銀河帝国の興亡 1 風雲編 (創元推理文庫 604-1)

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488604011

感想・レビュー・書評

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  • クソ生意気な中学生の頃に読んだ。SFの好みを決定付けられた。
    あれ以来、何年か毎に読み返す。
    古くなったな、と思いながら、やっぱり夢中になる。
    多分、いろいろ原点。この最初の三部作が好きだ。

  • 雑誌掲載の第一作は『エンサイクロペディスト』。[原子爆弾]がHGウェルズの空想の中にのみあった時代に、原子力発電の事故で「惑星の半分が居住不可能になった」銀河帝国の衰退の一徴だが、ファウンデーションは技術を与えるのにわざと原子炉を不安定にして、本社のエンジニアがいないとたちまち事故るらしい。小帝国の貴族に「プルトニウムを供給してくれますか」とからかう「太古の時代以外Ptが使われたことはない」/中学生の時から疑問に思っているのは化石燃料にたよるアナクレオンが宇宙船をもって周辺の脅威になりうること、推進力は?
    第一部(戦後、単行本刊行時の書下ろし)『サイコヒストリアン』。表紙にもなっているエレベーター内の会話「原子力発電とばかり思っていた」「昔はそうだったがね、今は温度差を利用している。それのほうが安いからね」ほんとうは“原発事故の可能性”を排除するためではないか?放射性物質を使う限り「原理的安全」は無く、「制御的安全」にすぎない。『宇宙商人』の章では「いま僕が破壊工作すればどうなる」「射殺されるだろう」「でも原発は治せるのか?」といった会話がある。

  • 銀河帝国の崩壊を予知したハリ・セルダンは銀河の辺境にファウンデーションを設立。

  • 古書購入

  • 最初は早川文庫で読んでいたのだが、どうも盛り上がりに欠けるため(読み終わった今となっては、訳のせいというよりも、そういう展開だったのかなあと思っている)、創元社文庫に変更した。
    最初は設定についていけず、ようやく理解し始めたのは2巻の三分の一を過ぎたあたりだが、なぜこんなにころころと主人公が変わるのだろうとか(話によって登場人物ががらっと変わるのである)、これ前の章とどういうつながりなのと思ったりした。
    世界観、展開に慣れるまで時間を要したが、一巻は後半(第三部?)がおもしろい、というかそこからおもしろくなってくる。興奮を掻き立てるような展開ではないが、それでもページを捲る手は止まらない不思議。
    見通しがつかないというか、どういう結末になるのかはまだわからない。

  • 人類は発展し続けなければならないことが、アシモフの他の某長編とあわせて、綴られている。そっちを読んでると凄く盛り上がれると思う。

  • ・帝国の崩壊 ← 心理歴史学者 ハリ・セルダン
    ・手ルミナス(ファウンデーション) vs アナクレオン
    ・ハーディン(宗教 ← 科学による支配) → マロウ(貿易による支配)

  • 銀河一大叙事詩。遠い未来の宇宙の、数百年に渡る長い歴史を記述する、とてもスケールの大きい小説。時代や登場人物が入れ替わり立ち替わりで、銀河帝国の崩壊からファウンデーションの形成、発展の過程を描写する、作者の想像力には脱帽する。

  • 銀河帝国の崩壊を予知したハリ・セルダンは銀河の辺境にファウンデーションを設立

  • ファウンデーションシリーズの1作目。
    早川からも出版されてるが、
    翻訳はこちらの方が良いので、
    こちらが、お薦め。
    4作目からは、早川のしか無いので、
    そちらを読むしか無いですが、、、

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著者プロフィール

Isaac Asimov (1920―1992 )。アメリカの作家、生化学者。著書に『われはロボット』『ファウンデーション』『黒後家蜘蛛の会』等のSF,ミステリーのほか、『化学の歴史』『宇宙の測り方』等の科学啓蒙書やエッセイが多数ある。

「2014年 『生物学の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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