銀河英雄伝説〈4〉策謀篇 (創元SF文庫) (創元SF文庫 た 1-4)

著者 :
  • 東京創元社
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感想 : 83
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488725044

作品紹介・あらすじ

第三勢力フェザーンに操られた門閥貴族の残党が七歳の皇帝を誘拐、自由惑星同盟の協力を得て帝国正統政府樹立を宣した。だが、フェザーン高官と密約を交わしていたラインハルトはこの状況を逆手に取り、フェザーン回廊を通って同盟へ大進攻することを目論む。その真意を見抜きながらもイゼルローン防衛から動けぬヤンと、帝国軍の双璧の一人ロイエンタールの死闘が幕を開けた。

感想・レビュー・書評

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  • どうも、たまに深いレビューを書くと評判の銀河帝国の若き皇帝ヒマハルト・フォン・メーロングラムです

    みなさんゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか
    (ちなみに銀河帝国にはゴールデンウィークはありません)
    ここぞとばかりに長編に手を出す人、いつもとちがう生活に読書時間がとれない人、様々だと思います

    私はと言えばゴールデンウィーク関係なくお仕事であります
    違いと言えば観光地にほど近い職場に通うため朝夕いつもは発生しない渋滞が発生することくらいですが、そこは天才策略家として後世に名を残すことになるであろう私ですから裏道を駆使していつもの時間に到着しました
    「疾風ウォルフ」も真っ青ですね

    さてゴールデンウィークも折返し地点、前半をしっかり楽しんだ人も、イマイチだった人もよい週末を!
    私は自由惑星同盟の不敗の魔術師ことドン・ビンリー打倒のため出撃します!


    お!第4巻にして初めて銀英伝の内容に触れたレビューでしたね(どこがじゃ)

    • 1Q84O1さん
      読んだことないですが、銀河英雄伝説って茨城の裏道についての話なんですかw
      読んだことないですが、銀河英雄伝説って茨城の裏道についての話なんですかw
      2023/05/04
    • ひまわりめろんさん
      茨銀河帝国です( ゚д゚ )クワッ!!
      茨銀河帝国です( ゚д゚ )クワッ!!
      2023/05/04
    • ひまわりめろんさん
      宇宙は広いぜ!
      内湯は狭いぜ!
      宇宙は広いぜ!
      内湯は狭いぜ!
      2023/05/04
  • 比喩や暗喩も多い作風ですが、読みやすいのがすごい。

  • ユリアンがいなくなってヤンとの掛け合いが見れないのが寂しい。ルビンスキーとルパートは父子の絆的なもので他勢力と渡り合うのかと思ってたのになんてあっさりな結末。ラインハルトの策略通りにいってて気にくわない。

  • 帝国、同盟、フェザーンの均衡がついに崩れて、状況が大きく動き始める巻でした。
    幼い皇帝を誘拐して、同盟内に旧門閥貴族を中心とする政府を作り上げる企み、ヤンとユリアンの思わぬ別れ、帝国のフェザーン占領と読み応えのある内容でした。

  • 中盤の盛り上がり。
    しかしこれだけ長くて登場人物も多いと、書き分けるのも大変だろうなと思う。
    この人についてもっと書いて欲しいとか、こんなページ割く必要あったのかなとか考える。
    はまってる証拠ですね。

  • さあ、物語が大きく動いてきました!
    余りにも同盟側の政治がトホホな感じなのですが、最近の現代ものに比べると作者の筆が落ち着いていますね。最近のは怒りを筆に乗せている感じですからね。
    帝国によるフェザーン侵攻、ユリアンの成長、まさかあの人がもう退場!? などなど盛りだくさんな上に、次への引きも大きく楽しめました。

  • いよいよラインハルトとヤンの大規模な戦いが始まりました。これまでやられっぱなし感がある帝国軍には今回少し頑張ってほしい。「ウォルフガング・ミッターマイヤーに二言があると思うなよ。」う~んかっこいい。

  • 大きな決戦へと動き出す巻だねぇ。ラインハルトとヤンの対比が相変わらずおもしろいw

  • フェザーンの陰謀による皇帝誘拐。それと密かに手を組みフェザーンの制圧と自由惑星同盟への最後の一撃を加えんとするラインハルト。そのことを見抜きながら、イゼルローンから離れられずなすすべを知らないヤン。いよいよ物語は自由惑星同盟滅亡へ突き進んでいきます。

    星雲賞、解説:堺三保
    雷鳴◆迷路◆矢は放たれた◆銀河帝国正統政府◆ひとつの出発(たびだち)◆作戦名「神々の黄昏(ラグナロック)」◆駐在武官ミンツ少尉◆鎮魂曲(レクイエム)への招待◆フェザーン占領

  • 3巻でも思ったように、やっぱりここはラインハルトとヤンが手を結んで新たな国造りを目指した方が、万事丸く収まり上手く行くんじゃないか?こう腐っていてはもう同盟側の存在意義って無いでしょ。そんな中でもユリアン少年が立派に育っている事が清涼剤の巻きでした。

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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