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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
大変。内容が濃すぎて深すぎてとても一度じゃ理解できない。10度読んでもまあ無理でしょう。すばらしい作品なんだと思う。それを理解できないことがすごくすごく悲しい。万物理論なんてマクガフィンだろうと思って読み始めたらとんでもない。いろいろなネタが散りばめられて、読んでいるとその文書から深いところが時々呼びかけてくる。声が聞こえる。いつかこの作品がわかるようになったらいいのに。評価点のマイナス点は作品には何の悪気もない、僕が理解できないことへの1点。点数の付け方間違ってて申し訳ないけどいつか5点にしたいという想いで。
2011 9/4読了。有隣堂で購入。
@yuki_oさんにすすめられて読んでみた本。
絶対に面白いだろうと思いつつその厚さにひるんで読まずにいたのだけれど、読んでみたらやっぱり面白かった。最後200ページは手が止まらない。
科学ジャーナリスト/物理学/バイオテク/政治/人間性/無知カルト等々、ひとつだけでもそそられる要素がもりこまれながら、まるでばらばらになっていない話。
ステートレス以後ももちろん好きだけど、ステートレス以前、フランケン・サイエンスに関する番組を作っている最中のアンドルーの話が個人的にかなり好き。
メラトニン管理したいなー。
俺にとってのSFってジャンルには二種類あって、「頭がいい人のためのもの」と「頭が悪くても楽しめるもの」に分かれてると思ってます。
これはブッチギリ混じりっ気無し、完全無欠の前者、土壌がなくちゃ楽しめないんだろうなーと思ったタイプの作品。何かの教科書を読んでる気分になりながら読み終えました。
物語を楽しむだけの余裕をもって読めたならまた違った感想も生まれるんじゃないかと思う、そんな作品。
タイトルから予想される物理学のみならず、バイオテクノロジー、政治、宗教、アイデンティティetcといった膨大なネタを詰め込んだ目眩く世界に圧倒される。話の本筋よりこっちの方が面白かったりも…w。
とはいえストーリーがおざなりなわけではなく、意外性のある展開の連続にはワクワクドキドキ。ラストの余韻も見事。
ベストSF2004年度第一位!と帯に謳って合ったので買ってみました。いやあ、読むのに大分時間がかかりました。
近未来に起こりうる事柄や、機器や、現象を説明することなく、ただ詳細に描写することによりその事柄があたかも当たり前の知識であるように見えてくる。常識、になる。その辺りの表現力は見事としか良いようが無いです。お話は科学的なことや専門的な話にともすれば偏りがちですが、その文章や会話があることによってこの世界のリアリティが保たれているのだと思います。いやあ、すごかったです。圧倒的なまでの存在感。近未来の超テクノロジーのお話ではなく、自分たちの精神世界や根源にまで話が及ぶのだから尚のこと。
面白かったです。ちょっと(いや、大分)難しかったですが。
大ネタ扱いはよかったけれど、人間宇宙論は既存のもので、作者の奇想ではないために驚きも半減気味に。
最後は思ったよりもマイルドで、哲学的な着地点。ドラスティックな展開を期待していたわたしとのすれ違い。(それこそ幼年期の終わりみたいになると思ったのに!)
いいSFの条件のひとつに、考証の細やかさがある。 つまり、キーとなる設定から派生する出来事をいかにシミュレートして詰められているかだ。たとえば、空飛ぶ乗り物が量産された(設定)→乗り物は大量のエネルギーを使う+飛行する際に騒音を出す(設定の詳細)→郊外に相乗りのための発着所が建設される(考証)のようなものだ。 イーガンの「万物理論」は、この考証がすさまじい。 テクノロジーの地平の向こう側... 続きを読む »
読むのに、時間かかったわー。 そのわりにしっかり理解した気がしない…。この最後までを知った状態で、また時間がある時にぜひとも読み直したい。 原題はディストレス、最初はこれが万物理論の英語名かと思っていたんだけど。読みすすめるうちに、万物理論はセオリー・オブ・エブリシング。(万物理論〈TOE〉は簡単に説明すると、素粒子の相互差用である強い力、弱い力、重力、電磁気力の無駄によっつに分類せれている力を... 続きを読む »
SFでは一番好きなグレッグ・イーガンの作品。アイディアの宝庫です。ストーリとしては長くて微妙ですが、よかったです。
四章くらいまで「どうしてこの原題でこのタイトルなんだろう」と思っていたのだが、なるほど納得。本筋の黒幕やらひっくり返しは「まあそうなるよな…」と思わせられるのだが、そんなのはどうでもいいと思えるくらいSF的な設定が面白い。va=汎を初めとする新語/造語には一瞬混乱したが、いい訳だと思う
素晴らしい!
ハード SF の傑作!
万物理論とは、
すべての自然法則を包み込む単一の理論。
この作品だけの話ではなく、
現実に研究が行われているものらしい。
理論物理学のみならず、とにかくネタ・トピックが多岐にわたる。
そして説明・論理の展開が眩暈がする程非常に細かい。
凡人(少なくとも私)には、この作品を 100% 読み切るのは難しかった。
でも読了する価値はあった。
宗教・思想と科学の対立、関係性が個人的な読みどころ。
また、汎性という概念とキャラクターが刺激的で面白い。肉(ホルモン)からの隷属の開放。しかし、それは自分なのか、そもそも人なのか(人である理由もないが)。
ディストレスの謎解き以降は、結論は面白いが、そこに無理に向かった感じがして、置いてかれた
ロビンダンバーの「科学がきらわれる理由」を思い出した。
イーガンらしい部分と、そうでない部分がある。
色々な思想・イデオロギーを持った人たちが集団として存在していて、それぞれがその独自の、相容れない思想を貫き通すために動き回る。
その思想が科学的なものに基づいていて、主観的な宇宙、観測によって初めて存在が確定するという量子論的な考え方を軸に、ソレをものすごく大きく広げたお話……かな?
その科学的な部分の表現の緻密さ・精密さがいかにもイーガンっぽい。
でも人と人との絡み合いが、他の作品に無いような人間クサさを含んでいて、そこがイーガンっぽくないようにも思う。
現代が「ディストレス」なのが、後半になって分かる。
イーガンなのでやっぱり難しいんだよなー。
【あらすじ】
すべての自然法則を包み込む単一の理論、“万物理論”が完成されようとしていた。ただし学説は3種類。3人の物理学者がそれぞれの“万物理論”を学会で発表するのだ。正しい理論はそのうちひとつだけ。映像ジャーナリストの主人公は3人のうち最も若い20代の女性学者を中心に番組を製作するが…学会周辺にはカルト集団が出没し、さらに世界には謎の疫病が。究極のハードSF。
【感想】
いや、おもしろいから。特にアイテム名とか出て来るからその辺弱くて。内容は科学と擬似科学の間とか、西洋東洋の間とかいうところを、ストレートドンて感じで。だからこういうことだから読めば、で次よ、っていっこのテキストを友達に手渡すのにええやん、と思いました。←ほっといてくださいすみません。オへへのへー
途中で挫折せず読み続ければ、引き込まれることは分かった。
カルトと科学、技術と人間、立場を混ぜ合わせながら物語として面白く読めるのは後半にはいってから
だった。

疲れた。





