- Amazon.co.jp ・本 (467ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488698034
作品紹介・あらすじ
ある時は辺境惑星の一介の中尉、ある時は極秘任務に就いた傭兵艦隊の提督-。二重生活を送るマイルズは、隠密作戦を成功させたが敵に追われ、艦隊を引き連れて地球まで逃げてきた。だが運悪くTVレポーターに正体を悟られる。とっさの機転で「あの傭兵提督は、わたしの非合法なクローンなんだ!」とでっちあげたまでは良かったのだが…。想像もしない災難が。痛快活劇第2弾。
感想・レビュー・書評
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多分、スペースオペラのヒーローとしてはありえない姿のマイルズ。
バックグラウンドは充分華やかだが、特殊な設定の主人公が読むうちに魅力を増してくる。
第一作の戦士志願は読んでいないが、読めば本作も
もっと楽しいかもしれない。
久しぶりのスペースオペラ。読後感のビジュアルさもいつもどおり。あれ、あれって本だっけ、映画だっけなバージョンのエンターテイメントである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一人二役をごまかすため、マイルズは自分のクローンがいるのだと答えたことで上手く乗り切ったと思っていた。しかし本物のクローンに遭遇し捕らえられてしまう。
マイルズに恋人ができたりクローンが出てきたりと、一連のシリーズに影響する新しい展開もあるし、どんどん先を読みたくなるのだが、何か物足りない。訳者によるあとがきには、ジュヴナイルのようだと書かれている。イアン・ワトスンから『自由軌道』をジュヴナイルと言われたとも。最近できた言葉だし日本でしか通じない概念だけど、これはジュヴナイルというよりはラノベだな。 -
マイルズ24歳です! 舞台は地球はロンドン! 相変らず最後の50ページまでは苛々するほど謎だらけ。でも! これは『嘘から出た真』って奴で、テレビリポーターに捕まっちゃったマイルズが思わず『ネイスミス提督? あれは僕の違法クローンなんですよ! 僕も迷惑してるんです!』とやったらほんとにクローンが出てきたという話^^; ついでにやっとマイルズに特定の恋人が出来た! よかったよかった(^^)
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マイルズ艦長シリーズの第2巻。
良くも悪くもキャラクターもの。相変わらずストーリーテリングはうまい。