- Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488577193
感想・レビュー・書評
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外交官としてヴァルデマールを訪問中の司祭の書記の少年、カラルを訪れた「もの」は……。ぶはは。まさかこんな展開だとは。いったいカラルに何があるんというんでしょう。……にしても、こんなことあったらそらカラルたんもびびりますわ。楽し~。とか思っていたら、また壮絶な展開で……なんでラッキーはこんなに壮絶な人生味あわせるんだ……。でも、みんなが力合わせるところはやっぱり燃える。こうなったら、帝国も一緒に力合わせて、な展開を期待。いろいろな国や種族が出てくるところが今シリーズの話の一番の楽しみになりそうです。
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再読ー。「絵」を見たときのカラルが切なくて。いいこだなあー。
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ヴァルデマールの世界に嵌りました。‘嵐’の続巻が楽しみです。これまで、主人公たちの生真面目さに違和感を覚えていたのですが、カラルとアン=デシャの成長していく姿には、余分な考えが入り込む余地がありませんでした。世の中には正しくないことが氾濫しています。ファンタジーの世界だけでも‘正論’を唱えてもいいのだと観念しました。さあ、続巻が出るまでに‘風’を読まなくては!
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上・下巻をまとめて書きます。
内容紹介を扉から一部転載します。
『これがあの〈白い悪魔〉のひとりだって?カース国の書記官カラルは混乱していた。案内してくれた親切なヴァルデマール人が、故郷で〈白い悪魔〉として恐れられている〈使者〉だったとは。共通の脅威ハードーンを前に、長年の宿敵カーストヴァルデマールが手を結んだ。そしてヴァルデマールへの施設に同行したカラルは、信じてきたことがことごとく覆されるのを目の当たりにした・・・・。
アン=デシャは困惑していた。〈隼殺し〉から解放されたのはいいが、自分の中にまだ〈隼殺し〉が隠れているのではないかという疑念に苛まれていたのだ。その上どういうわけか助けてくれたテイレドゥラスの魔法使い〈炎の歌〉と恋仲になってしまった。そんな時ヴァルデマールを魔法嵐が襲う・・・・。』
この物語世界で背景になっていた国々が、実体を持って現れてきました。カース国と東の帝国です。
現れたのを見ると、どうやら魔法のあり方などは違っていても住んでいるのは普通の人間でした。
東の帝国の皇帝はすごい権力を握っていて魔法使いでもありますが、何もかも思い通りにできるわけでもなく、すべてを知ることも出来ません。皇帝候補のトレメイン大公は、さらに周りの環境に翻弄されています。
今回の主人公はカース国のカラルでしょう。彼の目からヴァルデマールを見ているので、読者にお馴染みのヴァルデマールも新鮮な見方が出来ます。
上巻ではカラルの困惑と観察が丁寧に描かれていて、テンポがゆっくりなのでちょっといらいらしました。
でもそのおかげでカラルとカラルの師であるウルリッヒに、とても親しみを感じるようになりました。特にウルリッヒは素晴らしい人物だと思います。
最初の魔法嵐が吹き荒れてから、話が加速してどんどん面白くなりました。
そうそう〈火猫〉のアルトラは良いですね。見栄っ張りでやっぱり猫の性格を持ってるわ。
嵐は始まったばかり。これからどうなるのでしょうか。
東京創元社刊のこの前のは〈最後の魔法使者〉三部作の第一部だったので、次は第二部かと思ってましたが違いました。新シリーズです。
ということは今後は、大昔の時代とこれからの時代のを平行して発行していくって事かな。
このシリーズ、時間も空間もものすごく大きくなりましたね。-
ほんと、本プロ閉鎖時にこれがあったら、こっちに来たらよかったですよね。
今年に入ってからの分を早速昨日引っ越してみました。でも、それ以...ほんと、本プロ閉鎖時にこれがあったら、こっちに来たらよかったですよね。
今年に入ってからの分を早速昨日引っ越してみました。でも、それ以上はもう無理かな。
これって、mixiのアプリじゃないんですよね?
読書メーターも最近ずいぶん私がはまってます。
感想に「ナイス」される機能と言うのを最近知って、なんかほめられたら励みになっちゃうもんですよね・・・。2010/09/28 -
あしかさん、これはmixiに繋がってるらしいけど、それ以上ではないと思うわ。
あしかさんのコメントをもらって分かったけど、コメントがつ...あしかさん、これはmixiに繋がってるらしいけど、それ以上ではないと思うわ。
あしかさんのコメントをもらって分かったけど、コメントがついたのかどうかお知らせがなかった。mixiだと自分のページに行けば、〈コメントがあります〉とすぐわかるんだけど。
あしかさんのいつものブログはどうですか?
これも、何か設定すればいいのかしらね。2010/09/28 -
う~ん。サイドバーのコメント数のポイントは上がるんだけど、他の所の表示は見つけられない・・・。
いつもの私のブログには、メールでお知らせが...う~ん。サイドバーのコメント数のポイントは上がるんだけど、他の所の表示は見つけられない・・・。
いつもの私のブログには、メールでお知らせが来るんだけれど、トラックバックのお知らせも来るから、で、それがもう山のように不要なものが一緒に来るから時々見逃がす・・・。
ここは、なによりときわ姫さんの履歴がわかってすごくうれしい。出来れば少々さかのぼっていただきたいくらいですよ・・・ヾ(´ε`*)ゝ
mixiとリンクさせたんだけど、私の場合そっちに記事書いてる訳じゃないから意味はあるかなああ・・・・と首をひねりつつ・・です。2010/09/29
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女王ラッキーの新刊、楽しみにしていました。
前の巻まではあまり実像がはっきりしなかったカース国でしたし、こちらも彼らは一体どういう人たちなんだろうと思っていたんですが、そのあたりが明かされて興味深かったなぁと。
カラルの視点からの描写が多かったように思いますが、『ああ、彼らも人間なんだな』という当たり前のことに気付き、且つそれを受け入れなければならないということの難しさがわかり易く書かれていたように思います。
続刊が楽しみです。