500年のトンネル 下 創元推理文庫 F フ 7-2

  • 東京創元社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488599027

感想・レビュー・書評

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  • どんどんと加速していく物語に引き込まれつつ、アンドリアの愚かさに苛々させられっぱなし。
    ピーアが辛うじて魅力的かなとも思うけど、こういうキャラで行くのであれば、上巻冒頭のシーンはいらなかったよなあ。

    面白いのは面白かったのだけど、なんか全体的にしっくり来ない作品だった。
    変なモヤモヤが残っちゃった感じ。
    それは結末が、とかではなく、全体的な違和感、というか。
    かなり力業で物語をねじ伏せた感が随所で見受けられたような、そんな感じ。

    続編も買っておいたので、そのうち読もう。

  • ファンタジーと歴史小説のよき伝統を受け継いだ児童文学だったのである。

  • -

  • 重傷を負った恋人を21世紀に運び込んだはいいが…
    パニックを起こした少年の目に映る未来世界。
    途中で会ったホームレスとのやりとりがおかしい、じつはこれが末裔で、祖父の使っていた言葉を話せるために16世紀から連れ去られたと誤解され?
    タイムチューブまでたどり着く勘と勇気がいい感じに描かれています。
    21世紀と16世紀の闘いはいかに?
    ロマンス物というには甘くないリアルな展開。
    ただし、続編あります~。

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著者プロフィール

イギリスのブラック・カントリー工業地帯に生まれる。14歳のとき短編小説のコンクールで入賞して以来物語を書き続け、1987年『ゴースト・ドラム北の魔法の物語』でカーネギー賞、1999年にThe Sterkarm Handshakeでガーディアン子どもの本賞を受賞。翻訳刊行された作品に『エルフギフト 上・下』(ポプラ社)、『12の怖い昔話』、『500年の恋人』『500年のトンネル』(ともに東京創元社)など。

「2020年 『ゴーストダンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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