なんとここで…!という大きな出来事が二つ。びっくり。
    全体を通してドタバタとわりと心も忙しく、あまり息つく暇もなしという感じでしたが、これは次が楽しみ、という終わり方でした。

  • ケイティは退屈していた。競争相手のいない市場でのマーケティングなどサルでもできる。そんなとき、古写本の解読にいそしんでいたオーウェンが、とんでもないことに気づいた。権力への渇望を生み出し、他者を支配する力を与える危険な石“月の目”が、ティファニーに現れたというのだ。早速ふたりは追跡を開始する。日本オリジナル書き下ろし。大人気シリーズセカンドシーズン。

    前作ラストで魔法を使えなくなったオーウェンとの関係や、ケイティの立ち位置がどう変わっていくのかな、と考えながら読み始めたんですが、意外と考える間もなく新しい事件が起きてあっという間に展開が進みます。たった1日の出来事というのに読み終えるとびっくりするな。ただちょっとバタバタしすぎな感じはあったので、もうちょっと二人の関係が深まるところを見たかったなとも思いましたが。本当の意味でティファニーで指輪を買う二人が見たいよー!そうこうしていたらまたオーウェンに魔法が戻りケイティも魔法使いになるという衝撃の展開。ま、まじか・・・。グラニーは大活躍だったけど、いつものケイティの女友達は出番が少なくてちょっと寂しい。

  • 面白くないとは言わないが、ちょっと雑

    オーウェンが外野からどう見られてるのか
    が作中では出てくるけど唐突感が否めない
    その前にオープニングでトリックスやイザベラとケイティがランチでもするシーンを挟んで会話させてもやよかったのでは?
    ケイティ彼氏だけになったの?
    トリックス達から避けられてるの?
    ならそれも描写して欲しい

    作中一日ですべてを終わらせたかったのもわかるし、それにはスピード感が必要なのもわかる
    けれどその分、作者の売りのひとつである丁寧な描写を捨てるほどのものか?
    とも思ってしまう

    ガーゴイル戦は楽しかった
    羽繕い大事なのも苔が敵なのも石っぽくてよかった
    サムが人気なのもわかった

    ロッドとグラニーが今回は絡んできたのも、反面マーリンが殆ど絡んでこなかったのも珍しくて面白かったけれど
    人気のない脇キャラを疎かにされたのが物悲しい

  • あえて自分でトラブルに飛び込んでいくスタイル、ドラマでよく見るパターンだなと思った。でもキャラクターが魅力的で、このシリーズを永遠に読んでいたいという気持ちに答えてくれるのはよいところ。

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