フューチャーメン暗殺計画/危機を呼ぶ赤い太陽 <キャプテン・フューチャー全集9>

  • 東京創元社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488637194

感想・レビュー・書評

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  • <代>
    2つ収録されている物語のうち『フューチャーメン暗殺計画』はジョセフ・サマクソンという人が書いた作品。そうエドモンド・ハミルトンではないのだ。同じキャプテンフューチャーシリーズとして本家本元から出版されているのにそういう事が割と平気で起きている。この時代のアメリカンSF小説ってまあそういうこともアリだったのだろう。作家ぢゃなくてキャラクターのブランドが優先されるのね。スーパーマンやバットマンの原作者は誰か!?という事にあまり興味がないのと同じかな。

  • 「フューチャーメン─」はシリーズ物のお約束と言っていい
    ネタである「主人公の死亡(暗殺)」「主人公の記憶喪失」
    「主人公の偽物登場」その三つをすべて盛り込み、しかも
    人工惑星フューチュリアという一大ガジェットを扱い、複雑
    な三極構造のストーリーを読みやすく見事にまとめるあたり
    さすがハミルトンと思って読んでいたら、何とサマクスンの
    手によるものだった。お見それしました。
    「危機を─」は長命薬ヴイトロンの供給危機に立ち上がる
    お話。楽しめはしたのだが、何となく今までに読んできた
    作品のモチーフが多いなと感じた。シリーズ物が息切れする
    感じだろうか。カーリンという人物の視点で書かれている
    パートがあるということと、カ・サアアルの最後が印象に
    残った。

  • キャプテン・フューチャーシリーズ全集の第9弾。
    星間航行ができるようになって10年も過ぎてるのであれば、そろそろ色恋の話があってもいいように思うが、この本の時点で人間の寿命が100歳を超えているのだから、10年ぐらいはあってないようなものか?

  • そんなものかねえ。

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