地球幼年期の終わり (創元推理文庫 611-2)

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488611026

感想・レビュー・書評

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  • 太古の人類のステージをあげてくれる超存在との遭遇。
    2001でも、おなじテーマでしたね。知性を獲得することが、進化の不連続性になっているのでしようか

  • 面白かった。

  •  
    ── クラーク/沼沢 洽治・訳《地球幼年期の終わり 19690401 創元SF文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4488611028
    ── Clarke,《Childhood's end 1953‥‥ America》
     
    …… 地球には国家がムダになり、犯罪や殺人がむなしいものとなり、
    教育はすっかりさまがわりして、大学を予定通り出ていく者などなくな
    った。何度でも大学に戻ってくるのである(20011127)。松岡 正剛 0428夜
    https://1000ya.isis.ne.jp/0428.html 
     
    ── クラーク/伊藤 典夫・訳《2001年宇宙の旅 19770430 ハヤカワ文庫》
    ── クラーク/山高 昭・訳《自伝・楽園の日々 19900831 早川文庫》
     
     Clarke, Sir Arthur Charles 19171216 England Sliranka 20080319 90 /~戊子0212
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/20080319
     Early morning ~ 朝は暗く、ハルを待たず ~
     
     将棋も、師匠の内弟子となって子守や雑巾がけに始まっていたのが、
    ついにAIに勝てなくなり、今後はAIも(武士の情けで)人間と争わ
    ないことを宣言しました。(20151012)
    https://matome.naver.jp/odai/2144461135407442101
     
    …… 予備校も、都心の高い敷地に集客するのは、古めかしい学校商法
    のイメージ戦略にすぎないと思われます。昨今の、翻訳ソフトの進化も
    目ざましいのに、あくまで教える側のメンツと生存が優先するのです。
    http://q.hatena.ne.jp/1526867605#a1267589(No.1 20180521 16:24:16)
     It was AI ~ パソコン幼年期の終わり ~
     
    (20180521)
     

  • 人は圧倒的な存在に強いられなければ、平和な関係を築けない。
    これがとてもSF的だと思うのだけれど、それが自分たちよりはるかに科学力が進んでいる生命体であると。外敵がいなければ、団結できないという設定の話でもこれは通じる、人類の皮肉。

    進化した人は、まったく別の生きものになる。
    その進化は喜ばしいのかどうか、まったくわからない……

    上主の姿が悪魔だから、人の前に姿をはじめ現さなかった。
    その悪魔の姿というのは、人の未来の記憶が人々の過去に記録として表れていた。
    さすがクラーク、おもしろかったし、意外なものばかりだった。

  • 驚愕するところが3つほど。すごい
    正体と目的が最大の謎で、最初に解ける謎は最高でした。なるほど、と。
    世界の最後の表現としては、個人的にあまり好きではない系統。カートヴォネガットの方の叙情的で、人類への愛憎が含まれるものが好みなので。幼年期の終わりのほうは、理性的というか哲学的というか。ものたりたいのが残念。

  • 病気で入院している時にお見舞い品としてもらった1冊。ユートピアに疑問を感じる人間。生きる意味とは?
    宇宙は果てしない。

  • 読まないともったいない本のひとつ。

  • 米ソのミサイル競争はドイツのロケット技術から始まった。
    1975年、地球周回ミサイル衛星が東西両側で完成直前に巨大円盤が世界の主要都市上空に出現し、
    冒険心、好奇心に満ちているのが少年時代とすれば、

  • ずしりとくる読後感。
    底の見えない上主に蟷螂の斧を振るう序盤も、次第に秘密を明かしていく中盤もいいが、終わり方が素晴らしい。
    2001を新しい見方で見ることが出来そうだ。

  • SFとしての読み物としては面白かった。
    引き込まれる表現力。

    人類の未来像としては、希望を持てるものではないのであまりおすすめできない。

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