魔人の地 (嵐の王1) (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488554033

作品紹介・あらすじ

サマルカンド一の絨緞乗りターリクは、絨緞競争の最中に助けた謎めいた女に、絨緞でカリフの治めるバグダッドに行ってくれないかともちかけられる。だが、街の外に広がる砂漠には恐ろしい魔人がいる。いったんは断ったものの、たったひとりの弟が女の口車に乗せられてバグダッドに向かうのを知り、慌ててあとを追う。砂漠に花開く白亜の街、不気味な魔人、翼ある象牙の馬……千夜一夜的世界を舞台にした魔法ファンタジー3部作開幕。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で。
    空飛ぶ絨毯競争ってのはなんか面白いなぁと思ったんですが、兄弟の確執は面倒くさそうだし、ヒロインはあからさまにアヤシイし、でもそんなヒロインに兄弟揃って骨抜きにされてるしでなんか…う~ん、アホか、と言いたい感じでした。

    大体魔人も空飛ぶ時点で飛び道具とかで対応しないと無理じゃない?カタナで片手で切りつけてって戦闘方法は圧倒的に少数では不利だと思う。速さは絨毯が圧倒しているとかならまだ何とかなるかもしれないけど。
    そんな感じのムリゲーっぽいのでまあ3冊読むのもな…と断念しました。

  • 中東とか中央アジアらへんを舞台に、空飛ぶ絨毯の乗り手の冒険を描いたローファンタジー。
    兄弟の確執とか愛とか、魔神との戦いとか。
    三部作の一冊目の今のところは、ものすごく面白くはない。
    象牙の馬が可愛い。
    二冊、三冊目と読みすすめるうち、謎が生まれたり解き明かされたりしていって、ゆっくりと引き込まれる感じ。

  • 塀の外は魔神の住む世界。弟を追って塀を越えたターリクが、弟と謎の美女と共にバクダッドを目指す。設定はアラビア風進撃の巨人。魔神は巨人ほど強くはないが、人間のように組織だって動いている上、大きかったり、空が飛べたりするので強敵。先は気になるけど、展開速すぎるのと話が拡散しているので、なんだかいまいち乗り切れない。2巻はまぁいずれ…という感じかな。

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