失われし一族 (上) <ヴァルデマールの風 第二部> (創元推理文庫)
- 東京創元社 (2006年1月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488577087
感想・レビュー・書評
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この間読んだ本の続き。隼殺しさんの過去もわかり、ああこの人はしぶとく生き抜きそうだなあ~と思ったら…?まあ次のシリーズでまた出てくるかもしれませんが。
魔法の話しになると結構スピリチュアルな話になりますね。まあ今現在使える人は居なさそうだし仕方ないか。何となく、ですが欧米社会ではファンタジーが異世界になるのはキリスト教の教えに反するからだろうか?とか思いました。地脈の力を借りるとか、ニンゲン以外の知的生命体の存在とかはあまり宗教的に認めてられないのかなあ、と。でもハリポタは受けてたし…。思い違いかもしれませんが。
問題点が絞られてきたので非常にテンポ良く読むことが出来ました。そしてお話の舞台がまたヴァルデマールに戻るわけですね。次も楽しみです。個人的にはナイアラが好きです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読ー。
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ナイアラの自立。美形の自信家<炎の歌>のキャラはこの物語において新しい。ライバル出現にひとり悩む<暗き風>は微笑ましく滑稽でもある。
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うーん、エルスぺス、主人公なのに確かに地味だ。ロマンスもやや微妙だし。
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上下巻「“隼殺し”の攻撃は撃退され、エルスペスは“鷹の兄弟”のもとで魔法の修行をすることになった。彼女を指導するのは“暗き風”。だが、彼はエルスペスに複雑な感情を抱いており、二人はどうもうまくいかない。見かねた鷲獅子たちがついに教師役を買って出ることに。一方スキッフは“もとめ”を持ったまま姿をくらましたナイアラを捜していた。“ヴァルデマールの風”第二部登場。」
長いシリーズは、読みたいところにたどり着くまでも長い。…切ない。